みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
さて、日本の最難関私立大学といえば早慶ですよね。
難関私立で名の通った関東のGMARCH、関西の関関同立を差し置いて、早慶は不動の人気を誇っています。
早慶を卒業していれば、あらゆる企業から「優秀」「高学歴」と称され、就職活動で不利になることはまずないでしょう。
また、マスコミ関係者を多く輩出しているのも特徴で、例えばテレビアナウンサーの多くは早慶出身なんです。
大学トップレベルの偏差値・大学の規模・就職の選択肢など、どれをとっても早慶は頭一つ抜けており、多くの受験生にとって憧れの大学なのではないでしょうか。
そこで今回は慶應義塾大学の入試戦略・受かりやすい学部について分析していきたいと思います。
「どうせ大学に行くなら早慶レベルに行きたい」と思っている方、ぜひ参考にしてみてください。
それでは参りましょう!
※入試データは『大学受験パスナビ:旺文社』様のものを参考致しました。
慶應義塾大学ってどんな大学?
慶應義塾大学
学部(偏差値)
文学部(65) 経済学部(67.5) 法学部(67.5-70.0) 商学部(65-67.5) 医学部(72.5) 理工学部(65) 総合政策学部(70) 環境情報学部(70) 看護医療学部(60) 薬学部(62.5-65.0)
キャンパス
■本部・三田キャンパス(東京都港区)
【アクセス】JR田町駅下車 徒歩8分 / 都営地下鉄三田線・浅草線三田駅下車 徒歩7分 / 都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅下車 徒歩8分
【学部】文学部(2~4年次) 経済学部・法学部・商学部(各3~4年次)
■日吉キャンパス(神奈川県横浜市)
【アクセス】東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄日吉駅下車 徒歩1分
【学部】文学部・医学部・薬学部(各1年次) 経済学部・法学部・商学部・理工学部(各1~2年次)
■信濃町キャンパス(東京都新宿区)
【アクセス】JR信濃町駅下車 徒歩1分 / 都営地下鉄大江戸線国立競技場駅下車 徒歩5分
【学部】医学部(2~6年次) 看護医療学部(3~4年次)
■矢上キャンパス(神奈川県横浜市)
【アクセス】東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄日吉駅下車 徒歩15分
【学部】理工学部(3~4年次)
■湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)
【アクセス】小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄湘南台駅下車 バスで15分 / JR辻堂駅からバスで約25分
【学部】総合政策学部・環境情報学部(各1~4年次) 看護医療学部(1・2・4年次)
■芝共立キャンパス(東京都港区)
【アクセス】都営地下鉄三田線御成門駅下車 徒歩2分 / 都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅下車 徒歩6分
【学部】薬学部(2年次以降)
~特徴~
慶應義塾大学は、1万円札のモデルにもなっている福沢諭吉によって創設された大学です。
早稲田と共に早慶と呼ばれ、日本の最難関私立大学の一角を担っています。
東京と神奈川に6つのキャンパスを持ち、学部・学年によってキャンパスが変わります。(※総合政策学部と環境情報学部だけは4年間同じ)
キャンパスの変更に伴って引越しをする学生が多いため、「慶應生は敷金礼金ゼロ」のところもあるそうです。
大学4年間のうちに、環境が変わったり新しい発見があったりなど、なんか得した気分ですよね。
2020年に共通テストが始まり、これまでご紹介してきたGMARCH含む多くの大学で、入試制度に変更が見られましたが、慶應義塾大学の入試制度は変わっていません。
これまで通り、独自問題のみの入試になりますので、逆に言うと対策しやすいというメリットがあります。
それでは慶應義塾大学の入試情報を見ていきましょう!
