点数や判定ばかり気にするな!正しい模試の復習方法!
こんにちは。武田塾伊丹校です。今回は 正しい模試の復習方法 についてです。
受験が近付くと、模試を受ける機会も増えてきているのではないでしょうか?
模試が返ってくると、どうしても点数や判定で、一喜一憂してしまったり、あまりのひどさに見直しをしたくなくなったりすると思います。しかし、模試を正しく復習し、分析することで、真の実力がついていきます。毎回の模試をきちんと見直しした人と、受けっぱなしで満足してしまった人では点数に大きな差がついていきますよ。
今回は、正しい模試の復習方法について、説明していきます。正しい方法を知って、実践していきましょう!
模試当日の受け方
まず、模試を最大限生かすためには、模試の受け方を気を付ける必要があります。本番の試験の予行演習だと思って、時間配分や見直しなども丁寧に行ってください。
また、模試を受けている最中や、解き終わった瞬間に、この問題がうまく解けた、この問題には自信がない、不安だというような感想が湧き上がってくると思います。そういった反省はすぐに書き留めておいて、復習の際に見直せるようにしておきましょう。
分からなかった問題に〇や×などの印でチェックを付けておくというのを習慣化しておけば、より見直しがスムーズになるかもしれません。
センター模試や冠模試の一部では、模試が終わったらすぐに答えが配られ、自己採点を行う場合があります。その際は、記憶が新鮮なうちにある程度まで復習しておきましょう。
時系列で説明!模試の復習方法
模試が返ってきた時、まず、現在の自分の実力、取り組んでいる参考書や授業のレベルを振り返って妥当な点数を取れているかどうかを確認しましょう。
そのために
①問題冊子と解答・解説の冊子で、解けた問題と解けなかった問題を確認する。
②今の自分の実力でできていなければならない問題を確認する。
この時、模試によっては、全受験者の正答率が示されている問題もあります。
全受験者の正答率が70%近くの問題を間違えていたら
基礎がきちんと身についているかもう一度確認した方がいいかもしれません。
逆に、正答率が、10%以下の難問を正解している必要はありません。全受験者の正答率を確認してみましょう。
模試の全体的な自己評価が終わったら、間違えた問題をそれぞれ細かく見直していきましょう。
③テストを受ける際に、どうミスしてこの問題を間違えたのか思い出す。
問題の解法が分かったのに途中の計算で間違えてしまったという場合と
解法が全く浮かばなかったという場合では、今後しなければならない勉強の質は異なります。
時間不足、マークミス、難問、勘違い、知識不足など
どのような理由でこの問題を間違えたのかできる限り明確にしましょう。
④問題の正しい解き方を確認する。
問題を見直し、正解や解き方を確認することも大切ですが、それで終了にしてしまわないでください。
関連する問題を復習するだけではなくて、問題の身につき方を見直してほしいです。
今まで解いたことのある問題の類題なのにどうして解けなかったのか
知識が正確に身についていないのではないか、このままの勉強法でいいのか
ということを同時に考えていきましょう。
⑤今後点数を上げるための方法を考える。
③で失敗したミスを次回はしてしまわないように対策をすれば、今後のテストでは点数は上がっていくはずです。
「時間配分をどのようにすれば間に合ったのか」
「マークミスをしないようにするには、どのように解き進めて、見直せばいいのか」
「ケアレスミスを防ぐためにはどうすればいいのか」
等、失敗から対策法を考え、理想のテストの解き方というのを実践できるようにしましょう。
また、今までの復習の結果、苦手な分野や身についていない単元が明らかになったかもしれません
その場合は、自分の勉強法を見直しましょう。
受験期は、難しい問題を解けるようにならなければいけないと焦ってしまいがちですが、基本的な内容に一度戻ったり、もう一回昔解いていたドリルを解いてみたりして、基礎を完璧にした方がいいかもしれません。
次の模試・受験本番に向けて…
模試では、受験本番の雰囲気を味わいながら、今まで勉強してきた成果を試すことができます。
この時、自分の癖であったり、時間配分の問題点であったり、勉強の足りない部分であったりが見えてきます。
自分の欠点と向き合うのは辛いことかもしれませんが、欠点と向き合い・乗り越えることで合格が近付きます。
模試を有効に使って、受験を有利に進めましょう。
一方で、今まで言ったような丁寧な見直しをするには、ある程度まとまった時間が必要になります。また、今までの成果を試す・試験本番の取り組み方を試すといっても、何回も連続して試す必要はありません。
自分の勉強の進度と模試の関係をしっかり考えて、模試の受けすぎで土日の時間がなくなり、勉強時間が少なくなる、それによって模試の復習も出来なくなるなどの悪循環に陥らないように注意する必要があります。
模試を上手く活かして、志望校合格へ近づきましょう‼
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