大阪府立大学(現大阪公立大学) 工学域 傾向と対策と諦めないことの大切さ
こんにちは、武田塾伊丹校です。今回は 大阪府立大学 工学域 傾向と対策と諦めないことの大切さ です。
大阪府立大学中期試験とは
こんにちは。私は大阪府立大学工学域在学中です。
今回は大阪府立大学工学域の中期試験について語っていきたいと思います。
大阪府立大学には、国公立大学中期試験が工学域にのみ存在します。
府大中期試験は、中期試験を実施する国公立大学がそもそも少ないので、入試の倍率が12倍と非常に高く、
偏差値も大阪大学基礎工学部とほぼ同じで、他の府大の前期日程の学部と比べても非常に高く出ています。
府大工学域の多くが前期試験で
大阪大学や京都大学(稀に神大、名大、東大落ちも)を受験して不合格だった人達です。
なので、受験のレベルは非常に高いといえます。入学式では、ほとんどの人が受験期の本命大学ではなかったため、工学域の人達のみあまり嬉しそうではないような顔で迎えています。。(笑)また、最初の自己紹介は、
「お前、どこ落ち?」「俺、阪大落ち」などの会話から始まり、コミュニケーションを取っていく程です。(笑)
二次試験入試科目及び配点
二次試験の入試科目及び配点は、
数学(240)
物理(120)
化学(120)
英語(120)
合計(700)
となっています。
各科目の傾向と対策
数学
数学は、大問5つで構成されており、そのほとんどが答えのみを記入する形式になっています。問題の難易度はかなり低めな傾向にありますが、ケアレスミスによって点数が完全になくなってしまうことにもなりかねないので、「解ける問題をどれだけ確実に正解するか」がポイントになってきます。
時間は余りがちなので、残った時間は捨て問などの難問を解くことよりも、解けた問題の見直しをすることが重要になります。試験時間は120分です。
物理
物理は、府大中期では非常に難易度が高いことで有名で、阪大二次試験より点数が低くなることも珍しくありません。また、大問が2つしかなく、そのうち1つが原子物理ということも十分あり得ます。大問2つのうちの1つを丸ごと落としてしまうと非常にイタイですね。なので全分野を確実におさえる必要があります。
化学
化学は、物理とは反対に非常に問題の難易度が低い傾向です。大問は5つありますが、物理の2つのほうが圧倒的に時間を要します。化学は時間が余りやすいので、できるだけ時間を稼ぎ、物理に注げるとよいです。センターレベルを解けるようになっておくだけでも十分府大中期二次で得点できるかと思います。試験時間は物理と合わせて120分です。
英語
英語は、問題を一度見ると、試験時間60分に対し、大問が2つ(大問1が長文、大問2が和文英訳)で構成されているため、非常に時間があるように思えます。しかし、長文問題の難易度が高いため、実際に得点することは困難です。長文問題の何が難しいかというと、単語、熟語などの語彙です。府大中期は語彙が難しいがゆえに長文問題の難易度が高くなっています。
対策としては、できる限りの語彙力を身に付ける、文脈からわからない単語を推測する力をつける、といったものになります。
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中期試験への心構え
府大中期試験は阪大前期試験と比べて、問題の難易度は全体的には低いですが、取るべき点数が高いので、油断はできません。また、ほとんどの人が本命で受けないので、受験生全体として過去問をあまり解かずに本番へ挑むことが多いです。在学生(合格者)何人かに聞いたところ、多くの人が1年分くらいしか過去問演習をしなかったそうです。
全く過去問演習をせずに合格したという人も珍しくはありませんでした。しかし、過去問を二年分以上解いた人ほど二次試験の得点が高い傾向にありました。なので、もし受験が決まったのであれば、ほんの数年分でよいので前期試験受験後に対策するとアドバンテージになるかと思います。
また、二次試験最中の事ですが、中期試験では午前の試験が終わると、途中退室をする生徒が出てきます。というのは、神戸大学前期試験の合格発表が中期試験当日の昼ごろにされるため、神戸大学を合格した生徒が帰宅するからです。
このようなことは、当日の受験生にとって精神衛生上あまり良くない事かもしれないので、あらかじめ知っておくことで心構えをしておくと良いかと思います。
市大との合併による影響
また、2022年度から大阪市立大学と大阪府立大学が合併して大阪公立大学(通称ハム大)になる予定です。大阪府立大学工学域は大阪市立大学工学部と合体し、大阪公立大学工学部になる予定です。
注目の試験日程ですが、合併前は市大工学部は前期日程と後期日程で募集しており、府大工学域は中期日程でのみ募集していました。
合併後は前期試験と中期試験を実施し、後期試験は実施しないそうです。ちなみに、前期試験は元々市大の学科が、中期試験は元々府大の学科が多めに募集されているそうです。
おそらくではありますが、中期試験の試験内容は大きくは変わらない(変わっていたらごめんなさい)と思われるので、過去問での対策は有効ではないかと思います。
出願まで諦める必要はない!
