みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
今回は模試の種類と特徴についてご紹介したいと思います!
受験生はもちろんのこと、高1高2の方にもぜひ読んでいただければと思います。
それでは参りましょう!
各予備校の模試の特徴
河合塾模試
・全統共通テスト模試(マーク式)
年間で約35万人の受験生が受ける日本で最大級の模試です。
年に3回実施され、出題範囲は回を重ねるごとに広くなっていきます。
問題は入試傾向を元に河合塾の講師が作成したもので、共通テストレベルが出題されます。
受験する母集団が日本一を誇ることから判定・偏差値の信頼性が圧倒的に高いのが特徴です。
ただ、全てマーク式なので平均点が高い傾向にあり、記述と比べると偏差値が上がりにくいです。
記述が出ない大学を受験される方には、自分の実力を知るのに最適な模試だと言えます。
・全統記述模試(記述・論述型)
年に3回実施され、マーク式と同様、回を重ねるごとに範囲が広くなります。
記述模試の特徴は大学入試の頻出問題しか出題されないところです。
頻出問題ばかりということは、参考書の完成度を意識して取り組んでいればある程度点数出来ます。
また、全て記述問題になるので、実力がなければ空白になってしまいます。
そのため、マーク式と比べて難しいと感じる受験生も多く、差が付きやすいです。
記述問題の形式を受験する方にとって間違いない模試だと言えます。
進研模試
学校単位で実施されるため、浪人生は受験できません。
また、進研模試を採用していない学校(※難関の私立・公立高校に多い)もあれば、採用校の中でも大学受験を考えていない高校生も受けていることから、母集団は大学受験の層と必ずしも一致しません。
問題は基礎的なものが多く、受験者の母体レベルも低めなので、良い結果が出やすいのが特徴です。
偏差値はだいたい河合塾模試の+5ぐらいで出ます。
進研模試しか受けたことのない受験生は、河合塾模試なども受験して正しい自分の学力を把握するようにしましょう。
ただ、進研模試の問題自体が悪いわけではないので、使い方次第ではその後の勉強に十分役立てることができます!
特に進研模試であまり良い結果が出なかった場合は、基礎が欠けている可能性が非常に高いです。
取れなかった原因を細かく分析し、復習や弱点補強に十分時間を充てるようにしましょう。
駿台模試
・駿台マーク模試(マーク式)
共通テストと私立大学のマーク式試験に対応している模試です。
河合塾模試と難易度は似ていますが、受験者数が少なく、判定や偏差値においては河合塾模試が勝ります。
問題の難易度は基礎から標準のものが多く、駿台模試の中では比較的易しめです。
対象の受験生が幅広いことから、差が付きやすく、他の駿台模試と比べて偏差値が高めに出る傾向があります。
・全国模試(記述式)
駿台模試の中でもトップクラスに難しいのが全国模試です。
受験者層は難関国公立大を目指す実力者ばかりの印象です。
周りのレベルが高く、偏差値50を取るのも一苦労ですが、最上位集団の中で自分の実力試すことができます。
受験者が少ないため偏差値は低めに出ますが、難関国公立大志望の方は必ず受験すべきだと思います。
・全国判定模試(記述式)
全国模試よりもワンランク難易度が下がりますが、それでも他の予備校の模試と比べると難易度は高めです。
受験者層は難関国公立大・私立大を目指す方が多く、受験者数は河合塾模試と比べて圧倒的に少ないです。
受験者が少ない分、実力者集団の中で自分の実力を試したい方にはおすすめです。
問題は入試頻出レベルから発展レベルまで幅広く出題されます。
東進模試
東進模試は共通テストに特化したマーク型試験のみとなります。
受験者の多くは東進ハイスクールに通う生徒で、母集団は多くありません。
しかし、判定が絶対評価で行われるため自分の弱点や学力の伸びを細かく把握することができます。
(※絶対評価とは東進が大学の学部・学科、受験方式ごとに設定した目標得点に対して学力を評価するというものです)
また、東進模試の最大の特徴は成績が最短7日で返却されることです。
受験時の感覚が覚めないうちに復習や弱点補強ができるので、効率よく勉強に取り組むことができます。
成績の返却が早いため、マーク模試の演習量を稼げるというメリットもあります。
どの模試を受ければいいか?
マーク模試
マーク模試でおすすめなのは河合塾の全統共通テスト模試です。
理由は対象の受験生が幅広い点と、受験者数が日本最大級を誇る点にあります。
まずは信頼できるデータをもとに、自分の学力を客観的に評価し、今の自分がやるべきことを割り出しましょう。
そしてなるべく同じ模試を継続して受験するようにしてください。
同じ模試であれば成績の推移が把握しやすいからです。
もちろん模試の演習量を稼ぐために他の模試を受験するのもいいですが、判定は気にしなくていいと思います。
最後にマーク模試の難易度ですが、駿台>河合=東進>進研 こんな感じです。
記述模試
記述模試もやはり河合塾の全統記述模試がおすすめです。
理由はマーク模試と同じく、志望校判定や偏差値が他の模試よりも信頼できるだからです。
ただ、河合模試の難易度は標準レベルなので、難関大を目指す方は、駿台の全国模試や全国判定模試も受験するようにしてください。
記述模試の難易度は、全国模試(駿台)>全国判定模試(駿台)>全統記述模試(河合)こんな感じです。
いかがだったでしょうか。
模試に関しては、受験相談の時によく質問を受けるので、多くの受験生が気になることだと思います。
今回は模試の種類と特徴についてご紹介しましたが、一番大事なのは模試を受けた後に何をするかです。
模試の受けっぱなしで、判定に一喜一憂するのが一番良くありません。
模試の結果から具体的に何をすればいいか分からない方は、模試の結果を持って武田塾岩槻校の無料受験相談にぜひお越しください。
現状何が課題で、何から手を付けるべきか細かくアドバイスいたします!
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最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
武田塾岩槻校では、無料受験相談(カウンセリング)を行っております。
受験相談と言っても、人それぞれ状況が異なると思いますので、
いくつかのパターンに分け、ご活用いただきたい点をまとめました。
どれかに当てはまった方は、お気軽に無料受験相談をお問い合わせください。
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➡正しい勉強法で出来ているのか、すでに取り組んだ参考書の内容が
しっかり身に付いているかの確認の場としてご活用ください。
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