こんにちは! 大学受験予備校の武田塾伊勢崎校です。
いよいよ受験本番が迫ってきました。受験生の皆さんは最後の追い込み時期に入ってきていると思います。
今回は生活習慣についてお話していきます。どちらかというと高3生より高1・2生向けの内容寄りになります。
気になった人は是非当ブログを覗いてみてください!
規則正しい生活を送るために
「規則正しい生活」、よく聞くワードだと思います。具体的には、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる、ということが挙げられます。これが案外難しく、規則正しい生活を送れている人は少ないのではないでしょうか。そもそもなぜ規則正しい生活がこんなに推奨されるのかというと、睡眠が及ぼす影響がかなり大きいからです。現代はスマホなどの普及が進み、中学生・高校生にもなると塾、部活など、多方面に忙しく、生活リズムが乱れやすい環境にあると思います。しかし、生活習慣の乱れによる心身の不調は、 学力低下など、さまざまな問題行動に発展する可能性も心配されているのです。だからこそ、規則正しい生活を送る重要性がより高まってきていると言えます。
毎日の学校の授業がいつも眠くて寝てしまう、、集中できない、、なんて人はいないですか?生活が乱れていませんか?自分のことを見つめ直してみてください。毎日の授業の積み重ねが皆さんの成績に直結します。毎日の授業を疎かにしていると、当然成績も悪くなるのは想像に難くないと思います。それが受験の結果にまで影響してきてしまいます。日頃の授業で寝てばっかりの人が受験で成功するとは思えませんよね。日々の授業態度が少しずつ積もって最終的に大きな山となるのです。受験で使う科目に関して特に、万全の体調で臨めるよう生活を整えてほしいと思います。
規則正しい生活を送るために、まずは起床時間を変えていきましょう!朝起きる時間だけを決めて、まずはそれを守るだけでも大丈夫です。規則正しい生活の基本は、まずは起床からです。朝起きたら二度寝は控えましょう。でも、二度寝って気持ちいいですよね、、どうしても朝が弱い人は、カーテンを開けて太陽を浴びること(ここは気合!)。太陽を浴びると体内時計がリセットされて体が覚醒に向かいます。太陽光は、長時間浴びると良くないですが、ある程度の時間だったらむしろ浴びるべきです。太陽光って様々なメリットがあるんですよ!
・眠気を覚ます
・体と脳の活動を活発にする
・骨形成(骨が丈夫に)
・うつ病の予防・改善
最後は皆さんとあまり縁がないかもしれませんが、太陽を浴びるとセロトニンというホルモンが放出されて気分が明るくなるのです!
適度な運動!
運動部活生は適度な運動が出来ている人がほとんどだと思いますが、文化部活生や、部活に属していない人は、運動不足気味の人が多い傾向にあると思います。運動と勉強に何か関係があるのか?と思う方もいるかもしれませんが、実は密接に関係しています!運動をすることで血行が促進され、脳の活性化により記憶力UPなどが期待できます。
運動に自信が無い人にとっては高いハードルに感じるかも知れませんが、ちょっとしたものでも十分効果があるので、心配いりません。
たとえば、通学時などに少しだけ遠回りをしたり、エレベーターではなく階段を利用するだけでも脳にしっかり血液が行きわたり、頭の回転の活発化やストレス発散につながるはずです。
「今日はモチベーションがイマイチ上がらない」
受験生に限らず、物事へのモチベーションが湧かないということはよくあるものです。そんな時にも運動を生活リズムに取り入れることで、意欲回復に役立てることができます。
なぜなら、運動を終えたときの脳内ではエンドルフィンというホルモンが分泌されるからです。
エンドルフィンはモチベーションに関わるホルモンで、このホルモンがたくさん分泌されている状態では、意欲的な行動が可能となります。運動をした後って気分がスッキリして気持ちいいですよね!
モチベーションが十分に上がらないと感じたときは思い切って運動をし、気分転換をしてみましょう。そして、効果が実感できたときは、生活リズムに積極的に組み込むと良いでしょう。
適切な食事!
