目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
福島県JRいわき駅南口から徒歩1分 武田塾いわき校 です!
春休みですね。時間を有意義に使えていますか?
今回紹介するテーマは「【元講師が暴露】浪人生は予備校に気をつけろ」です!
予備校の現実・実態やアドバイスなど元予備校講師のもりてつ先生に赤裸々に語ってもらいます!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているのでそちらもぜひ合わせてご覧ください。
成績が伸びる浪人生は少ない
まず押さえておきたいのは、予備校業界ではよく言われていることですが、成績が伸びる浪人生は30%ほどしかいません。
浪人をしても7割の受験生は伸びないという現実を知っておいてください。
実際に予備校で成績を大幅に伸ばすことができる受験生はそれほど多くないという現実です。
予備校の講師や広告には魅力的な合格実績が掲載されていますが、それはあくまで一部の成功例に過ぎません。
多くの場合、予備校に通うだけで成績が上がるわけではなく、自分自身の努力や適切な学習方法が必要です。
良くある予備校の授業パターン
多くの予備校で採用されている授業パターンは、大量の情報を短期間で詰め込むスタイルです。
この方法は、すでにある程度の基礎知識があり、情報処理能力が高い受験生には有効かもしれません。
しかし、基礎が不十分な受験生にとっては、ただ情報を受け取るだけで理解が追いつかず、結果的に混乱を招く原因となります。
また、夏期講習があることにより、順番が変わったり完全に止まることもあります。
同時並行の矛盾
予備校では複数の科目を同時に学習しますが、それぞれの進度や難易度に大きな差があるため、学習のバランスを取ることが難しいです。
英文法が完全に終わっていないのに長文で文法が出てくることもあります。
武田塾では単語、文法を覚えてから長文に入ります。
したがって、春は単語と文法を徹底的に覚え、5.6月くらいになると長文を始めていきます。
生徒のタイミングに合わせた授業をすることが理想ですが、予備校では不可能です。
もし仮に浪人をするとすると、予備校の時間割の仕組みの都合で振り回されるより、自分で自由に参考書で勉強する方がいいと思います。
先ほども申し上げましたが、春は単語と文法を徹底的に覚え、文法が終わると英文解釈、英文解釈が終わると長文に入り、時期によっては英作文、リスニング、2次試験対策、共通テスト対策という風にやっていく方が自分に合った勉強ができ、効率よく進めることができます。
私は予備校に行っている方々も、結局は自分で勉強をしなければいけません。
自分で勉強をするのであれば「なぜ予備校の授業を受けているのか、意味はあるのか?」「参考書で結局いけるじゃん」という疑問にも一理ありますので、結局コマ数を切るということが出てきます。
お金を払って授業をとっても結局いらないと気がついて切る生徒も多いです。
そのことに後になって気がつく生徒もかなり多いですね。
自由時間が取れない
ちなみに国語・社会や理系の方は数学・物理など他にも入ってくると思いますが、大体どのぐらい授業で埋め尽くされるのかと言いますと、もちろん私大なのか国公立なのかにもよって異なりますが、土曜日なしの場合ほとんどの生徒は4時間目まで授業が埋まります。
国公立志望では5限まで埋まったり土曜日が埋まったりします。
共通テスト対策やリスニングなどは現役生も取れるように土曜日に設置されてることが結構多いです。
仮に16時半に4時間目が終わるとすると、そこから自分たちの好きな勉強ができます。
予備校の授業の復習とかも当然必要ですし、もしかしたら予習の授業もあるかもしれないので結局18時〜19 時になってしまいますね。
私からみて、「この人は自分のやりたい参考書にきちんと時間を使えてるな」という方が自分の好きな勉強のために費やしている時間はせいぜい2時間ぐらいになります。
16時30分もしくは18時まで授業を受けて、その後に予習・復習をして予習・復習が終わった頃には20時や21時になっています。
ですので、「その後からできるか」「もういっぱいいっぱいで次の日の予習でもう無理だ」「社会科目の復習でもう無理だ」というようになってしまい結局何もできない、あるいは単語帳を少し見るだけの人も多いです。
そうなると、皆さんが浪人して「この参考書をやりたいな」など、武田塾チャンネルをご覧になっている方ならやりたい参考書があると思いますがほとんどできません!
