こんにちは! 大学受験予備校の武田塾伊勢崎校です。
今年度の受験が終わりました。受験生の皆さんは本当にお疲れさまでした。ここまでがんばってきた自分をたくさん褒めてあげてください。親御さんにも感謝を伝えましょう。
また、高2生はいよいよ高3生になりますね。本格的に受験生となります。高3になると、模試を受ける機会が多くなってきます。
模試は、自分の実力を測ったり、自分の足りないとこを炙りだしたりするうえで非常に重要となってきます。
そんな模試ですが、様々な種類があります。
今回は、河合・駿台・東進・進研・武田塾模試の5つの模試の特徴と違いなど詳しく説明していきたいと思います!
今取り上げた5つの中には聞いたことがある模試もあれば、聞いたことが無い模試もあると思います。
今回の投稿で、模試についての理解がより深まっていただければこちらとしても幸いです!
模試の種類
まずは、模試の種類について紹介します!
模試には大きく分けて3つの種類があります。
① マーク模試
マーク模試は、共通テストの出題形式に合わせた模試です。
マーク式の模試は今まで受けたことがある人が多いと思いますが、1つでも解答がずれるとかなりの失点となってしまいます。
共通試験を受ける人はこのマーク模試で、マーク式問題に慣れておくことは大切です。
共通テストを想定して「時間配分」を特に意識して解いていきましょう!
共通テストは時間配分がとても大切です。大体どのような時間配分にするかは模試前に必ず決めておきましょう。
マーク模試を繰り返す中で、自分に適する時間配分を見つけていけると良いです。
② 記述模試
記述模試は、国公立大学の二次試験に合わせた問題です。
二次試験は各大学によって科目も問題も異なりますが記述式の問題という点では同じです。(多くが記述問題ですが、もちろん記述問題がない大学もあります)
マーク式のように
「偶然塗りつぶしたら正解した!」などということはなく、自らの知識量や思考力、表現力がものを言うテストです!
マーク模試では運よく点数が高くなることもあるかもしれませんが、記述模試はより忠実に点数に実力が表れると言えます。
③ 大学別模試
大学別模試は、特定の大学に特化した模試のことをいいます。
難関大学の入試問題は非常に難しく癖があるため、傾向を知っておくためにこのような模試を行います。
例として、
【東京大学】
【京都大学】
【大阪大学】
【慶応義塾大学】
【早稲田大学】
などが挙げられます。
これらの大学を受ける人は、必ず大学別模試は受けた方が良いです。各大学に特化した模試を受けることができるのはなかなかありません。
実際の受験問題のレベルに合わせて作られているので、自分がどの程度問題に対応できるのか等、最も参考になると思います。
また、実践に近い問題を解くことで傾向もつかめるので、今後の勉強の効率性も上がると考えられます。
模試の比較項目
まずは、
5つの模試をどのような点で比べるか説明します。
① 模試の質(難易度)
5つも模試があるので、難易度にはバラツキがあります。
易しい問題ばかりで問題がスラスラ解けるときもあれば、難しい問題だらけで全く手が動かない時もあるでしょう。
ですので、それぞれの模試の質がどれくらいであるのか基準を知っておく必要があります。
② 受験者数
これもまた5つの模試を比べる指標になります。
受験者数が多い模試もあれば少ない模試もあります。
人数の誤差に関する理由もあるので詳しく説明していきます。
ここから5つの模試の具体的な比較に入ります。
河合模試
まずは河合模試です。
河合塾で実施の「全国統一模試」は、受験者数は40万人程度、年間約280万人ほど受けられている最も受験者数が多い模試となっています。
ですので、全国順位や偏差値は非常に信頼のおける数値です!
河合塾の講師が入試問題などを研究し、基本的な問題から応用問題までバランスよく出題されています。
あまり模試を受ける気がなくても、河合模試は受けておいて損はありません。
駿台模試
次は駿台模試です。
数学や理科など理系科目の難易度が高い模試ですが、受験者数は河合模試に次いで多い模試です!
問題の質が高いので、基礎力が身についていない方にはオススメできません。
ですので、難関大を目指す人は自らの実力試しのために良いと思います!
河合模試と比べると多少レベルが高いといった印象です。
東進模試
次は東進模試です。
東進模試は受験者のほとんどが東進ハイスクールに所属している生徒のため、受験者数は少なく、順位や偏差値などの信頼は低い傾向にあると思います。
ただ、理系科目の質は高いです。
そして、東進模試の特徴は、受験者の成績を徹底的に分析しており非常に丁寧ですので、
「自己分析ができない人」や「自らの苦手な分野が認識できない人」にとてもオススメです。
進研模試
次は進研模試です。
学校のカリキュラムに沿って一環して実施しているので、
受験者層はかなり広い模試ですが、大学受験をしない人も受けられているので、難易度は少し易しめです。
成績上位層はそもそも受けていないことも多いです。その点順位や偏差値の信頼性は比較的低いでしょう。
難関大学などを目指す方は模試の結果をそのまま信じてはならず、
特に偏差値は10程度マイナスした値が実際の偏差値となります。
他の模試と比べて、偏差値が高く出やすいので、実力を過信しないように注意してください。
武田塾模試
最後に武田塾模試についても紹介します。
武田塾模試は、武田塾生の高校3年生・浪人生を対象に年に3回(6月・9月・11月)に行われます。
共通テストの傾向を踏まえて出題され、大問数や配点、試験時間も共通テストの思考問題を基に作成されています!
武田塾模試では、塾内での成績を「科目別」と「総合成績」の2種類で算出します。
科目は受験した科目単独で、総合は「英国」「英数国理」などの組み合わせで算出され、武田塾内で同じようにカリキュラムを進める塾生の中で自分はどれくらいの位置にいるのかということも具体的に比較ができるようになっています。
ただ成績が確認できるだけでなく、模試の結果を日々の指導と紐づけて振り返ることもできるし、模試の結果を踏まえた特訓を一緒に行っていくこともできます。
まとめ
ここまで【模試の種類】と【模試の比較項目】、【5つの模試の特徴】について紹介してきました。
【模試の種類】
・マーク模試
・記述模試
・大学別模試
【模試の比較項目】
・模試の質(難易度)
・受験者数
【5つの模試の特徴】
・河合模試
→受験者数が最も多く、模試の質が高い模試で、全国順位や偏差値の信頼度が高い模試。
・駿台模試
→理系科目の難易度が高く、問題のレベルが高いので、実力者向けの模試。
・東進模試
→東進所属者が受けており、受験者数は少ないが、分析力が高い模試。
・進研模試
→受験者層が広いが、大学受験を受けない層もいるので、偏差値に気を付けるべき模試。
・武田塾模試
→塾内生を中心に、共通テストの傾向を分析した模試。
多くの模試がある中で、自分のレベルに合った模試を受け、志望校合格までの実戦経験を積み重ねて下さい!
模試後の復習は忘れずに!模試は解いた後が一番大切です。
自分に足りないところを知るのはもちろん、出題された問題で出来なかった問題は必ず出来るまで解き直しをして完璧にしましょう。
これをやるのとやらないのでは大きな違いがあります。復習を怠ると模試を受けた意味がほとんどなくなってしまいます。
最後に
いかがでしたでしょうか。本日はそれぞれの模試の特徴についてお話しさせていただきました。
受験当日、後悔しないためにも今のうちからやれることをやっていくことが大切です。
今回の投稿が、少しでも皆様の参考になったらこちらとしても幸いです。
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