こんにちは!!武田塾石垣校です!!
GWは終わりましたが、既に石垣島は長い梅雨に
突入しており、とてもじめじめとした空気で
晴れ間も日にわずかです。しかし、これは
暑い夏の時期に向けての準備の時期です。
夏は受験の天王山と言われるほど
受験生にとっては重要な時期。
なぜ天王山といわれるかに
ついても少し話していきましょう。
夏休みは受験の天王山とは
夏休みまであと2か月ほど
ところで、天王山についてご存じない方も
いらっしゃるかもしれませんので補足を
させていただきます。
てんのう‐ざん【天王山】
【一】京都府南部、乙訓郡大山崎町にある小丘。
淀川の分岐点にあり、古来水陸交通の要地。
天正10年(1582)山崎の戦いで、羽柴秀吉が
明智光秀を破った。
【二】《一の故事から》勝敗や運命の
重大な分かれ目。〈『大辞泉』より〉
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
織田信長を本能寺で打ち取ったのち、
非業の死を遂げた武将明智光秀が
本能寺の変後、天下目前にして明暗を分けた
と言われている山崎の戦いにおいて、
もっとも重要なポイントだったのが
「天王山」を制したかどうかだったのです。
もし、この時天王山を先に制していたのが
羽柴秀吉ではなく、明智光秀だったなら。
時代は大きく変わっていたと思います。
もしかすると、江戸時代もなかったのかも
しれません。それほどに、当時は
天下に最も近かったのが明智光秀です。
羽柴秀吉に敗れなければ、織田軍を自らの
軍として天下に号令をかけていたはずでした。
しかし、天王山を先にとられて山崎の合戦で
破れ、明智光秀は「三日天下」となって
しまったのでした。
明智光秀は、いかに天下に近くとも、
ここだけは誰にも譲ってはいけなかったのです。
夏は誰にとっても合否を分ける重要な時期
年間で2000時間近い学習時間を必要とする
大学受験ですが、その中で最もまとまった
学習時間を得ることができるのが夏休みです。
夏休みは42日間とすると、
1日10時間は学習できるので、
42日×10時間で合計420時間の学習をすることが
できます実に年間の5分の1以上の学習時間を
この数十日で取り入れることができます。
学習の濃度も量も、他の時期とは全く違います。
もしこの時期までに没頭して学習に取り組むことが
できるのであれば、通常とは比較にならないほどの
時間を一日に継続して勉強時間に充てることができます。
こんな時どんな学習をしていけばいいのか。
そう、問題演習です。
あらゆる学習は実践問題の演習で花開く
実戦問題の演習で、全ての学習が初めて実を結びます。
ー単語学習ー 暗記
ー文法学習ー 暗記
ー長文読解ー 暗記
ー英作文ー 暗記
それぞれが実践問題のピースです。
これをそれぞれ習得するまでは絶対に
諦めてはいけません。
習得して、演習…この先に得点力の
アップが待っています。逆に言えばそこまでは
何をしても実力が伸びていないような気さえ
します。しかし、そんなことはありません。
実力と知識は常に伸びています。
そして、問題を解きなれていくことで知識の
活用方法がわかっていくのです。
問題演習は時間がかかる
とはいえ、実践問題は一度解き始めると
解き終わるまで時間がかかります。
つまり、平日の隙間時間や短い時間では
解き終えることがなかなか難しいのです。
勉強時間の確保が出来なければ解き始める
ことさえ難しい。それが実践問題の難しい
ところです。じっくり問題を解き、解答、
解説を確認してまた解きなおす。
そういう勉強をじっくりと出来るのが
夏休みなのです。
夏休みは夏休みにしかできない学習を
夏休みは一日ごとの勉強に使える時間の単位が
大きくなります。もちろん、暗記に充てること
もできます。でも、せっかくなら問題演習に
充てていただきたいです。
解いている問題を時間が無いから、と途中で
中断するのはあまりにもったいないからです。
暗記も出したに合計時間では長い時間を要しますが、
必要に応じて中断することもできます。
そして、いつでも再開出来ます。
長文問題や試験の過去問ではそのようにはいきません。
どうしても中断すると解きなおしになってしまい、
せっかくの貴重な演習問題を消費してしまうことに
なります。これは時間のロス以上に痛いことです。
問題はけして無限ではありません。中途半端に
解いてしまって消耗するよりも、知識をある
程度完璧にした状態で
1.問題を解き、
2.問題の解答を確認し、
3.問題の解説を理解して
4.もう一度解きなおす。
このルーティンはとても時間がかかります。
ただ問題を解く、というものではありません。
このルーティンをこなして理解、納得し、
問題の解き方につなげていく。それが出来ないと
問題を解いていた時間すら無駄になってしまいます。
それは非常にもったいないことです。
だから今は暗記をしっかりと行い、
基礎の地盤をしっかりと固めていってほしいと思います。
暗記に没頭できるのは今しかない
毎日が暗記、全教科暗記、暗記し続けて
しんどい…という受験生も多いかもしれません。
しかし、今から2か月後の夏、暗記はとても大変
です。暗記は短時間で気もちを切り替えられる
タイミングでの学習がむしろ向いています。
長い時間、それだけを続けるのはやる気も根気も
求められる非常に苦痛の時間となります。
演習は必ず問題を解くだけでは終わらせず、
解いた後、解答、解説の熟読、解きなおしが
完璧になるところまでは必ず1セットで進めて
いきましょう。問題は最終的には暗記してしまう
かもしれませんが、パターンの暗記が出来るの
であればそれでよろしいと思います。
ですが、答えの暗記だけはもったいないのでやめて
ください。
もう一度言います。
長い時間没頭できる夏休みは問題を解く時間にする。
短い時間しかない夏休み前は暗記中心にする。
演習中心の夏が明けたら…秋の過去問演習へ。
秋の問題演習は非常に難しい難易度の問題が続きます。
しかし、解答、解説を読んでもさっぱり理解できない…
ということもあるかもしれません。しかし、
それではダメです。演習問題で核問題の理解、応用が
聞くように基本問題を中心に問題の解答、理解、
活用が出来るようになってください。なんだかんだ言って
基本問題が一番重要です。試験問題であっても
いくつかの基本が合わさってできていますので。
夏は暗記した内容を試せる問題を解く。
これを徹底してください。きっと、あなたにとって
すばらしい夏休みが迎えられると信じています。
私たち武田塾もそれが迎えられるよう応援して
いきます。
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