みなさんこんにちは！
北総鉄道北総線 印西牧の原駅徒歩6分
大学受験予備校・個別指導塾学習塾
武田塾 印西牧の原校です♪
夏休みも終わり、本格的に入試が近づいてきましたね。
勉強は順調に進んでいますか？
さて、みなさんに質問です。
リスニング対策って出来ていますか？
近年では大学受験に外部の英語検定試験を利用することも出来るようになりました。
英検などのリスニング問題もある検定試験を受けようと思っている方も多いのではないでしょうか。
また、共通テストの配点はなんとリーディング100点、リスニング100点でリスニングが半分を占めています。
今まで勉強を頑張って、かなり単語や文法の力がついてきたところだと思います。
そんな今リスニングにも目を向けていきましょう。
リスニング力の強化に特化した参考書ももちろんありますが、今やっている勉強に少しプラスすることでリスニング対策にもなることがありますので、今回はその方法を紹介します！
リスニング対策の極意
まずは英文を正確に聞き取れるようになるべし！
大抵の試験では流れる音声を聞き、設問に答えていくことになります。
設問まで問題用紙に記されているパターン、設問は音声のみで選択肢だけが記されているパターンなど様々です。
どんな問題に答えるにしても必要になるのは、聞き取れるかどうか？ということです。
リスニング問題のほとんどでは、自然なスピードで英文が読み上げられます。
そのスピードで流れる音声を正確に聞き取れるのか。がリスニング問題を制するポイントになります。
勉強法
では一体どのように勉強を進めればよいのでしょうか？
音声を聞く
現在使用している参考書にも、音声が付随しているものがたくさんあると思います。
それらを利用しない手はありません！
リーディング対策だと思って勉強している単語・文法・長文。
何を勉強する時にもしっかり音声を確認し、正しい音を知ることから始めていきましょう。
ディクテーション
ディクテーションという勉強法をご存知でしょうか？
音声を聞きながら、聞こえたままを紙に書いていく勉強法です。
音声付きの参考書ならどれでも実践することが出来ます。
聞いてから書くのではなく、基本的には聞きながら書いていきましょう。
手が追いつかない場合は聞こえた単語を飛ばし飛ばしでも書いていきます。
そして、1文書き取れるまで繰り返してみてください。この時に何度聞けば全て書けたのか把握しておくとよいでしょう。
シャドーイング
次にシャドーイングです。
シャドーイングとは音声と一緒に声を出して文、または文章を読むことです。
文字を読みながら流れる音声と同じスピードで音読します。
この時、音声のブレス(息継ぎ)の位置に注目しましょう。
大抵の場合、意味のカタマリごとに息継ぎが入るはずです。
そして音声の流れるその一瞬で文の意味も理解しなくてはいけないので、英語を理解するスピードも上がります。
また、聞くだけではなく実際に自分で発音してみることで微妙な音の違いにも気が付きやすくなります。
気をつけること
これらの勉強法を実践する上で注意点があります。
ディクテーション
ディクテーションをしていくうちに、何度聞いても書き取れない箇所や、間違えて書いてしまうところが出てくると思います。
初めのうちは当然間違えます。
ここで大切なのは間違えた箇所をそのままにしないことです。
「あ、本当はこう言ってたのか。あー、はいはい、もう1回聞いたら分かるわ。」
いやいや！！！それではもったいない！
間違えたからには理由があるはずです。
どんな理由で間違えてしまったのかを把握しましょう。
・単純に単語の発音を間違えて覚えていたり、知らなかったのか
・発音の似ている単語に惑わされてしまったのか
・I'm eating an apple. の I'(m-e)atin(g-a)(n-a)pple.
のようにリンキングし、単語の最後の音と最初の音が繋がってしまう時に聞き取りづらいのか
など、様々な要因が考えられます。
自分の苦手が把握できればその後どのような勉強を多くしたらいいのかが分かってきますね！
シャドーイング
シャドーイングをする時によくあるのは単語を1つずつ読み上げているだけになってしまうことです。
ただ羅列された単語をなんとなく読んでいく。
それでは全く意味がありません。
シャドーイングをする時には文の意味をしっかり考えながら読みましょう。
文中のSVOCや語・句・節の役割を意識して読んでいくことが大切です。
リスニング問題に関して
ここまでリスニング強化のための勉強法を紹介してきましたが、実際の試験では1字1句聞き取れなければ何も答えられない。と言うことはないでしょう。
むしろ傾向をしっかり知り、対策をしていき不要な部分は捨てることも大切になります。
ただし、解答するために必要な箇所が聞き取れなくては意味がないので、今の段階ではまず全てを正確に聞き取れるように訓練していきましょう。
まとめ
単語や文法の知識を蓄えられてきた今、リスニングの対策も始めるべき時期が来ています。
現在使用している参考書でいいので、音声をとにかくたくさん聞いてみましょう。
そしてディクテーション(聞きながら書く)で耳を慣らしていき
シャドーイング(音読)で自然な英語のスピードに慣れていきましょう。
その中で大切なことは間違いを放置しないことです！
間違えたら必ず原因を探り、そこから自分のすべき勉強に繋げてください。
おわりに
このブログ内ではリスニング強化のためにシャドーイングを紹介しましたが、実は長文読解の対策にもなるのです！
音読では必然的に前から読んでいき意味を理解することを求められますので、後ろから読んでいく返り読みが出来なくなります。
また、音声は一瞬で流れていってしまうため理解するのに長い時間をかけることが出来ませんよね。
この方法に慣れると返り読みをするよりはるかに速く長文を読むことが出来るようになりますので、時間がかかってしまい解決策が分からないという人はシャドーイングにも取り組んでみるとよいでしょう。
受験まであと少し！
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