食事も生活習慣における大事な要素の1つです。日中どうしても眠くなってしまう、、なんて人は食事のとり方にも問題があるかもしれません。可能性として考えられるのが「食べ過ぎ」であるということです。朝ごはんや昼ごはんをお腹いっぱいになるまで食べ過ぎていませんか?体重を増やしたい人やとにかくお腹いっぱいまで食べたいんだ!という人は構いませんが、勉強の面でいうと飽食は望ましいものではありません。胃腸にも負担をかけ、健康面においてもあまり良くないです。腹8分までで抑えた方が良いでしょう。
お昼の後の授業の眠気がすさまじいという経験は誰しもが一度経験していることだと思います。
そもそもなぜ食後に眠気がくるのでしょうか。それには体の「血糖値」が関係していると言われています。食事によって、急激に血糖値が上がると体の中で「血糖値を下げなきゃ!」となり、インスリンというホルモンが過剰分泌されます。そのインスリンの過剰分泌により血糖値が逆に下がりすぎてしまい、低血糖状態となってしまいます。この低血糖状態が眠気につながってしまうのです。
難しい話をしてしまいましたが、とにかく食後の眠気を防ぐためには「血糖値の急上昇を防ぐ」ことが大切です。食後の血糖値は誰しもが上昇します。ポイントはその上昇の仕方です。上昇の仕方をなるべく緩やかにすることが大切なのです。そもそも血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことです。ブドウ糖は炭水化物が吸収されて合成されます。つまり、炭水化物を食べ過ぎることは血糖値の急上昇につながってしまいます。炭水化物を食べ過ぎず、バランスよく食事をすることが大切です。
また、野菜から先に食べて炭水化物はなるべく最後にすることも血糖値の急上昇を防ぐと言われています。先に野菜を食べることを心がけてみましょう!よく噛むことも血糖値の急上昇を防ぎ、胃腸の消化もされやすくなるので、日頃から意識できると良いでしょう。
スマホを触る時間を減らす
ここ数年でスマホの普及が急激に進み、現在だと高1生は約70%、高2生以降になると約90%以上がスマホを所有しているそうです。電車などに乗るとわかると思いますが、ほとんどの人が携帯をいじっています。
そんな広く普及したスマホですが、上手く扱わないと勉強の大きな弊害になってしまいます。確かに、SNSで連絡を取り合ったりインスタでストーリーを投稿したり、楽しいのはわかります。ゲームも年々進化して、ハマってしまうような高クオリティのゲームも多いです。それらを否定するつもりはありません。友達とそういうことを楽しむのは学生の時にしかできない場合も多いですし、周りと円滑な人間関係の構築にも大切なことだと思います。
ただ、それをやりすぎることが問題なのです。スマホをいじるのはいいですが、放課後ずっとスマホをいじって勉強を全くしないなんてことがあったらよくありません。そういう人たちは、受験当日に「スマホを使っていた時間を勉強に充てていたら、、」と後悔するでしょう。実際皆さんはどうでしょうか。スマホをいじる時間を減らし、減らした時間を勉強に充ててみてください。1日では大差ありませんが、1年経ってみればその差は歴然だと思います。
日中眠くなるのも、実はスマホのいじりすぎかもしれません。寝る直前にスマホのブルーライトを浴びると睡眠の質が下がってしまい熟睡できなくなってしまうのです。電気を消しても、スマホをいじってしまいがちですよね。目も悪くなりますし、良くないので機内モードにするなどして寝る際はスマホをいじらないようにしましょう。理想は、寝る1時間前からスマホをいじらないことです。いきなりは難しいと思うので、徐々にいじらない時間を増やしていけると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本日は生活習慣についてお話しさせていただきました。自分の生活習慣を見返して、変えるべきところは少しずつ変えていきましょう。受験当日、後悔しないためにも今のうちからやれることをやっていくことが大切です。
今回の投稿が、少しでも皆様の参考になったらこちらとしても幸いです。
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