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勉強しないのは何故?理由はゲームだけではない…?

GW直前、家でダラダラ過ごしちゃいがち…?

こんにちは!!武田塾最南端の石垣校です😊

夏ではありませんが明らかに夏!!と言った感じの

暑さです。熱中症の恐れもありますから、

日中の外出や活動には最新の注意が必要です。

石垣島にお住いの皆様はもちろん、観光で訪れる方々も

ご注意いただければと思います。私も頭がクラクラします…。

クーリッシュが一瞬で液体になるくらいには熱いです。

突然ですが、皆さんはゲームは好きですか?

もしくはお子さんはゲーム好きですか?

嫌いな人、の方が少ないかもしれませんね。

そんな中、ゲームの好きな子供たちの考え方や背景

わからない、という方も同時に多いと思います。

これは、ゲームが好き、という人でもそんな状況の方は

いらっしゃいます。今回は、勉強には興味を示さず、

ゲームばかりしてしまっている生徒たちの目線と、

ゲームが何なのかについて、俯瞰できるお話に

したいと思います。

今も昔も大人気!!ゲームのあれこれ

なんかめっちゃ懐かしい!!

videogame_boy

私が幼少のころの30数年前などはゲームが

コンテンツとしてちょうど世に出始めた頃でした。

ファミコン、ゲームボーイ、スーパーファミコン…

等は、社会現象にもなり、保護者の方々の世代でも

なじみのある方はいらっしゃると思います。

インターネットや通信機能を使い、処理機能や

画質、音声、システムをパワーアップしながら

今もゲームは進化し続けています。

最近では人気に拍車がかかり、最新ゲーム機の

ニンテンドースイッチやプレイステーション5

などは未だに入手困難の状況が続き、高額になって

転売されるなど社会問題にもなっているようです。

ゲームという媒体の大きな変化

今から20年ほど前、ゲーム機もインターネットの回線を

用いて、通信してのプレイヤー同士のやり取りができるように

なりました。とは言え、優先式で設置も大変で、

通信に大きな負荷(料金など)がかかる上に準備、

接続する器具も高価であまり普及はしていない

印象でした。海外ではインターネットを通じてゲームや

コミュニティ作りが盛んである、と言われても日本ではまだ

にわかには信じられない状況だったのではないかと思います。

しかし、それから数年経って状況は大きく変わってきました。

ゲームがコミュニケーションの道具に

ファミコンやスーパーファミコンはまさしくおもちゃで、

ゲームはほぼ一人で遊ぶというのが正しかったと思います。

もしくは数人で遊ぶ、という遊び方だったと思います。

しかし、今から約十年オンライン通信が常時行われるシステムになり、

文章のやり取りができるようになると、ゲームは

コミュニケーションの手段に変わっていきました。

つまり、画面の向こう側にキャラクターを通して

人間がいて、会話したり人間関係を作れるようになったの

です。ゲームにのめりこむ、というよりはネット上の関係に

のめりこむようになったという方が正しいかもしれません。

人間関係のパワーバランスや、承認欲求といった

依存の原因となるものが増えていったのです。

そして、現在はスマートフォンという端末を使って、

コミュニケーションしながらゲームすることのハードルは

限りなく低くなった状況となり、その依存度も深刻に

なってきました。

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ゲームしながら誰かとやりとりするのか当たり前に

深くなる依存と理解の乖離

生徒たちは自分の居場所を

ゲームの中で得ているのかもしれません。

学校や家庭で自分の思うようにいかない状況が

あって、そのイライラをぶつけているのかもしれません。

あるいはそのコミュニティの中では伝説的な

存在として尊敬の念を集めているかもしれません。

そういった状況の中で必ずしもそれを「たかがゲーム」

といった考え方では言えないものになっているのではと

思います。わかってくれない、という孤独感を

さらにゲームによって埋めようとするかもしれません。

そうなると感情的なバイアスが働いてしまって、

ゲームのし過ぎに対する注意や指摘が全く通じなく

なってしまいます。それは非常に恐ろしい状態です。

問題の本質はゲームの多様性、とは別

話を戻します。何故、子供はゲームをして

保護者はそれを止めることができないのでしょうか。

それは「ゲームが面白すぎて止めたくないから」

ではありません。ゲームをしたとしても驚くほど

楽しいとかではなく、何かに強要されているかの

ように続けるしかない状況が生まれているのです

そして、それに対する社会の理解も進んでいるとは

言えません。それは、0か100かの二元論の話に

なっているのが原因だと思います。

ゲームを問題に取り上げた話は、大抵は

「ゲームを今後一切止める」

「ゲームを止めない」かの

2択になってしまっています。

そのような状況で恐ろしいのは「勉強する」の選択肢も

「ゲームを今後一切止めて勉強する」か、

「ゲームを止めないで勉強しない」かの

2択になるということです。

ゲーム=勉強をしないにしてはいけない

ゲームに限らず、楽しい行動に制限を付けるのは

かなりハードルの高い指示です。

そこに、よりによって勉強をするも追加しており、

わざわざハードルの高い指示にしています。

このような形にしてしまうと、勉強をしたくない、

というよりはゲームを無しにされるくらいなら

勉強などしない!!という考え方に強制されていきます。

