はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。福島県JRいわき駅南口から徒歩1分、武田塾いわき校です！
今回は「【要注意】絶対に成績が上がらない現代文の勉強法」というテーマでお話ししていきたいと思います。現代文は一番勉強法が難しい科目だと思います。
こんな勉強法は絶対しないでほしいという、内容を5つ話していきたいと思っているので、ぜひしっかりと理解して、今後の勉強につなげていってくれたらなと思います。
また、今回の内容は武田塾公式Youtubeチャンネルでもお話しさせていただいておりますので、是非そちらも合わせてご覧ください！
①現代文の勉強をしていない
そもそも、皆さんは現代文の勉強をしていますか？
ほかの科目はきちんと勉強するが、現代文はなんとなく解いていればいいという風潮がありますが、それではダメです！しっかりと現代文の勉強をしましょう。
これから現代文は成績が伸びるのか、と不安を持つ人もいますが、やっていないから伸びていないだけであって、やれば変わるということは言っておきたいです。
正しい勉強法をすればどんなに今、苦手だと思っている人でも現代文は成績を上げられる科目なのです。
②正しい現代文の読み方を学ばないまま問題を解いてみる
2つ目は、「正しい現代文の読み方を学ばないまま問題を解いてしまっている」です。
現代文には正しい勉強法や読み方が存在します。それはどのような参考書で学べるのかというと、『田村やさしく語る現代文』、『船口のゼロから読み解く最強の現代文』、『柳生先生のゼロから覚醒始めよう現代文』などです。
現代文の読み方が詳しく書いてある参考書で、勉強法の軸を身につけましょう。
野球で例えると、バットの正しい持ち方も知らずに自分流でバットを振り回しても、いつまでもホームランは打てませんよね。正しいフォームをしっかり知りましょう、その正しいフォームでバットが振れるように練習しましょう、という話です。
また、1つの文章だけ覚えていても、新しい問題には通用しないので、まずは現代文の正しい読み方を学ぶようにしてください。
③解説を読まない
3つ目は、「解説を読まない」です。
正解した問題の解説を読まない人が、現代文に関しては多いです。現代文はマーク式の問題が多く、なんとなく文章を読んで選択肢を選んで正解してしまいますが、次に本当に正解するかわからないですよね。
たまたま正解したところは、ちゃんと復習をして、現代文が得意な人だったらどう読むのかを振り返って、自分の読み方を修正して初めて伸びる科目だと思います。解説を読んで次の問題につなげられるようにならないと、せっかくの勉強が無駄になってしまいます。
最初のほうは我流の読み方だと思いますが、それだと伸びません。我流の読み方を、先ほど紹介した参考書のいずれかの読み方に、変えていかないといけないのです。
プロの正しい読み方をしっかり身につけていくと、現代文が得点できるということがわかってくると思います。現代文は安定せず、波がある科目だと言われますが、それは正しい読み方が確立されていないからです。
正しい読み方さえ確立できれば、現代文は常に満点を狙える科目なんです。
④説明できるようになっていない
4つ目は、「説明できるようになっていない」です。
現代文の理想的な状態は、解説を熟読して、復習して、人に説明できるようになったら完璧なんです。現代文の授業ができるようになるのが理想の状態なのに、ただ解説を読んだだけで終わってしまう人が多いです。
自分が予備校の講師となった想定で生徒に説明できるレベルにしましょう。人に説明できる状態というのは、参考書や問題の解説が頭の中に入っている状態なので、これを目指してください。
現代文を成長させるには
現代文をどうやったら成長できるのか考えた時に、練習や問題集で解いた文章に詳しくなっても意味がない、ということがわかります。
別の文章になると頑張っても点数が上がらないことになります。具体的な文章から、正しい読み方を身につけることで、次に初めての文章を読むときも、同じ読み方ができるようになります。
入試当日や参考書の問題を解くときに、今まで学習してきた参考書の先生が解き方をささやいてくれる、そんな状態になれば無敵です。なので、普段から参考書の解説を熟読し説明をして先生の考えをトレースしましょう。
現代文は考え方を吸収して、説明できるまでやると成績が変わります。成績を早く伸ばしたいと思って次々と問題を解くだけだと、現代文の成績は伸びません。
まずは土台を固めるために最初の基礎の読み方を確立してください。
⑤語彙力・キーワードを舐めるな
ラスト5つ目は、「語彙力・キーワードを舐めるな」です。
語彙力は『漢字マスター1800』で漢字と意味をセットで覚える。キーワードで言うと、『現代文キーワード読解』で頻出する現代文の重要な語句やよく出るテーマ、近代・科学・宗教・言語の話など、頻出のテーマをおさえておく。
こういった語彙力やキーワードのテーマ力が文章読解の助けになります。なんとなく読める。このなんとなくが、点数をブレさせている原因です。
しっかりと語彙の意味や定義を覚えることで、今までぼんやりとしか読めていなかったということに、後々気づきます。
文章の本当の意味を理解し、本当に根拠を持って解答するには、語彙というものは絶対的に必要です。英語で言えば英単語を知らなければ、文章が読めないですよね。
それは現代文も全く一緒だということを知ってもらえればなと思います。
まとめ
改めて現代文の成績が伸びない人の特徴をまとめると、下記のようになります。
・勉強をしていない
・文章の読み方を学んでいない
・解説を読まない
・説明できていない
・語彙力・キーワードを疎かにしている
今回は「【要注意】絶対に成績が上がらない現代文の勉強法」というテーマでお話ししていきましたが、いかがだったでしょうか。
現代文は正しくやれば成績が間違いなく伸びる。むしろ、得点源になる科目です。
もし、特徴に1つでも当てはまったら、今すぐにでも改善して成績を伸ばしていきましょう！
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