ここで私自身のエピソードになりますが、国公立入試は前期は大阪大学基礎工学部、中期は大阪府立大学工学域、後期は大阪府立大学生命環境科学域理学類を受験しました。
センター試験後自己採点をしたところ、前期、中期試験のボーダーラインよりも10%以上低かったのです。
当時は非常に絶望的な気持ちでしたが、諦めたくなかったので上記の大学を受験しました。なお、後期試験はセンターの爆死科目を含まない受験でしたので、ほぼボーダーライン上にいました。しかし前期試験は、二次試験で挽回しようという作戦でしたが、あと一歩というところで合格点に届きませんでした。
また、中期試験は前期試験と同じ難易度である上に、前期試験よりセンター試験の配点の割合が大きかったため、前期試験よりも合格が厳しい中での受験でした。しかし、中期試験では実力を発揮することができたのか、合格最低点を遥かに上回る点数を獲得することができました。(ちなみに後期試験も合格しました。)私の経験から、諦めないことの重要さを分かっていただけたらを思います。
最後に、国公立理系受験生には是非とも中期試験も受けていただきたいです。たとえ共通テストの点数が悪くて、ほとんど合格の可能性が無いというような状況に陥ったとしても、二次試験で挽回することができれば、受かる可能性があるからです。
前期試験はセンターや共通テストの点数が悪ければ、志望校のレベルを落とす必要があるかもしれませんが、中期試験はそもそも実施している大学が少ないので、共通テストが悪かったからといって受験を諦める必要はないのではないでしょうか。
また、センター試験や共通テストが悪かったという理由で国公立の受験そのものを断念してしまう受験生も多く見られますが、出願すら諦めてしまう必要は無いと私は思います。
確かにセンター試験の点数が悪いと、国公立入試を受験する気力がなくなってしまうかもしれませんが、その一瞬の努力で、大学生活4年間や学費などが変わるかもしれないので、前期試験、中期試験、後期試験を是非とも最後まで頑張ってください。
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すごい分かりやすい授業を聞いたらできるようになるーー✖ わけではありません
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「学校の授業は理解はしているが、点数は伸びない。」「勉強法がわからない」
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「何をやればいいのかがわからない。」「志望校の受験対策がわからない。」
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「学校で授業を受けてるのに、理解できない。」
授業がわからない場合は2種類あります。一つは自分が理解できなくなったところまで戻ってもう一度学習する必要があります。
もう一つは、学校の授業が分かりづらい場合ですが、武田塾では自分のレベルにあったわかりやすい参考書で学習してさらに理解するまで教えるので問題ありません。
武田塾は一般的な個別指導塾でよくある質問して終わりではありません。
それだと確かに生徒に合わせた指導は実現するのですが、その場で聞いて終わりになるので、いつまでたっても身につけることができません。これだと授業の受けっぱなしと同じことです。
武田塾では理解した内容をきっちり身につけてテストで解けるようになるまで指導するから、「できる」ようになる訳です
川高校
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