浪人生の存在
受験生の皆さん、こんにちは、武田塾伊丹校です。今回は浪人生について話していきたいと思います。
高校三年生の中には受験勉強をする中で、学校や塾の同じクラスのライバルやトップの人などと切磋琢磨して模試などで争って一喜一憂しながら過ごしている受験生もいるかと思います。
人と争いながら勉強することで、やる気が出るきっかけにもなるのでそのような過ごし方は私は良いかと思います。しかし、現役受験生には浪人生の存在を忘れないでいただきたいです。最後に本当に勝たなければいけない相手は浪人生なのです。
浪人生は、受験を前年に経験し、志望校に合格できなかった人たちです。受験には失敗しているものの、4月時点で一通り高3の内容まですべて演習している人たちなので、現役生とは圧倒的にスタート位置が違います。
現役受験生は、この人達を相手に戦わなければいけない事を覚えておきましょう。
現役生と浪人生の実力差
受験期における現役生(主に公立高校やそれと同じペースで勉強している人を目安に語ります)と浪人生(大手予備校に通っている人を目安に語ります)の一年間の実力差について話していきたいと思います。
まず、4月時点での高3生と浪人生の実力差は、当然ですが、丸々高3の内容一年分以上あります。例えば理系数学であれば、浪人生は数Ⅲを一通り演習しているのに対し、現役生は通常ほとんど数Ⅲを習っていない状態からスタートします。
この時点では現役生と浪人生には想像絶する実力差があるのではないでしょうか。
4月から7月までの間は、現役生は高3の新たな単元を習っているかと思います。一方で浪人生は高校3年分の内容を一通り基礎から復習しています。基礎といっても、浪人生にとっての基礎は現役生とは異なります。
例えば数学において、現役生にとっての基礎は「公式」「解き方のパターン」であるのに対し、浪人生にとっての基礎とは、「関関同立、早慶、旧帝大などの問題の解き方の基本」「難問の問題を読み取って解く基本」であり、現役生の基本は出来て当然な状態です。
この浪人生の勉強のレベルはすでに現役生の冬の勉強のレベルに相当します。(とはいえ、基本を忠実に勉強しています。)この期間は、現役生にとっても浪人生にとっても受験期一年間の中で最も正念場であるといえます。
夏休み期間、現役生は最後の部活の大会で忙しい中での勉強、塾に通い詰めて勉強、自宅で勉強尽くしなど様々な受験生がいます。浪人生は予備校が夏期講習期間であり、苦手科目を受講して克服しつつ、7月までの基本の内容を復習していきます。
夏休み中に河合塾の全統模試が実施されますが、このとき、現役生と浪人生の実力差は春時点の模試よりもさらに広がっています。(浪人生の実力はいわゆるチート状態なのです)浪人生の7月までの勉強は非常に効果が大きいためです。
夏休みが明けた頃、現役生はある程度以上の進学校であれば、高校3年間のすべての内容を習い終わり、演習問題を解いていく時期かと思われます。(この時点に学校がすべての内容を終わらせそうになければ、できる限り早い時期に進学塾へ通うことをお勧めします)浪人生も、さらにレベルを上げて演習をくり返していく時期だと思われます。
しかし、浪人生は夏明けごろから勉強へのやる気が失われていく傾向にあります。11月ごろの模試では、夏の模試から偏差値が上がる浪人生はほとんどいません。夏から秋にかけて、浪人生は夏時点で実力がついているので、伸びにくくなりがちです。そのため、全体として現役生と浪人生との差が縮まってくる時期であるといえます。
この時期は現役生は受験に対してネガティブ施行にならず諦めないこと、浪人生は夏の成績が高いからといって油断しないことが大事になってきます。
1月頃はセンター試験(共通テスト)が実施され、その時期の現役生と浪人生との差はほとんどなくなっています。(無論、本番でも全体として浪人生の方が成績は良いです)
さらにセンター試験から二次試験までの間、現役生は二次試験対策にラストスパートをかけていきます。二次試験の実力はこの時期に非常に大きく上がります。
現役生はは秋時点で二次の実力が足りなかったとしても、センター試験後からでも可能性は意外と残されています。それは主に、基本事項は抑えられているが、いざテストになると高得点を取ることができなかった受験生に顕著です。
一方で浪人生は二年間の受験生活(一浪の場合)によって、精神的に限界を迎えており、とても現役生のようにラストスパートをかけられる状態ではない受験生が非常に多いです。逆に言えば、浪人生がこの時期に頑張ることができれば合格の可能性が上がるかもしれません。
以上が一年間での現役生と浪人生の一年間の実力です。結論として、現役生は危機を感じつつネガティブにならず諦めないこと、浪人生は模試の偏差値が高かったからといってうぬぼれたり、油断したりしないことが重要な心構えとなっていきます。