予備校に行くなら、予備校のテキストと「この予備校で伸ばすんだ!」と決めてやることが大事です。
予備校以外の勉強をするのであれば授業を切るしかありません!
実際のところ、大体皆さん切っています。
特に国公立大志望の方で全ての授業に出ている方はほとんどいません。
春にお金を払って授業を取りますが、結局いらないものを切って自学自習の時間を捻出しています。
授業についていけない人が多い
予備校の授業には、高い理解度と速いペースが求められます。
そのため、授業についていけない受験生が出てくることは珍しくありません。
特に長文です。
早慶クラスの長文の授業2つについて話をしていきます。
4月の長文の授業では、早慶クラスであればもう早慶レベルの長文から始まります。
もう1個のクラスは大体同志社・関関同立・MARCH級レベルから始まります。
例えば偏差値40台~50台の方が「浪人したら早稲田に行けるだろう」「浪人して時間さえあれば自分は早慶だ!」と言って予備校に入ったとすると、春の授業で「いきなり早稲田の長文!?同志社の長文!?」と撃沈してしまいます。
早慶が惜しかった方ならついていけますが、普通の受験生は授業についていけません。
早慶が惜しくて明治大学などは受かったが浪人するという方ならまだついて行けるかもしれませんが、普通の受験生で「偏差値10上げるぞ、20上げるぞ」と思っている人はついていけません。
予備校のテキストは当然過去問で作られています。
ただ予備校の先生は教えるのが上手なので、生徒たちはできた気になってしまうというところがあります。
しかし、力がついているのかどうかが問題です。
自分に落とし込めていない方が多いというのが実情です。
授業中は理解できた気になっているが、違う問題が出たときに対応できない方が多いです。
予習で撃沈したけれど授業を受けたら分かった気になってしまいます。
もりてつ先生は100人クラスを授業していましたが、このレベルの長文をやってふさわしい生徒は3割ぐらいだと言います。
7割ぐらいはもっと基礎をやり直しなさいという話になるそうです。
武田塾も含め予備校は受かる魔法ではないので、基礎からしっかりと固めていかないといけません。
確かに合格実績も各予備校すごいかもしれませんが、それは元からできる方々やかなり努力をした方々の結果であって、普通にこの仕組みに乗り何も戦略を考えずに過ごしてしまうと思ったより成績が伸びないということは伝えておきたいです。
予備校が向いている人の特徴
いろいろとお話しましたが、どのような人だったら成績が伸びるのかと言いますと、「この先生の教えることだったら何でも吸収できます」「この人に習いたい」という強い思いがある方や、ギリギリ惜しかった方や惜しくも浪人した方であれば全然授業についていけるし文法の授業も確認できます。
また、タイムマネジメントができる人です。
授業を取り過ぎて崩壊している方が相当多いですし、授業を受けている時間が伸びている時間と勘違いする方が非常に多いです。
そうではなくて、自分でできるようにならなければいけないと気がついて自分で勉強する時間を確保できる方が予備校に向いていると思います。
放課後の過ごし方や予備校の時間割の組み方などを自分で考えて過ごせる方は成績が伸びやすいです。
しかしそういう方は自学自習でもっとうまくいくと思います。
予備校で失敗した方を先生は現場で見ていますし、武田塾サイドから見ても失敗している方を多く見ていますので、軽い考えで予備校に行くのはやめてほしいです。
予備校講師へメッセージ
予備校講師の方々もそういうことを考えて授業をしてほしいと思います。
予備校の先生は、自分しか見ていない方が結構いたりするのですが、生徒の時間は毎日24時間ありますので、自分の授業さえうまくできれば良いというものではありません。
例えば英作文担当の先生に英作文の宿題をドーンと出されると「他にもいろいろやっているんだから自分のことだけ考えないで」となりますよね。
そういう風に考えている先生が多いということは結局生徒がパンクします。
そこの現実をもう少し知ってもらえたらと思います。
今回のまとめ
ここまでをおさらいしましょう!
①浪人をしても7割は伸びない現実を理解しましょう ②予備校の仕組みには矛盾点も多いです ③タイムマネジメントをしっかりとしましょう |
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