みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
今回は上智大学に次ぎ、難関私立大学の一角を担う東京理科大学についてご紹介します。
早慶上理とも言われるように、GMARCH以上の偏差値・知名度のある東京理科大学もまた、世間では「高学歴」として認知されています。
「早慶は無理でも、GMARCHより上の大学を目指したい」と考えている方、ぜひ参考にしてみてください。
それでは参りましょう!
※入試データは『大学受験パスナビ:旺文社』様のものを参考致しました。
東京理科大学ってどんな大学?
東京理科大学
学部(偏差値)
理学部第一部(57.5-62.5) 理学部第二部(45.0) 工学部(57.5-62.5) 薬学部(57.5-62.5) 理工学部(55.0-62.5) 先進工学部(55.0-60.0) 経営学部(57.5-60.0) 基礎工学部(-)
キャンパス
■本部・神楽坂キャンパス神楽坂校舎(東京都新宿区)
【アクセス】JR総武線または地下鉄有楽町線・東西線・南北線・大江戸線飯田橋駅下車 徒歩5分
【学部】理学部第一部(応用物理学科以外) 工学部(工業学科) 理学部第二部
■神楽坂キャンパス富士見校舎(東京都千代田区)
【アクセス】地下鉄半蔵門線・東西線・新宿線九段下駅下車 徒歩8分 / 飯田橋駅下車 徒歩10分
【学部】経営学部(国際デザイン経営学科のみ2~4年次)
■葛飾キャンパス(東京都葛飾区)
【アクセス】JR常盤線・地下鉄千代田線金町駅、京成金町線京成金町駅下車 徒歩8分
【学部】理学部第一部(応用物理学科) 工学部(工業化学科以外) 先進工学部
■野田キャンパス(千葉県野田市)
【アクセス】東武野田線運河駅下車 徒歩5分
【学部】薬学部 理工学部
■長万部キャンパス(北海道山越郡)
【アクセス】JR函館本線・室蘭本線長万部駅下車 徒歩15分・車5分
【学部】経営学部(国際デザイン経営学科1年次)
~特徴~
東京理科大学は、東京・千葉・北海道に計5つのキャンパスを持つ大学です。
早慶上理とも言われるように理系の私立大学ではトップクラスに位置しています。
東京理科大学と言うぐらいなので理系のイメージが強いですが、実は文系の経営学部も存在します。
経営学部の入試は数ⅠAⅡBが必須であるものの、残りは英語と現代文で受験できる学科もあるので、他大学との併願も可能です。
併願しやすいが故に早慶志望組などの併願が多く、非常にレベルの高い競争になることが予想されるため注意が必要です。
こういった点も踏まえ、学部選択の際は自分の得意が活かせる方式で受験するようにしましょう。
また、理学部第二部というのは日本で唯一の夜間理学部のことです。
授業内容は第一部と同じですが、授業が夕方から夜間にかけて行われるという点が異なります。
二部制にすることによって通常の学生に加え、学び直しの社会人やシニア層の受け入れも積極的に行っている様子が伺えます。
年齢層がバラバラで多様性が尊重される環境なので良い出会いに恵まれることでしょう。
それでは東京理科大学の入試情報を見ていきましょう!