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理系は特に差が…
浪人生との差について話してきましたが、文系と理系とでは実は理系の方が差が付きやすいのです。
通常、文系は英語、社会(国公立志望は主に数学)、国語をメインに、理系は英語、数学、理科をメインに勉強していかなくてはいけません。英語や国語は高1から高3までの勉強内容はほとんど変わりません。
英語であれば、語彙力、文法、長文、英作(ただし英作は高1からもできるが、基本知識が少ないため高3からすることが多い)、国語であれば、漢字、読解、古文単語、漢文の句形と、どれも高1から全体的に勉強することができます。
一方で、理系数学では数Ⅲ、物理では電磁気、化学では有機など、ハイペースで進まない限り高3からしか勉強することができない単元が試験で高い割合で出題されるものが多いのが数学と理科です。
おまけに、数Ⅲの積分は必ずといっていいほど二次試験で出題され、しかもそれは数Ⅲの最後の方の単元であるため、高3の秋頃からと非常に遅い時期からスタートします。
高1から勉強することができる科目は、勉強期間が現役生3年間に対し一浪生は4年間です。一方で高3から初めて習う科目は、勉強期間は現役生1年間に対し、一浪生は2年間です。
勉強期間の差は共に1年間ですが、比で考えると3:4に対して1:2となります。そのように考えると数Ⅲなどの高3科目は特に差が付きやすいことが分かりますね。ましてや数Ⅲの積分だけで考えると1:3くらいの比になります。
さらに、高3ではすべての受験科目を受験レベルまで上げるための勉強をしながら新しい単元を演習しなくてはならないため、高2までの積み残しがあればあるほど数Ⅲなどの科目を極める時間が無くなり、困難になっていくでしょう。
つまり、同じ勉強でも後になればなるほど極めることが困難になっていきます。数Ⅲの積分は非常に忙しい時期にスタートするのです。
まとめると、理系科目は高3からスタートする単元が多く、勉強時間が足りなくなるということに陥りやすいので、文系と比べても理系は現役生と浪人生との差が付きやすいのです。
時間に余裕があると思っている高校生の方、特に理系の方は現役合格を目指すのであれば、時間に余裕があるなんてことは必ずといっていいほど起こりません。
以上のことから第一志望現役合格をすることがどれほど難しいことかということを理解していただければと思います。
じゃあ結局どうすれば…?
今まで現役生と浪人生の差について話しましたが、結局現役生はどうすれば浪人生との差を作らずに済むのかということになります。結論から言うと、「習ったことは習った瞬間に完璧に!」ということになります。
例えば、高1で二次関数を初めて習いますが、次の単元である三角関数に突入する前に二次関数を完璧に解けるようにするということです。あまりに難しい問題はできなくてもよいですが、その単元までであればどんな問題でも解ける状態にしておくのです。
ここで注意しなければいけないのが、「完璧に」とはいっても、問題集を丸暗記して定期テストで満点をとっても全く意味がありません。その単語の類題や初見問題が解けるようにならなくてはいけません。
つまり、高2までの単元は高3に突入する前に完璧にしておくことが重要です。そうすれば、文系は英語、数学(数Ⅲが無いため)、国語を高2までに極めることができ、高3での負担も極めて小さくなるかと思われます。
一方で理系は、それでも数Ⅲなどがあるため大変ではありますが、圧倒的に高3での負担は軽減されるのではないでしょうか。このことが、「いつやるの?今でしょ!」という名言に隠されているのではないかと私個人的に思っています。
ここまで話してきたことは当たり前といえば当たり前のことかもしれません。しかし、これを実践することは簡単ではありません。
ですが、難関大学であれば特に言えることですが、合格するのはこれを実践できた人のみとなってきます。ここまでの内容を読むと、高3では手遅れと思ってしまうかもしれませんが、それでも「早め早めの勉強」が重要です。
6月にするか、12月にするかでは大違いです。なので、このブログをみた高1、高2生、受験生は今まで習ったことが完璧に頭に入っているかを改めて見つめ直し、大学受験に向けて頑張っていきましょう。
武田塾の名前をご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
武田塾は全国400校舎以上展開、生徒数は1万人以上の規模です!
ここ数年で300校舎以上増加して全国に展開できるほどの新進気鋭の人気の塾・予備校です!
