みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
さて、首都圏の難関私立大学といえばGMARCHですよね。
GMARCHに名を連ねる大学を卒業していれば、「優秀」「高学歴」と称されることが多く、就職活動も有利に進めることができます。
みなさんの中にもGMARCHブランドに憧れを持っている方がいるかと思います。
実際にGMARCHを志望する人が多いですが、GMARCHの難易度は全国で上位15%だと言われています。
さらに、近年は首都圏の私立大学が合格者数を減らしている関係もあり、難化傾向にあります。
そこで今回はGMARCHの一角である青山学院大学を分析し、入試情報や入試戦略についてご紹介いたします。
ぜひ志望校選びの参考にしてみてください!
※入試データは『大学受験パスナビ:旺文社』様のものを参考致しました。
青山学院大学ってどんな大学?
青山学院大学
学部(偏差値)
文学部(60.0-65.0) 教育人間科学部(60.0-62.5) 経済学部(62.5) 法学部(57.5-62.5) 経営学部(57.5-62.5) 国際政治経済学部(62.5-65.0) 総合文化政策学部(65.0) 理工学部(52.5-57.5) 社会情報学部(57.5-65.0) 地球社会共生学部(60.0) コミュニティ人間科学部(57.5)
キャンパス
■青山キャンパス(東京都渋谷区)
【アクセス】JR・東急線・京王井の頭線・地下鉄副都心線の渋谷駅から徒歩10分、地下鉄表参道駅から徒歩5分
【学部】文学部 教育人間科学部 経済学部 法学部 経営学部 国際政治経済学部 総合文化政策学部
■相模原キャンパス(神奈川県相模原市)
【アクセス】JR横浜線淵野辺駅から徒歩7分
【学部】理工学部 社会情報学部 地球社会共生学部 コミュニティ人間科学部
特徴
青山学院大学のキャンパスは東京と神奈川にあります。
文系学部のある青山キャンパスは渋谷に位置しており、神立地としか言いようがありません!
空きコマや放課後には、おしゃれなカフェで有意義な時間を過ごすのもいいですね。
渋谷に拠点を置くことで、就職活動やインターンシップの機会を幅広く得られることでしょう。
また、青学と言えば箱根駅伝も有名です。
青学の陸上部は正月に行われる箱根駅伝の常連校で、これまで数々の記録を残してきました。
渋谷でおしゃれな雰囲気ながらも、スポーツにも力を入れている青学は人気間違いなしの大学です!
それでは、受験情報を見ていきましょう。
青山学院大学の新入試方式
※2021年度から青山学院大学の一般選抜が変わりました。
【変更後】(※学部によって例外あり)
・一般選抜(全学部日程)→ 独自問題(マーク式)のみ
・大学入学共通テスト利用入試選抜 → 共通テストのみ
・一般選抜(個別学部日程)→ 共通テスト+独自問題(記述を含む総合問題・個別科目問題、小論文)
2021年度試験より、共通テストを併用した一般選抜(個別学部日程)が新設されました。
これまでは独自問題のみ、もしくはセンター利用のみ受験可能でしたが、併用型の導入によって入試方式が増えました。
それでは、併用型の個別学部日程の特徴について見ていきましょう。
【一般選抜変更によるメリット】
1.青学の独自問題を対策する必要がなくなった
青学の英語は難しいと言われていましたが、ほとんどの学部で独自の英語試験が廃止になりました。
これにより、英語は共通テストの点数で評価されます。
共通テストの英語はリスニング問題を含みますが、対策をすればしっかり得点できます。
「1ヵ月で攻略!大学入学共通テスト英語リスニング」のような参考書がお勧めです。
2.青学が本命の人は有利になりやすい
青学の全学部日程と共通テスト利用は共に倍率が高く、80%以上がボーダーラインになります。
一方、新設の個別学部日程では、個別試験と共通テストの併用型で対策が難しく、倍率は高くありません。
よって、多少は複雑な対策が必要ですが、青学が本命の人には個別学部日程をお勧めします。
ただし、潰しの効かない入試方式なので、併願校は慎重に決めるようにしましょう。
3.試験日・試験時間が異なる場合は、他学部・他学科の併願も可能
個別学部日程において、試験日が異なる場合は、他の学部・学科も併願することができます。
また、同じ試験日に午前と午後で分かれて実施される場合についても併願可能です。
入試は当日のコンディションに左右されることがあるので、受験回数が増えるのはありがたいです。
青山学院大学の入試情報
青山学院大学の一般入試倍率(過去3年分)
※2023年の倍率に関して更新致しました!