東京理科大学の人気学部・偏差値・一般入試倍率
■東京理科大学の偏差値と一般入試倍率(過去3年分)
学部 | 偏差値 | 2020 | 2019 | 2018 |
理学部第一部 | 57.5-62.5 | 3.2 | 3.4 | 2.9 |
理学部第二部 | 45.0 | 2.1 | 2.1 | 2.2 |
工学部 | 57.5-62.5 | 4.0 | 4.1 | 4.6 |
薬学部 | 57.5-62.5 | 3.0 | 3.1 | 3.0 |
理工学部 | 55.0-62.5 | 3.3 | 3.4 | 3.1 |
先進工学部 | 55.0-60.0 | 3.9 | 5.5 | 3.8 |
経営学部 | 57.5-60.0 | 4.2 | 6.9 | 4.3 |
基礎工学部 | - | 3.5 | 3.4 | - |
東京理科大学の倍率は全体的に高くはありませんが、入試方式によっては倍率にバラつきがあります。
例えばA方式とC方式では、共通テスト対策が必須となるため私大志望の受験生は敬遠しがちで倍率は低めです。
理科大が本命の受験生は独自試験のみで受験できるB方式を選ぶ傾向にあり、倍率は高めです。
さらにグローバル方式は、英語の外部試験のスコアを提出することで英語試験が免除されるというもので、こちらの倍率も高いです。
※各方式の特徴については、後ほどご紹介するのでそちらをご覧ください。
東京理科大学で人気の学部は経営学部のようです。
理科大の経営を除く学部試験では理系科目が必須ですが、経営学部だけは文系科目で受験することができます。
このことが倍率の高さに表れていると思われます。
東京理科大学の入試方式・入試戦略
東京理科大学の入試方式は全部で4パターンあります。
各方式の特徴を見ていきましょう!
A方式:「共通テスト」利用型(※全学部実施)
A方式では共通テストの結果のみで合否判定が行われるため、私大志望の受験生は敬遠しがちです。
よって、全体的に倍率は低めですが国立志望組の併願が多い印象です。
国立組での高得点勝負が予想されるため、共通テストで8割以上の点数がマストになってきます。
私大志望の人は共通テスト対策が手薄になると思うので、B方式もしくは英語が得意な人はグローバル方式で受験するのがいいかと思います。
B方式:大学独自試験型(※全学部実施)
理科大を本命で受験する場合の一番オーソドックスな方式です。
共通テスト利用がなく、理科大の独自試験に絞った対策ができます。
科目は英語・数学(ⅠAⅡBⅢ)・理科(物理・化学・生物のうち1科目)の3科目です。
なお、経営学部に限っては現代文・数学ⅠAⅡB・英語の3科目で受験できるため、文系の人でも狙える学部となっています。
B方式は倍率が高めですが国立組の併願が少ないので、ライバルのレベルはみんな同じぐらいだと思います。
C方式:「共通テスト」+「大学独自試験」併用型(※理学部第二部以外で実施)
1次試験が「共通テスト」、2次試験が「大学独自試験」となっており、両方の対策が必須となります。
2次試験では数学・理科(物理・化学・生物のうち1科目)の2科目(それぞれ150点、計300点)が課されます。
なお、理1部・理工・経営については数学のみの受験も可能です。この場合は数学の点数が2倍になります。
国立志望の併願でありながらA方式を避けてライバルのレベルを下げたい人にお勧めの方式です。
出願する学部・学科によって倍率が大きく異なるので、よく確認しておきましょう。
グローバル方式:「英語の外部資格スコア」+「大学独自問題の試験」(※理学部第二部以外で実施)
多くの受験生がABC方式で受験することになりますが、グローバル方式では英語の外部試験スコアが入試の点数に加点されるので、英語が得意な人にとってはピッタリな方式です。
グローバル方式では英語の独自試験が免除されるため、既に英語技能検定で高いスコアを所持している場合はこの方式を使わない手はないです。
参考程度に英検の場合の換算表を載せておくので、自分の持っているスコアと照らし合わせてみましょう。
■英検の換算表
加点数 | 英検CSEスコア |
25点 | 3300 - 3400 |
22点 | 2600 - 3299 |
20点 | 2300 - 2599 |
15点 | 1950 - 2299 |
10点 | 1700 - 1949 |
0点 | 1400 - 1699 |
例えば英検2級の合格ラインはCSE1980点なので、英検2級を所持している場合は15点が加点されます。
受験において15点の差は非常に大きいので在学中に英検2級を取得しておくといいかもしれません。
ちなみに、C方式とグローバル方式の併願はできないので注意しましょう。
以上、東京理科大学の概要・入試情報についてのご紹介でした。
少しでも受験生の役になれば嬉しいです!
武田塾には偏差値30台、40台からでも難関大学に逆転合格するためのカリキュラムがあります。
ご興味のある方や、勉強に関してお悩みの方は、ぜひ武田塾岩槻校の無料受験相談にお越しください。
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