そんな武田塾400校の中でも武田塾伊丹校は、難関大学合格率で全校舎中17位で表彰されています。
伊丹校が”難関大学合格率が素晴らしかったで賞”で表彰されました
小学生から高校生で伊丹市で塾や予備校を検討している方は、是非、無料受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾では塾生の学力を向上させるために、様々なサポートを行っています。
そのサポートの内容をお話する前に、下記のようなことに困ってはいないでしょうか?
1.やらなければいけないとわかっているけどサボってしまう。
2.学校の授業は理解はしているが、点数は伸びない。
3.勉強のやり方がわからない。(科目ごとの勉強法がわからない。)
4.何をやればいいのかがわからない。
5.学校で授業を受けてるのに、理解できない。
6.志望校の受験対策がわからない。
武田塾が他の塾や予備校と比べて全くちがうことは「授業をしないこと」です。
すごい分かりやすい授業を聞いたらできるようになるーー✖ わけではありません
特に中学、高校と上にあがれば上がるほど授業を受けっぱなしにしているだけではできるようにはなりません。
学校で1年間で1000時間も授業受けてるのに、さらに授業受けて成績があがると思いますか?
それにもし本当に授業だけで成績がのびるなら年間1000時間もの授業を受けてたらもう少しあがってもよいと思いませんか?
そう、結局授業では成績は伸びません。
授業は「理解する」までしかやってくれません。その先の実際に暗記したり、実際に問題を解いたりを繰り返すことで「できる」ようになるようにしなければなりません。それをするのが自学自習です。
大切なのはその自学自習の時間やその勉強方法です。
下の絵は偏差値があがる学習の3段階です。ここでは、「やってみる」「できる」が大切です。
ですから、上記した1~6のような問題に困ってない生徒なら武田塾も必要ありません、迷わず塾にいかずに自学自習するべきです。
武田塾のやり方は1冊ずつ完璧にすることです。
英単語の参考書 完璧
英熟語の参考書 完璧
英文法の参考書 完璧
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これで英語の成績があがらないと思いますか?
「そんなこと言われても、やり方がわからない」
「やり方はなんとなくわかるけど、サボってしまう」
「どの参考書がいいかわかりません」
そんな人はまずは武田塾に相談に来てください。
武田塾では生徒の自学自習を徹底的にサポートします!!
勉強は孤独です。色々な評価を受けたり駄目だしをされることはあっても
個別にアドバイスを細かくしてくれたり、細かな相談をしたり、個別に自分にあった勉強方法を教えてもらっていない生徒がほとんどです。
実際に武田塾に受験相談にくる生徒の多くは学校や塾では「理解する」ところまでしかやってもらえない。勉強方法とか教わったことないと答える生徒がほとんどです。
武田塾では、そんな孤独な勉強と戦う生徒に専属のコーチを科目ごとにつけます。
そして、上記したお困りごとの1~6を網羅した上で受験日から逆算して毎日のやることを設定、勉強方法から指導して、毎週の確認テストで実際に「できる」ようになるまで教えます。
(詳しくは受験相談にお越しください。)
「やらなければいけないとわかっているけどサボってしまう。」
専属のコーチに毎日の宿題とその勉強法を徹底的に指導してもらって武田塾の自習室で管理されたら頑張れます。また、毎週テストがあるからこそ1週間の勉強に身が入ります。
「学校の授業は理解はしているが、点数は伸びない。」「勉強法がわからない」
身につけることが大切です。勉強法やスケジュール管理を見直せばすぐに出来るようになります。分かりやすい例でいえば英単語100個1時間で覚える方法もどんな偏差値の生徒でも出来るようになります。
「何をやればいいのかがわからない。」「志望校の受験対策がわからない。」
受験日から逆算して1日の勉強量を設定、生徒のレベルに応じたカリキュラムでどのレベルの生徒でも志望校に間に合うように導きます。
「学校で授業を受けてるのに、理解できない。」
授業がわからない場合は2種類あります。一つは自分が理解できなくなったところまで戻ってもう一度学習する必要があります。
もう一つは、学校の授業が分かりづらい場合ですが、武田塾では自分のレベルにあったわかりやすい参考書で学習してさらに理解するまで教えるので問題ありません。
武田塾は一般的な個別指導塾でよくある質問して終わりではありません。
それだと確かに生徒に合わせた指導は実現するのですが、その場で聞いて終わりになるので、いつまでたっても身につけることができません。これだと授業の受けっぱなしと同じことです。
武田塾では理解した内容をきっちり身につけてテストで解けるようになるまで指導するから、「できる」ようになる訳です
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