正しいご褒美を用意して効率アップ【勉強/やる気/起こし方】

正しいご褒美を用意して効率アップ【やる気起こし方】

みなさんこんにちは、武田塾諫早校から勉強のやる気アップ情報をお届けします♪

みなさんは何かを頑張りたいときにご褒美を用意する派ですか？

テストで１０番以内に入ったらゲーム機を買ってもらう、５キロ痩せたら欲しかったワンピースを買うなどなど…

ご褒美を用意して頑張っている人はたくさんいると思います。

今日は、ご褒美とやる気に関するお話を紹介したいと思います♪

勉強を頑張りたい人、子どもに勉強を頑張って欲しいと思っている保護者の方は必見です！

勉強にご褒美はあり？なし？

勉強にはご褒美は用意しないことが基本です！

その理由には内発的動機づけと、外発的動機づけという２つの動機づけの種類が関係してきます。

1.内発的動機づけ

１つ目の内発的動機づけというものは学習者が学習活動に意欲を感じ、その活動自体を目標としていることを指します。

少し難しいですね...！

簡単に言うと勉強すること自体に楽しさを感じるという事です。

2.外発的動機づけ

外発的動機づけとは、内発的動機づけとは反対に、賞や罰によって意欲が駆り立てられ報酬を得る事自体が活動の目的になることです。

例えば、怒られたくないから勉強する。また、親にご褒美を買ってもらうために勉強する。といった行動が外発的動機づけにあたります。

どちらもやる気という面では大切なものですが、ここで１つ注意点があります。

外発的動機づけの導入は、内発的動機づけを低下させるという事です。

小さいころを思い出してみてください。

はじめてみなさんが学習をスタートした時の多くは文字だったと思います。

その時は、文字を学習しないと怒られるや、おもちゃを買ってほしいから文字を覚えようではなく純粋な新しいものへの興味や、出来るようになりたいという思いだったと思います！

しかし、大きくなった今勉強するときにはご褒美や罰などの外発的な誘因によって動かされている人が多いのはなぜでしょうか？

それは、目標の達成するときの達成感がご褒美を得たことの喜びに塗り替えられているからです。

そして、そのようにご褒美を得ることが目標になってしまうとご褒美なしでは活動したくなくなるため、やる気が低下してしまいまう。

やる気なしだらだら

効果的なご褒美

しかし、基本的にはと書きましたが、ご褒美には効果的な使い方があります！

ご褒美を使ってやる気を起こしたいときの、注意点を2つ紹介します。

やる気

時間ではなく量の達成ごとにご褒美を設定する

具体的には、２時間勉強したら〇〇をするではなくこの参考書の３章終わらせたらなどの具体的な数字でノルマを決定することです。

時間をノルマにしご褒美を与えると、机に向かっている時間が勉強しているような気分になり自ら学ぼうとする姿勢や集中力が低下してしまいます。

そのため、集中した時間を過ごさないと達成できないノルマを設定する必要があります！！

ご褒美は体が必要としているものに！

もう1つのポイントは体に必要なご褒美を与えることです。

例えば勉強しているときには、多くのエネルギーを消費しますよね！

そのため、体に糖分というご褒美は必要です！！

チョコレートや、ブドウ糖の多く含まれるラムネなど集中力が取り戻せるようなものを上手に摂取しましょう！

また、糖分補給のほかにもお昼寝など仮眠をとることも効果的です。

仮眠をとるときのポイントがあるのでいくつかご紹介しますね♪

１、仮眠をとる時間は15～30分にする

寝付いてから5分後くらいはごく浅い眠りとなっています。その後5分経つと少し眠りが深くなります。その後、20分を超えるあたりからさらに深い眠りに突入していきます。

深い眠りに入ってしまったあとに起きると眠気や倦怠感が残ってしまいます。

一方で深い眠りに入る前までで昼寝を終わらせると、ノンレム睡眠の効果で脳は休息を取れ、また眠り自体もそこまで深くなっていないのでスッキリと起きることができます。人によって寝付くのにかかる時間が異なるので、15分から30分ほどとしましたが、寝付いてから15-20分くらいで起きるのが適切な昼寝の時間です。

2、寝る前に一杯のコーヒーなどカフェインを摂取すること

カフェインには眠気を覚ます興奮作用があり、寝る前のカフェイン摂取は寝られなくなってしまうのでは？と思った方もいませんか？

しかし、カフェインの効果が出だすのは、30分程後だといわれています。

そのため、寝る前に飲むことでちょうど仮眠が終わるタイミングでカフェインが効果を発揮しすっきりした寝起きを実現することができます。