結局、穿った見方に影響され、「ゲーム=罪悪感」

となり、自己肯定感も落ちていきます。そうなると、

ゲームに依存しつつ、勉強しようという向上心も

失われていくというスパイラルに陥ってしまう

ことになります。これはまずいです。

勉強とゲームは別の問題。課題は分けること。

「勉強をせず、ゲームをする」のか、

「ゲームをせず、勉強をする」のかという

2択にはしません。

「勉強は何時間するのか」

「ゲームは何時間したいのか」

条件提示をしつつ、すり合わせていかなければいけません。

この話し合いが非常に難しいのですが、それを理解して

話し合いに着手できていないご家庭がほとんどではないでしょうか。

 

勉強もゲームも趣味も全部可処分時間の範疇

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 要は時間の使い方なんや!!

 

仕事や学校の時間、は一日における定量の束縛された

時間ともいえます。一方で、帰宅後の時間は

それぞれに許された自由な時間。

ゲーム以外にも部活趣味習い事

社会活動等、自分の許された時間の範疇で

何をどの程度するのか、の選択を助けることは

できます。あくまでゲームはこの選択肢の中の一つです。

可処分時間を確認して、TVを見るのはどのくらい

なのか、スマートフォンを見るのはどのくらいなのか、

決めていきましょう。

話し合いなど無理なんですうちは…

というご家庭もあると思います。

話し合って決めたはずの条件を後で反故にされて、

なし崩し的に好きなようにふるまわれてしまう…

もし本当にそうなら、この場合は残念ですが

そもそもは買い与えてはいけなかったということなのかも

しれません。自制心や抑制する力は育まれもしますが、

同時に個性でもあり、個人差があります。

しかし、1日中ゲームばっかり、というご家庭から

今まで相談を受けたことは何度もありましたが

結論から言えば全員改善しています。

ゲームは何時間やりたいの?

ゲームは人によって好みが非常に分かれます。

また、種類も豊富です。

なので、なんのゲームをしているのかを聞きます。

もしかしたらあなたが知っているゲームかも

しれませんし、そうでないかもしれません。

もし知らなければそれはむしろチャンスです。

「どんなゲームなのか教えてほしい」

と聞けば、きっと教えてくれるでしょう。

そして、その話を真剣に聞き、理解する必要が

あります。理解してくれた人間としか話はしません。

理解し、話も盛り上がったところで単刀直入に

話をします。

「じゃあ、このゲームは一日何時間やりたいの?」

多分、えっ、という表情になると思います。

「ゲームはするな」という話になると思っている

はずだからです。しかし、勉強をさせることと、

ゲームを止めさせることは全く別の話です。

多分、2~3時間はやりたい、と希望を

出してくると思います。そこから話し合いが始まります。

勉強もやってほしい

こちらも希望の時間を伝えます。

「1日に勉強は3時間はやってほしい」

ゲームを3時間やりたいなら勉強も

3時間やってほしいという権利はあります。

すると、それは無理かな…という返事が

来ると思います。ただし、これは勉強とゲーム、

併せて6時間が無理、という意味です。

ではどうすればいいのか。すり合わせを行っていきます。

大事なのは順番は勉強からを守ってもらう

 

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 ゲームの時間も確保されていれば

 意外なほど普通に勉強します。

 

時間の割り振りが終わり、次は順番です。

必ず守ってもらうのは順番は絶対に「勉強」から

スタートしてもらうということです。

「勉強は」最優先。その代わり、決めた時間

勉強するならゲームは決めた時間やってもかまわない。

文句を言われながらゲームをしたい生徒は居ません。

どうせなら気持ちよくゲームもしたいです。なので、

YESと言ってくれると思います。

本当にその約束を守らせるために

この約束は悲願であり、お互いのために

絶対に守らせるべき約束です。口だけで終わらせません。

なので、家の中だけで完結するべきではありません。

武田塾では、自習時間の話をしています。

必要な勉強量勉強時間を武田塾内で担保して

取り組むこと。これを約束してもらいます。

自分の意思で計画し、話し合って決めたことは

皆守ります。一方的に決められてきた内容ではなく、

自分で決め、行うことです。大事なのは計画。

そしてその計画に多くの人が関わること。

武田塾はその一助となります。

是非、家庭での学習習慣が身についていない、

という方はご相談ください。

ずっと勉強とゲームの両立は出来ない

とはいえ、勉強とゲームはいつまでも両立できません。

部活と受験勉強がいつまでも両立できないのと同じです。

私はいつも、ゲームと勉強を両立している生徒には

いつ引退するのか、と聞きます。

ネット上ではゲームは同じゲームを何年やっているのか、

ということで競ったりすることもあります。

また、ネットスラングで「引退」という表現を使うことも

あります。まるで部活です。でも、当人たちはいたって真剣です。

バカにしてはいけません。聞いてみると、意外と皆「そろそろ…」

というように話してくれます。喧嘩口調にならず、

話を聞いてみるの良いですし、それが難しいのであれば

是非武田塾の受験相談などをご利用いただければと思います。

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