みなさん、こんにちは!
武田塾岩槻校です。
さて、首都圏の難関私立大学といえばGMARCHですよね。
GMARCHに名を連ねる大学を卒業していれば、「優秀」「高学歴」と称されることが多く、就職活動も比較的有利に進めることができます。
みなさんの中にもGMARCHブランドに憧れを持っている方がいるのではないでしょうか。
毎年GMARCHを受験する生徒が多いですが、GMARCHの難易度は全国で上位15%だと言われています。
さらに近年は首都圏の私立大学が合格者数を減らしている関係で難化傾向にあります。
そこで今回はGMARCHの一角である学習院大学分析し、入試情報や入試戦略についてご紹介いたします。
ぜひ志望校選びの参考にしてみてください!
※入試データは『大学受験パスナビ:旺文社』様のものを参考致しました。
学習院大学ってどんな大学?
学習院大学
学部(偏差値)
法学部(60.0) 文学部(57.5~60.0) 経済学部(60.0) 理学部(55.0~57.5) 国際社会科学部(60.0)
キャンパス
■目白キャンパス(東京都豊島区)
【アクセス】JR山手線・目白駅から徒歩30秒
【学部】文学部 教育人間科学部 経済学部 法学部 経営学部 国際政治経済学部 総合文化政策学部
特徴
学習院大学は明治時代にできた非常に歴史のある大学です。
GMARCHの中で唯一、全学部共通のキャンパスが目白にあります。
JR山手線・目白駅から徒歩30秒のところに位置しており、かなりの好立地です!
学習院大学と言えば、キャンパスが緑に囲まれた優雅なイメージですよね。
大都会の中心に位置しているにも関わらず、自然を思わせるキャンパスは魅力いっぱいですよね!
それでは受験情報を見ていきましょう。
学習院大学の受験情報
※学習院大学は2021年度から一般選抜が変わりました。
【変更後】(※学部によって例外あり)
・コア試験
・プラス試験
・大学入学共通テスト利用入試選抜
2018年度のプラス試験に加えて、2021年度から新たに大学入学共通テスト利用入試選抜が導入されました。
全国の受験生に広く受験機会を提供することで、多様性あふれる環境づくりへの取り組みが見られます。
これまで学習院大学にはセンター試験利用がなかったので、受験機会が増えてラッキーですよね!
入試変更点の詳細についてはこちらの動画をご確認ください。
一般選抜変更によるメリット
1.受験機会が増えたことで、合格のチャンスが広がる
コア試験とプラス試験はそれぞれ別日に行われるため、同学科を2回受験、もしくは2日間の日程から試験日を選ぶことができます。
さらに共通テスト利用もすれば、最大4回受験できる学科もあります。
これにより受験生は他大学との併願がしやすくなり、合格のチャンスも広がります!
2.全国各地から受験が可能
共通テスト利用によって共通テストの成績だけで合否判定が行われるため、学習院大学に行かなくても受験することができます。
これで関東以外の受験生であっても気軽に受験することができますよね。
3.国公立大学の出願を考えている受験生にとっても受験しやすい
私立大学は受験科目が絞られるケースが多く、各大学独自の試験を受ける必要があります。
しかし、共通テスト利用によって学習院大学の独自試験対策をする必要がなくなり、国立志望の受験生も受験しやすくなりました。
学習院大学の人気の学部・学科
学習院大学の一般入試倍率(過去3年分)
学部 | 2021 | 2020 | 2019 |
法学部 | 6.5 | 3.7 | 5.2 |
経済学部 | 4.4 | 5.1 | 5.4 |
文学部 | 3.9 | 4.2 | 4.1 |
理学部 | 4.1 | 4.7 | 4.6 |
国際社会科学部 | 3.1 | 5.5 | 6.6 |
学習院大学はGMARCHの中では比較的倍率が低めです。
また、今年は法学部を除き、全体的に倍率が下がっていますね。
特に文学部は過去3年間を見比べても、倍率が平均4倍となっており、GMARCHの中では最も低いです。
学習院大学 文学部の合格最低点(※大学独自の換算)
学部 | 入試名 | 最低点/満点 |
哲学科 | コア | 227/400 |
史学科 | コア | 240/400 |
日本語日本文学科 | コア | 237/400 |
英語英米文化学科 | コア | 235/400 |
ドイツ語圏文化学科 | コア | 222/400 |
フランス語圏文化学科 | コア | 224/400 |
心理学科 | コア | 247/400 |
※心理学科 | プラス | 280/400 |
教育学科 | コア | 234/400 |
※教育学科 | プラス | 252/400 |
中でも、ドイツ語圏文化学科とフランス語圏文化学科の合格最低ラインは55%程度なので、学習院大学にどうしても行きたい人にとっては狙い目の学科だと思います。
続いて文学部の試験方式を確認しておきましょう。
コア試験
英語(150点)+ 国語(150点)+ 地歴・公民・数学から1科目(100点) 計400点
プラス試験(※心理学科と教育学科のみ)
英語(150点)+ 数学(150点)+ 理科(100点)計400点
心理学科と教育学科に限って理系科目での受験が可能です。
学習院大学の難易度と合格最低点に大きな変動はありませんが、一番難易度が高いのは文学部心理学科です。
学習院大学の入試は大体65%取れれば合格できますが、心理学科のプラス試験だけは70%以上取る必要があります。
学習院大学の入試戦略
学習院大学の入試の特徴ですが、文系学部は英語の配点が高く、理系学部は3科目とも配点が同じところです。
英語は大問が全部で7個あり、長文が3題、文法が4題という構成になっています。
難易度は高くありませんが、文法の正誤問題から、品詞問題まで幅広く出題されているため、「Vintage」のような網羅系の文法問題集を1冊完璧に仕上げる必要があります。
長文問題に関しても、下線部の意味を答える問題や内容一致問題が出ており、精読力が試されます。
「肘井学の読解のための英文法」のような参考書で、一文一文を正確に訳す練習を積み、その後、長文読解の参考書で演習量を確保しましょう。
配点的に文系の人は英語が最優先ですが、個人的には理系の人も英語を最優先に勉強すべきだと思います。
数学と英語の配点が同じだからという理由です。
出題分野によって点数が左右されやすい数学と比べ、英語は暗記科目であるため得点が安定しやすいです。
つまり、英語を武器にできれば当日の数学で多少失敗してもまだ取り返すことができます。
学習院大学志望の方はぜひ参考にしてみてください。
以上、学習院大学の人気の学部・受かりやすい学部のご紹介でした。
少しでも受験生の役になれば嬉しいです!
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