慶應義塾大学の人気学部・偏差値・一般入試倍率
■慶應義塾大学の偏差値と一般入試倍率(過去3年分)
学部 | 偏差値 | 2020 | 2019 | 2018 |
文学部 | 65 | 3.9 | 4.2 | 4.4 |
経済学部 | 67.5 | 4.0 | 4.2 | 4.4 |
法学部 | 67.5-70.0 | 4.2 | 4.8 | 5.1 |
商学部 | 65-67.5 | 3.5 | 3.7 | 4.2 |
医学部 | 72.5 | 8.4 | 8.5 | 9.8 |
理工学部 | 65 | 3.1 | 3.4 | 3.4 |
総合政策学部 | 70 | 8.4 | 8.5 | 9.8 |
環境情報学部 | 70 | 9.4 | 10.1 | 8.6 |
看護医療学部 | 60 | 3.1 | 3.5 | 4.1 |
薬学部 | 62.5~65.0 | 3.7 | 3.8 | 4.0 |
慶應の倍率は早稲田と比べて低めです。
慶應では小論文試験が課せられるため、慶應を併願する受験生が少ないことが原因だと考えられます。
また、過去3年を比べても倍率はほぼ一定であることから、入試傾向に大きな変化がないと予想できます。
これらの点から、他と併願しやすい早稲田に比べ、慶應は比較的逆転合格を狙いやすい大学だと言えます!
何としても早慶ブランドを手に入れたい方は、早稲田よりも慶應の方がおすすめです。
慶應の人気学部トップ2は、総合政策学部と環境情報学部のようです。
両学部とも10倍近くの倍率を誇っており、かなりの競争率ですね。
湘南藤沢キャンパスにあることから、SFCと呼ばれることもあります。(湘南S 藤沢F キャンパスC)
SFCの倍率が高い理由は、英語or数学+小論文で実施される入試方式にあると思います。
小論文対策が必須とはいえ、英語もしくは数学に自信がある受験生からすれば、負担はそこまで大きくないでしょう。
ただ、SFCの英語は慶應で一番難しいと言われているので、例えば単語だったら意味に加え、使い方までしっかり覚える必要があります。
さらに、ライバルのレベルも高いと予想されますので、「慶應に絶対合格したい」方は、科目を増やして倍率の控えめな学部で勝負する方が合格しやすいと思います。
慶應義塾大学の受かりやすい学部
武田塾で逆転合格が多いのは慶應の文学部です!
【文学部の配点】英語(150点)+ 地歴(100点)+ 小論文(100点)
文学部の特徴は、英語の配点が高い上、問題は比較的易しめで、辞書を2冊まで持ち込めることです。
記述問題なので差がつきやすく、読解力が求められる問題構成になっています。
国語の試験がないことを考慮すると、1つの試験で英語力と国語力を見ているのかもしれません。
「辞書の持ち込み可」というのもあって単語のレベルは高めですが、文法・構文解釈の演習をしっかり積んだ人であれば、十分高得点を狙うことができます。
特に、合格している受験生は時間が余るケースが多いです。
難しい単語や表現に目がいくと、調べ作業で試験が終わってしまうので、文の構造を理解するための構文解釈の特訓が必須です。
武田塾では、「単語・文法→熟語・構文解釈→長文読解」と基礎からしっかり底上げしていくので、英語が苦手でも、得意になる生徒が多いです。
難しい大学だからと言って、初めから難しい勉強をするわけではなく、基礎から必要なレベルまで持ち上げることが大切なんですね。
そうゆう意味で武田塾は、徹底的に基礎固めを行うので、文学部の合格者が多いのかもしれません。
また、商学部と経済学部の入試方式では、英語の配点が200点となっており、英語に自信のある人にはお勧めです。
例)【経済学部:A方式】英語(200点)+ 数学(150点)+ 小論文(70点) 合計420点
倍率も低めで、2科目+小論文対策をする必要はありますが、問題の難易度とライバルのレベルを考慮すると、SFCよりも全然受かりやすいです。
【商学部:A方式】の場合は、英語(200点)+ 数学(100点)+ 日B or 世B(100点)の3科目型なので、GMARCHとの併願もできて可能性が広がります。
以上、慶應義塾大学の入試情報・受かりやすい学部についてのご紹介でした。
少しでも受験生の役になれば嬉しいです!
武田塾には偏差値30台、40台からでも難関大学に逆転合格するためのカリキュラムがあります。
ご興味のある方や、勉強に関してお悩みの方は、ぜひ武田塾岩槻校の無料受験相談にお越しください。
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武田塾生の1日