みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
12月に入り、今年も残すところ1カ月となりました。
みなさん受験勉強は順調に進んでいますでしょうか?
入試直前期ということで過去問演習を行っている人が多いと思います。
過去問は使い方次第でまだまだ点数を伸ばすことができます。
そこで今回は志望校に合格する可能性を1%でも上げられるよう過去問の使い方についてご紹介したいと思います。
今日ご紹介する内容が実践できているか自分のやり方と照らし合わせてみてください。
それでは参りましょう!
①過去問を解き終わった後に分析・復習を徹底的にやる
すでに過去問演習に取り組んでいる人も多いと思いますが、問題を解くだけになっていませんか?
ある程度の演習量をこなせば、その大学の出題傾向や時間配分を把握することはできます。
しかし、それだけでは不十分です。
自分は今どこで点数が取れていて、どこで落としているのかを徹底的に分析してみてください。
特に意識してほしいのは、本来取れるはずの問題で取りこぼしがないかを確認することです。
勉強していない部分で落とすのは仕方ないですが、やったところで取れない場合は必ず原因があります。
「選択肢の単語の意味は全て分かったが使い方まで把握していなかった」
「数学の解き方は分かったが演習量不足で計算ミスしてしまった」
「日本史の正誤問題になると解けなくなる」
このように間違えた原因を分析して書き出してみましょう。
そうすることで自分に足りていないところが正確に把握でき、必要な参考書に戻って復習することができます。
過去問を解くペースは、点数が全体の50%ぐらいで復習しないといけない内容が多い場合は週に1題、70%取れていて復習内容が少ない場合は週に2題のペースで解くといいと思います。
過去問はあくまで自分に足りていない部分を洗い出すために解くので、解き終わった後に必ず復習を行いましょう。
復習が済んだら、過去問で間違えた問題の解き直しを行い、自分の力で解けるようになったか確認してください。
ここまでやれば次に似たような問題が出てきても解けるようになるはずです。
苦手を潰していくことで自信にもつながります。
「問題を解く→分析→参考書で復習→問題の解き直し」の流れを意識して取り組んでみてください。
②全問題の解説に目を通す
過去問で間違えたところの解説を見るだけになっていませんか?
正解した問題の中には、何となくで答えたものや、解答のプロセスが間違っているものがあるかもしれません。
仮に何となくで答えた問題がたまたま正解だったとして、その問題が入試本番で出てきたらまた同じように悩みますよね。
それを防ぐためにも解説は全ての問題に目を通すようにしてください。
特に英語の長文では知らない単語や表現が必ず使われているはずなので、ノートに書き出すなどして確実に覚えるようにしましょう。
また、問題を解いている段階で〇(自信を持って答えられた)△(2択で迷ったなど、何となくで答えた)✕(分からない)のように分けるのも大切です。
自分の認識通り〇を付けた問題が正解で、✕を付けた問題が不正解ならいいのですが、〇を付けた問題がいくつも間違っているなんてことがあればかなり危険です。
認識のズレによって具体的な勉強の戦略が立てられず、成績が伸び悩む可能性も出てきます。
受験は入試本番の結果が全てなので、本番までに1%でも合格の可能性を上げられる勉強をしたいですよね。
実践できていなかった人は今日からでも〇△✕を使い分け、認識のズレで取りこぼしている問題がないか確認してみましょう。
これが出来ていれば、解き終わった後の分析と復習もやり易くなるはずです。
過去問演習を重ねる上で✕の数が減り、〇の数が増えていけば成長している実感も得られます。
入試までの残り時間を最大限生かしましょう!
③制限時間より5分早く解けるよう練習する
最後は過去問を解くスピードについてです。
入試本番は緊張、焦り、マークミスなど何が起こるか分かりませんよね。
なので初めからハプニングは起こるものとして想定しておくのがいいでしょう。
当日のハプニングを見越して5分~10分ぐらいの余裕を持って解き終わる練習をしておきましょう。
本番でも練習通り時間が余れば見直しができるので一石二鳥です!
まとめ
①過去問を解く時は〇△✕のように理解度別に印をつける
②本番のハプニングを想定して5分~10分ぐらいの余裕を持って解き終わる練習をする
③解き終わった後は全問題の解説に目を通し、復習すべき内容を洗い出す
④必要な参考書に戻って復習する
⑤過去問を解き直して自分の力で解けているか確認する
⑥解き直しが終わったら次の過去問を解く(週に1題から2題ペース)
いかがだったでしょうか?
冒頭でも述べましたが、過去問は使い方次第でまだまだ点数を伸ばせます。
今日ご紹介した中で実践できていなかったことがあれば、1つでもやってみてください。
入試まで残り時間は少ないですが、毎日1%でも合格の可能性を上げられるよう最後まで諦めずに頑張りましょう!
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