学部 | 偏差値 | 2023 | 2022 | 2021 |
文 | 60.0-65.0 | 3.0 | 3.8 | 3.3 |
教育人間科学 | 60.0-62.5 | 4.8 | 4.8 | 5.7 |
経済 | 62.5 | 6.2 | 6.2 | 6.0 |
法 | 57.5-62.5 | 3.1 | 3.8 | 2.7 |
経営 | 57.5-62.5 | 3.4 | 4.1 | 3.4 |
国際政治経済 | 62.5-65.0 | 3.3 | 3.8 | 3.5 |
総合文化政策 | 65.0 | 3.9 | 5.9 | 6.5 |
社会情報 | 57.5-65.0 | 4.1 | 5.0 | 4.0 |
地球社会共生 | 60.0 | 3.5 | 3.4 | 3.2 |
コミュニティ人間科学 | 57.5 | 3.4 | 3.5 | 3.2 |
理工 | 52.5-57.5 | 3.4 | 3.2 | 2.9 |
2022年に倍率の上がった学部がありますが、2023年には元に戻っているところが多いです。
教育人間科学部と総合文化政策学部に関しては、減少傾向にありますね。
青山学院大学の入試方式は多様であるため、正しい情報をもとに対策を進めることが重要です。
特に個別学部日程を受験する人は、どの科目が独自問題になるのかしっかり確認しておきましょう。
青学の理系は理工学部のみとなります。
理工学部は相模原キャンパスにあり、立地の関係もあってか、MARCHの理系学部の中では倍率が低いです。
大学の立地も重要な要素であり、その点で相模原キャンパスは敬遠されがちだと予想しています。
しかし、倍率が低いということは、逆にチャンスと捉えることもできます。
理工学部の合格最低点は、全学部日程で約60%~70%、個別学部日程で約55%~65%といったところです。
中でも全学部日程では、英語と数学の配点が理科の1.5倍となっており、理科が多少苦手でもカバーできます。
この夏から本気で勉強をすれば、まだ十分に合格は狙えるでしょう。
立地の関係で人を選ぶかもしれませんが、どうしてもMARCHの理系に行きたい人にお勧めです。
青山学院大学に合格するための入試戦略
それでは、青山学院大学に合格するための入試戦略についてです。
今回は全学部日程の英語攻略について考えていきます。
全学部日程の英語は、長文2題、文法1題、会話文1題の計4大問で構成されています。
この方式の最大の特徴は、完成度勝負であるということです。
人気の学部では、3科目で80%以上必要になるでしょう。
内容は基礎的な問題ばかりですが、取れるところで失点しないことが何より重要です。
特に文系学部では、英語の配点が他と比べて1.5倍になるため、英語の対策が最優先となります。
文法問題については、「Vintage」や「Next Stage」のような文法問題集を繰り返し解けば、十分に対応できるレベルです。
答えの暗記ではなく、なぜその答えになるのか、他の選択肢がダメな理由まで説明できるよう準備しておきましょう。
長文については、段落ごとに答えを探す長文と穴埋めの長文が出ます。
2題とも基礎的なレベルですが、文章が長いと感じる人もいるかもしれません。
対策としては「速読英熟語」や「英語長文The Rules」のような参考書で、日頃から音読をする習慣をつけておきましょう。
速読力を伸ばすには音読が一番効果的です。
穴埋めの長文に関しては、熟語や単語の品詞を知らなければ答えられない問題が多いです。
「ターゲット1900」や「システム英単語」のような単語帳で、品詞や単語の相性まで確認しておくようにしましょう。
単語の相性とは、英語でコロケーション(collocation)と言ったりします。
例えば、「人気を得る」は「get popularity」でも通じそうですが、正しくは「gain popularity」です。
特に深い意味はなく、単にgainとpopularityの相性によるものです。
MARCHレベルの英語は、こういったコロケーションの問題が多く出題されるので、意識しながら単語を覚えると効果的です。
会話文問題は、文章中で使われているイディオムの意味を答える問題です。
ここで使われるイディオムは、市販の熟語帳などに載っていないものが多く対策が困難です。
そこで、文脈から意味を推測する練習をしましょう。
満点は難しいかもしれませんが、会話の内容がある程度理解できれば解けるものが多いです。
以上、青山学院大学の入試情報・入試戦略についてでした。
少しでも参考になれば幸いです!
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