みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
今回はこれから受験勉強を始める方向けの投稿となります。
具体的には高校のレベル別にやるべき1冊目の参考書【英語編】のご紹介です!
例えば、同じGMARCH志望であったとしても高校のレベルによって出発点とやり方がそれぞれ異なります。
そこで今回は高校のレベルごとの傾向と「何から始めればいいのか」について解説いたします。
全てが当てはまるかは分かりませんが、参考程度にぜひ読んでみてください。
それでは参りましょう!
『高校偏差値50前後』1冊目にやるべき参考書
それでは偏差値50前後の高校に通う受験生が1冊目にやるべき参考書についてです。
まずは中学レベルからやり直すことを強くお勧めます。
特に公立高校に言えることですが、高校の偏差値は高校入試時点での仕上がりが如実に出るからです。
基本的に中学レベルの完成度が低いことが想定されます。
よって、いきなり大学受験レベルの参考書から始めても上手くいかないケースが多いです。
武田塾では中学英語の復習として以下の参考書をお勧めしています。
👑中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。/ 学研教育出版
わかりやすさ:★★★★☆
レイアウト:★★★★☆
網羅性:★★★★☆
こちらの参考書は全114のLessonで構成されており、中学3年分の英語を体系的に学ぶことができます。
「中学英語が苦手だった」「あまり英語を勉強したことがない」といった受験生にもお勧めです。
各章の見開きページ左側が説明部分、右側が練習問題という作りなので、説明を一通りを読んでから問題を解くようにしましょう。
途中で「復習テスト」のページがあるので、定着度を確認しながら進めてみてください。
著者による参考書とリンクした解説動画をYoutubeで視聴できるので、困った際に活用するのもいいでしょう。
これ1冊で中学英語を完璧にするのは難しいですが、大学受験の基礎を構築するには十分なボリュームです。
中学レベルが曖昧な状態で大学受験の勉強を進めてもメリットはありません。
本気でやれば1ヵ月で1周終わらせることも可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
『高校偏差値60前後』1冊目にやるべき参考書
続いて偏差値60前後の高校に通う受験生が1冊目にやるべき参考書についてです。
まずこのレベルの傾向として、得意科目は大学受験レベルから始めて問題ないが、苦手科目は中学レベルに穴がある可能性が高いです。
特に「高校入試で英語以外の科目で稼いだ」「中高一貫校で中学のとき勉強をサボっていた」方は、先ほどご紹介した中学レベルの復習から始めることをお勧めします。
後々の事故防止のためにも基礎からの学び直しが一番無難だからです。
では、中学レベルが卒業できている方にお勧めしたい参考書をご紹介します。
👑大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】/ 東進ブックス
わかりやすさ:★★★★☆
レイアウト:★★★★★
網羅性:★★★☆☆
こちらの参考書は全25講で構成されており、高校3年分の英文法が丁寧に解説されています。
「分詞構文の作り方」や「関係代名詞と関係副詞の違い」といった大学入試で狙われやすいポイントを把握するのにピッタリの参考書です!
ポイントを絞っているため網羅性は低めですが、各文法のエッセンスが理解しやすい1冊となっています。
各講のはじめに文法説明があり、読み進めると講の最後に「CHECK問題」が付いているため、説明を読んでから問題を解く流れで定着度を確認しながら進めてください。
『大岩の英文法』が優れている点は、「なぜその答えになるのか」までしっかり解説されているところです。
「文法を感覚で解いている」「私立大学を受験する」といった方には特にお勧めしたいです。
感覚で解いていたものが根拠を持って答えられる、そんなアハ体験ができると思います。
中学レベルを終えてからの接続としても使いやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
『高校偏差値70前後』1冊目にやるべき参考書
最後に偏差値70前後の進学校に通う受験生が1冊目にやるべき参考書についてです。
まずこのレベルの傾向として、中学レベルはほぼ問題なく、順当に大学受験の勉強を進めれば事故率は低いです。
その上でやって欲しいことは今の自分の偏差値の出方を分析することです。
例えば、英語の模試で偏差値が高かった場合でも、単語・文法・解釈のどれかに穴がある場合もあります。
今の自分に足りていない部分を炙り出し、補強するところから始めて欲しいのです。
そうすれば「何となく読める状態」から脱却し、点数も安定するはずです。
では、偏差値70前後の進学校に通う受験生にお勧めする1冊目についてです。
(※今回は文法に抜けがある場合を仮定してご紹介します)
👑肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本 / KADOKAWA出版
わかりやすさ:★★★☆☆
レイアウト:★★★★★
網羅性:★★★★☆
こちらの参考書は全77講構成で、文法の説明がコンパクトにまとめられており、網羅性が高いのが特徴です。
『大岩の英文法』には載っていない「知覚動詞」や「複合関係詞」などの内容も含んでいます。
見開きページの左側が文法の説明、右側が練習問題となっているため、説明を読んでから問題を解いてみてください。
練習問題は易しいですが、結局このレベルが完璧になっていなければ足元をすくわれます。
また、説明部分にある「POINT これを覚える!」までしっかり整理できるかが非常に重要です。
POINTは例文と絡めて色分けされているので、例文ごと頭に入れておくようにしましょう。
国公立志望で英文法にあまり時間をかけられない方には特にお勧めです。
ぜひ参考にしてみてください。
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