ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
JRいわき駅から徒歩1分、「武田塾いわき校」です!!
あっという間に2学期が始まりましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
2学期はなにかと忙しい時期ではありますが、自分でしっかり勉強時間を確保して行きましょう!
さて、みなさんは「受験における地方格差」というものを経験したことはありますか??
今回は、地元国公立の情報しかない、塾は敵、学校至上主義、都市部と地方の教育格差とはなんなのか?
全国で学習相談をしている武田塾の中森先生に聞きました。
中森先生曰く武田塾内部ではあまりありませんが、受験相談などになると聞くことは多いです。
日本の受験情報発信元の中森先生にどんどん聞いていきましょう!!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
地方格差=情報格差
一番多いのはその地域にない大学の情報不足です。
地元国公立は多くの進学校でしたら卒業生もたくさんいるので情報を既に持っています。
ここで困るのは早慶MARCH、関関同立や、他の地域の国公立の情報があまりないということですよね。都留文科大学(山梨の公立大学)に行ったときにびっくりしたことは、青森から沖縄出身の様々な生徒たちがいたことです。
こちらの大学は、カリフォルニア大学と提携しているのでカリフォルニアの学生たちがいる中でそれぞれにお世話係がつきます。
このお世話係の人たちの出身が全国バラバラでどうしても国公立に行きたくてこの大学に入学したようです。
「どうやって知ったの??」と思ったそうです。
塾の多さも情報格差になる!
情報源の1番は学校です。
着いていける人は正直学校だけで受かっているというケースも多いです。
これに着いて行けなくなった時に、どうなるかという問題が首都圏や関西などの塾が多い地域と比べると地方は情報が少なく辛い思いをしてしまうのではと考えられます。
以前動画に出ていただいた早稲田大学の方も、早稲田の情報が地元にないため、ネットで検索をして独学をしたとおっしゃっていました。
塾に相談に行くことを責める先生も?
実際に武田塾には相談に来てくれる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、塾に相談に行くことを責める先生も中には…。
とある地域では、塾に通っているのか通っていないのか、魔女狩りのように責め立てているというところも存在します。
「塾は敵だ」と言っている先生がいるという相談を受けることもしばしばあったようです。
先生二人ともこの経験をしたことがあるようですが、学校と塾が協力すべきだと言っている地方の先生ももちろんいます。
価値観の違いもありますし、地方の場合、国公立が私立よりも上だと思っている方が都心よりも多い傾向にあると考えられます。
何をもってこのように考えているのかということも大切です。
例えば就職なのか、大学の研究なのかというところでも違ってくると思います。
何から何まで、この大学がこの大学よりも上だということはほとんどありません。
このあたりの情報をどこまで持った上で提案しているのかが分かりづらいということが結構多いです。
実際に多い相談は??
出題傾向や偏差値
中森先生が特によく経験する相談内容としては、出題傾向の話や偏差値の話が多いです。
偏差値が高いということが、難しいということではないという話をよくします。
難しい問題が出るとは限りません。
高得点などのケースもありますし、科目の相性など人によっても差がでるのでこの辺はしっかり調べてほしいというアドバイスをします。
偏差値の高低だけで「難しそうだからやめよう」「簡単そうだから受けよう」というようになってしまうことも考えられます。
こういうのは具体的な情報がないとまさに地域差が生まれてしまいますよね。
模試の偏差値至上主義も多い!!
武田塾チャンネルでもよくお話ししていますが、入試の問題で受かるか受からないかは過去問を解かないとわかりませんよね。
ですが、情報がないので模試のA判定をすごく追い求めているケースが地方の方が多い印章ではあります。
「A判定が取れれば自分は合格できる。」というような感じです。
模試と入試の出題形式が同じかと言われると全く違いますし学部によってもバラバラです。
これが公立第一志望でしたらこの考えはそんなに間違ってはいません。
なぜなら、共通テストに近いマーク模試と二次試験に近い記述模試、この2つが取れていれば模試の結果は国公立の結果に直結しやすいからです。
模試の信頼感は私立よりも国公立の方が高いと考えられます。
しかし、私立だと全く話は変わってきます。
ここが情報不足であるが故に模試を絶対視してしまい、対策不足になってしまうというケースが起こりやすく、格差になりやすいところです。
学校の宿題が多すぎて勉強できない!!
こちらの相談もよくいただきます。
また、学校で自主的に0時限目や7・8時限目などの放課後授業があり、学校だけの課題で全部埋まってしまい自分のやりたいことができないというケースも多いです。
このアドバイスとして、「学校は無視」とせざるを得ないケースも存在します。
どこで時間を使っているのかという話を聞いて、負担の減らし方や「ここを減らせばいいのでは?」「正直この志望校だとここまではいらないからこれは後回しでいいんじゃない?」というポイントで話していくことが多いです。
話を聞いていると勉強内容が志望校向けと違う場合厳しいのではと感じることもあります。
地方の学校は、レールが敷かれているイメージがあります。
このレールを自分で自分に合うようにすることが大切です。
ネットで様々な情報がみれますが、それでも学校や周りの影響は地方の方が大きいですよね。
親世代の知識不足!!
地方では昔の入試の感覚で話す方が多い印象です。
国公立至上主義が多く、「早慶MARCHは誰でも入れたぞ!」という方も中には…。
確かに今の難易度と昔の難易度は全く違います。
このような情報を今話されても全く話が違うので当てはまりませんよね。
今でしたらMARCHよりも入りやすい国公立も存在します。
この価値観は受験の場にいる人しかわからないということもあります。
このあたりが怖い部分でもあります。
生徒本人が思っていることと先生や親が思っていることの情報・価値観が違ってきます。
ここが「格差」という一言に当てはまっているのかもしれません。
首都圏ですと私立に対しても下や上という意識はあまりないと思います。
地方の方がこの考えが大きいです。
今回のまとめ!
今回は「地方の情報格差」についてお話ししていきました!
今でしたらどこでもYoutubeで見れますし、武田塾チャネルにも山ほど情報がありますのでぜひぜひ他のブログや動画もご覧ください!!
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