みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
今回は「部活引退後からMARCHに逆転合格する方法」というテーマで、逆転合格を狙いやすいMARCHの学部・学科についてまとめていきます。
これから本格的に受験勉強を始める方にぜひ参考にしていただければと思います。
それでは参りましょう!
短期間で逆転合格を目指す上での絶対条件
短期間で逆転合格を目指す上で、志望校を定めて必要な勉強に専念することが非常に重要です。
あれもこれもと手を付けられる時間が残されていないからです。
部活引退後に授業型の塾・予備校に入る人が多いですが、春から勉強を始めている人と同じように勉強しても勝ち目はありません。
出遅れた分を取り返すには「自学自習」が一番効率の良いやり方です。
まずは志望校を定めて入試方式・科目・配点を調べ上げ、合格に必要な勉強量を割り出す。
そして周りが授業を受けている中、自分は合格に必要な参考書を使ってどんどん先に進める。
時間がない人にとって、偏差値を10以上上げて逆転合格を目指すにはこのやり方以外にあり得ません。
ちなみに武田塾は「逆転合格」を得意とする塾です。
授業ではなく、一番効率の良い参考書学習をみんなに進めてもらい、その勉強の管理を日々行っているからです。
志望校別に必要な勉強量と優先順位を割り出すので、無駄な勉強が一切ありません。
仮に1日5時間勉強できるなら、その5時間でやるべきことを毎日指導します。
授業に勉強ペースを縛られないやり方だからこそ、短期間であっても逆転合格が可能です。
部活引退のタイミングで塾・予備校探しをされている方。
逆転合格の仕組みや今やるべき勉強についてお話だけでもぜひ聞きに来てください。
MARCHの志望校選定と注意点
MARCHの中でも大学によって入試方式・科目・配点が異なります。
逆転合格を狙いやすい学部・学科の条件は次の3点です。
1.受験科目が少ないこと
2.得意科目の配点が高いこと
3.募集人数が多いこと
順番に見ていきましょう。
1.受験科目が少ないこと
短期間で逆転合格を目指すには、科目数を絞って完成度を上げることが必須です。
受験科目が少ないことで高倍率が予想されますが、絞った勉強が出来ていれば勝率は上がります。
例えば、3科目勉強しているAさん(3科目の完成度は70%)と、2科目勉強しているBさん(2科目の完成度は75%)が2科目の方式で受験した場合、Bさんの方が合格の可能性は高いです。
また、MARCHの3大学を併願する人と、1大学に絞って受験する人では、1つの大学にかけられる対策量が異なります。
1つにかける対策時間を増やすことで、他の受験生よりも問題の傾向や時間配分を把握した状態で受験できるでしょう。
このように受験科目を絞り、集中的な対策をすることで結果的に勝率が上がるのです。
2.得意科目の配点が高いこと
MARCHの入試方式では英語の配点が高くなりやすい特徴があります。
実際にMARCHの多くの大学・学部で、英語の配点が他の科目と比べて1.5倍になっています。
中には配点が2倍になるところもあります。
英語で8割近く得点できれば、他の科目で多少失敗してもカバーできるということです。
ただ、MARCHを受験する以上、英語が出来るというのが必須条件といっても過言ではないでしょう。
英語は基礎固めに時間がかかるものの、正しいやり方で継続して勉強すれば誰でも得意にできる科目です。
数学や物理などの出題分野によって当たりはずれのある科目とは異なり、英語は一定のレベルまで積み上げれば安定して得点できるようになります。
これから勉強を始める人は英語の比重を大きくして対策することをお勧めします。
基礎をしっかり固めた後は、志望校の過去問を10年分解いてみましょう。
過去問演習をしていると自分に足りない部分に気づきます。
「演習→補強→演習→補強」のサイクルを回していけば点数は伸びていきます。
岩槻校で逆転合格を果たした生徒も短期間で英語を得意にしたケースがほとんどです。
それぐらい英語の重要性は無視できないということです。
3.募集人数が多いこと
入試倍率ばかりを気にする受験生が多いですが、募集人数も注目すべきポイントです。
募集人数が多いということは、それだけ合格者も多くなるということです。
先ほど紹介した「科目を絞って完成度を上げるやり方」であれば、入試本番で高得点を狙えます。
合格者は点数の高い人から順番に選ばれるので、合格者の席が多いことは非常に重要です。
それでは、以上3点を踏まえてMARCHで逆転合格を狙いやすい学部・学科についてご紹介します。
逆転合格を狙いやすい大学 その①
中央大学 商学部 国際マーケティング学科【一般選抜】
1つ目にご紹介するのは中央大学 商学部 国際マーケティング学科です。
こちらの入試方式の特徴を見ていきましょう。
【一般選抜】
