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【要注意】成績が伸びなくなる理科の間違った勉強法3選

 


今回お話するテーマは成績が伸びない理科の間違った勉強方3選です。

理科は伸び悩む生徒が多いです。

しかし、それには共通点がいくつかあります。

それを今回は解説していきます。自分にも当てはまるものがないかチェックしてみてください。

なお、今回のお話はこちらの動画でも解説していますのでぜひご覧ください。

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①図を描かない

どの教科、分野でも図を書くことは必要ですが、いきなり式を書き出そうとする人が多いです。

力学で重要なのは、そこにかかわっている力を全て書き出すことです。

実際に書き出してみることで何が何に与えている力なのかをしっかり整理することができます。

問題に図が用意されている場合もありますが、無い時は自分で書く必要があるので普段から図を書く練習をする必要があります。

陥りがちなミス

几帳面な生徒によく見られるのですが、最初の一個の図をとても丁寧に書いて、そこから変化した後の図を描かない人が多いです。

例えばバネで言うと、伸び切った状態や離れた状態では必要な図が変わってきます。

このように場合分けをして図を書く必要があるにも関わらず、それをできていない受験生が多いです。

避けるべき勉強法

図を書かないでいきなり式の計算から始めてしまう原因の1つとして、丸暗記になってしまっているという点が挙げられます。

問題文を読んで、図を書いて状況を整理した上で、どの公式や法則が当てはまるかを考えていくのが正攻法です。

しかし、傍用問題集や簡単な問題集ばかりやっている人は自分の中でパターンが固定化されてきてしまいます。

そうすると、状況を整理するということをせずに、一目見てパターンを当てはめにいってしまうといった安直な解き方になってしまいます。

以上のことから、普段から図を書くことを習慣付けること、そして細かく場合わけをして図を書くことを意識して勉強に取り組んでいきましょう。

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

②理解せずに問題集を解く

テスト前に問題集を周回したという報告をしてくれる生徒がいます。

しかし、その生徒にこの問題はどういった法則が元になっているのかなど解説を求めると答えられない人が多いのです。

これはいわば、解答を丸暗記する勉強法になってしまっていて理解した上で解答を出せるようにはなっていないのです。

丸暗記に陥りやすい分野

丸暗記の勉強法になってしまっているパターンが多いのは波動の分野です。

簡単なもので言うと、波のグラフの意味がわかっていない生徒が多いです。

例えば縦幅が振幅であり、音であれば何と対応しているのか。

また周期はどういうものと対応しているのかなどをしっかり確認できないといけません。

グラフを見たらなんとなくで波っぽいなとイメージできてしまうとは思います。

しかし、グラフによっては縦幅が変位を表していたり、縦軸と横軸の単位が違ったりなど種類は様々です。

そのためそのグラフが何を表しているのかをしっかりわかっていないと、解答は導けません。 解説には解き方しか書いていません。

しかし、重要なのはそのグラフはどういった原理法則が元になっているのかを理解することです。

そのためわからなくなった時は教科書に戻って基礎的な部分を確認をしましょう。

おすすめの参考書

基礎的な内容を理解するのにおすすめの参考書は『秘伝の物理講義』『橋元の物理をはじめからていねいに』『宇宙一わかりやすい高校物理』です。

また、最近ではYouTubeで授業動画が充実しています。

自分の苦手な分野を検索してその部分だけ動画でチェックするのも有効な勉強方法です。

根本を理解した上で問題を解くという、この順序を間違えないようにしましょう。

化学も理解が大事!

化学は物理に比べて暗記要素が多いです。

そのため基礎の部分でいうと暗記も必要になってくるのでその分大変です。

とはいっても、暗記の前にその理解が必要です。

例えば「二族元素とはどういうものか」というものです。

単純に二族元素に含まれる元素を覚えるのではなく、そもそもこれらにはどういった性質があるのかを理解しておく必要があります。

それを省いてしまうと使えない知識になってしまいますし、暗記効率も悪いです。

化学でも基礎事項を暗記してから問題を解くというステップが重要であるということを覚えておきましょう。

分かった人のイラスト

③細かい疑問を追及しすぎて手が止まってしまう

先ほどの内容とは真逆になってしまうのですが、今からしっかり解説していきます。

今まではまずはしっかり理解をしましょうという話をしてきました。

しかし、その中で出てくる疑問には、「大事な疑問」「今は関係ない疑問」があります。

例えば、複数の問題に登場してくる基礎の部分に関する質問は重要です。

こういったものはしっかり解決していきましょう

一方で、1つの問題にしか出てこなかった細かい電子の移動や図に使用されいてる色など、些末な部分を気にし過ぎては手が止まってしまいます。

学習効率が悪く、成績も伸び悩んできてしまうので注意しましょう。

できる生徒に多い

武田塾で生徒を見ていると上記のようなパターンに陥ってしまうのは、勉強ができる生徒に多いです。

ある進学校出身の生徒がよく質問を持ってきてくれます。

質問をすることは良いことなのですが、その内容としては受験のレベルを超えて大学のレベルになっていることもあります。

疑問を持って調べようとする姿勢はとても良いです。

しかし、限られた時間の中で受験勉強を攻略することなると優先順位に沿って勉強をしていく必要があります。

「細かい部分はほぼ入試には関係なく、やる必要はなかった。むしろ、そこに時間をかけたせいで他の大事な部分を勉強しきれなかった」なんてことにならないように気をつけましょう。

「勉強する必要があるもの」と「必要がないもの」の見分け方

では、何か疑問を持った時に、それが入試に必要なのかそうでないかをどう判断したらよいのでしょうか。

それはずばり教科書です。

ある疑問を持って教科書で調べるとします。

そこに書いていなかったら入試には出ないです。

なぜなら入試は教科書から出るものと決まっているからです。

理解することが重要と話しましたが、それを深追いするのもNGです。

一旦はそういうものだと思っておくのも意外と大事です。その基準が教科書となってくるのでしっかり活用していきましょう。

まとめ

①図をしっかり描こう

②理解しながら問題集を解こう

③細かすぎる疑問は深追いしないようにしよう

以上の3つに注意しながら勉強していきましょう。

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