募集人数:120人(2022年)
倍率:3.2倍(2022年)
科目・配点:英語150点 国語(漢文×)100点 地歴・公民・数学から1科目100点 計350点
合格最低点:202/350 = 57.7%(2022年)
・配点15点分の英作文が出題される
・英語の配点が1.5倍である
・募集人数が多い+倍率が低め
2022年度の合格最低点は57.7%(202/350)でした。
英語で7割(105/150)取れれば、残り2科目は50点ずつでも合格だったということです。
商学部の英語では80語以上の自由英作文が出題されます。
併願校の多い人にとっては対策が大変ですが、初めから商学部に絞って勉強するなら十分対策できます。
英作文は練習すればするほど上手くなるので、10年分ほど練習すればしっかり得点源に出来るでしょう。
また、英検2級のライティングも80語~100語の自由英作文となっているので、不安な人は追加で練習するのもいいと思います。
英作文以外の問題に関しては基礎~標準的な問題が多く、英作文を含めての時間配分がカギになるでしょう。
単語・熟語・文法・英文解釈で基盤を作り、速読を意識した長文演習を積んでください。
そして過去問演習では英作文までしっかりと手を回し、7割以上安定できるよう対策を進めましょう。
逆転合格を狙いやすい大学 その②
青山学院大学 教育人間科学部 教育学科【全学部日程】
2つ目にご紹介するのは青山学院大学 教育人間科学部 教育学科です。
こちらの入試方式の特徴を見ていきましょう。
【全学部日程】
募集人数:70人(2022年)
倍率:4.2倍(2022年)
科目・配点:英語150点 現代文100点 地歴・公民・数学から1科目100点 計350点
合格最低点:276/350 = 78.8%(2022年)
・国語の出題が現代文のみ
・英語の配点が1.5倍である
・他の全学部日程と比べて募集人数が多い
2022年度の合格最低点は78.8%(276/350)でした。
青学の全学部日程の特徴は、基礎的な問題が多く高得点勝負になりやすいことです。
特に配点の高い英語で8.5割以上は押さえたいところです。
また、青学では共通テスト併用型の個別日程が主流になりつつありますが、教育人間科学部においては全学部日程の方が募集人数が多いです。
よって従来通り青学の独自問題のみの対策で事足ります。
時間のない人にとって共通テスト対策をカットできるのは大きなメリットです。
全学部日程の英語はしっかり基礎を固めていれば、大問1~3までで8割以上得点できます。
大問4は近年の傾向として会話文中のイディオム表現の意味を答える問題が5問出題されるようになりました。
ここに出てくる表現は「速読英熟語」や「英熟語ターゲット1000」には載っていないものが多いですが、「Distinction」というYoutuberのAtsuさんが手がける単語帳で対策することができます。
私も持っていますが、実際に2022年度に出題された5問全ての表現が載っていました。
武田塾チャンネルでもご紹介しているので興味のある方はぜひご覧ください。
この手の問題は文脈から判断するのも一つですが、会話の流れを理解していても選択肢が手ごわいことが多いです。
逆に、表現の意味を知っていれば瞬殺できるものばかりなので、青学に絞って対策をするならこちらがお勧めです。
逆転合格を狙いやすい大学 その③
法政大学 社会学部 社会政策学科【A方式】
最後にご紹介するのは法政大学 社会学部 社会政策学科です。
こちらの入試方式の特徴を見ていきましょう。
【A方式】
募集人数:88人(2022年)
倍率:3.5倍(2022年)
科目・配点:英語150点 現代文100点 地歴・公民・数学から1科目100点 計350点
合格最低点:212/350 = 60.5%(2022年)
・国語の出題が現代文のみ
・英語の配点が1.5倍である
・倍率が低めで合格最低点が60%弱である
2022年度の合格最低点は60.5%(212/350)でした。
法政大学の社会学部も上記2大学と同様に英語の配点が1.5倍となっております。
また、国語が現代文のみの出題となっており科目を絞った勉強が可能です。
社会学部の英語は大問1で文法・語彙問題が15問出題されます。
こちらは基礎的なものが多く、「ターゲット1900」「Vintage」といった参考書を完璧にすればしっかり得点できます。
大問4で珍しいインタビュー問題も出題されますが、大問2,3,4ともに典型的な長文問題です。
中央大学の対策と同様に単語・熟語・文法・英文解釈で基盤を作り、速読を意識した長文演習を積んでください。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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