🌸武田塾ルート解説！「大岩いちばんはじめの英文法」編　

こんにちは！

武田塾印西牧の原校です！

突然ですが、皆さんは

英語の勉強は捗っていますか？

いざ、英語の勉強を始めようと思っても

何をどこから始めればいいのかわからない。

なんでこともあると思います。

そんな方はこのシリーズの最初の記事である

「勉強にも順番がある！？正しい英語の勉強手順と方法とは！」

を先に読んでみてくださいね♪

今回はそこから一歩進んで、

「使う参考書と順番はわかった。

けどこれらの参考書ってどうやって使えばいいの？」

今日はこの疑問についてのお話「大岩いちばんはじめの英文法」編です。

今回紹介するのは、

英文法習得のエントリーレベルとして、

大きな人気を誇る、文法に特化した参考書である

「大岩いちばんはじめの英文法」について

紹介・解説していきます。

実際にこの単語帳を使った私の経験も含めて

この参考書の基本情報や、使ってきた人の評価、

おすすめする人、しない人、知識を効率よく見つけられる使い方、

などなど効率の良い参考書学習にしての項目を徹底レビューしていきます。

英単語の参考書を探してる人もすでに持っている人も

この動画を活用して自身の受験勉強に役立ててください。

それではさっそく紹介に移ります。

 

 

 

大岩いちばんはじめの英文法 徹底解説！

その1・基本情報と特色

というわけで改めて紹介しますが

今日取り上げる1冊は

「大岩いちばんはじめの英文法」です。

▽基本情報

まずは基本情報から説明していきます。

「大岩いちばんはじめの英文法」は

中学～高校基礎の英文法を

口語文を活用することで

分かりやすく解説している

所謂、講義系の参考書です。

この点が文法書として有名な「NextStage」と違います。

また、大きく3章に分けられえており、

そこからさらに26項に分けられています。

ページ数は230ページあり、

厚さとしては2㎝弱といったところです。

ページ数の割には比較的、薄い参考書だと思います。

 

▽特色や特徴

ここまで、読んで

・ページ数が多いなぁ。

英語は苦手だし終わらなさそう。

と感じている人もいるのではないでしょうか？

しかし、「大岩いちばんはじめの英文法」はよくあるモノクロではなく

カラー使用で、イラストも沢山使われており、

とても親しみやすい印象のあるページがたくさん用意されています。

勿論、親しみやすいだけではなく図や表も活用されているので、

文語だけでなくイメージでも理解を進められるように配慮されています。

そして、講義ページの最後にはチェック問題が設置されているので

各分野、ページごとに知識の定着を確認しながら進めていくことが出来ます。

なので、

「大岩いちばんはじめの英文法」一冊を完璧に仕上げる時間の目安は、

復習も含めて30時間と言われています。

ページ数と分厚さの割にはだいぶ早く仕上げることのできる参考書だと感じます！

 

▽著者と出版社情報

出版社は東進ブックスさんで

著者は京都大学出身、

東進史上最年少で講師採用試験に合格されている

大岩秀樹先生です。

 

その2・実際に使ってきたユーザーの評価

続いて、「大岩のいちばんはじめの英文法」の評価です。

▽Amazonでの実績

誰にでも伝わりやすい例として

Amazonの評価を見ていきましょう。

Amazonの高校英語 教科書/参考書 の

売れ筋ランキングではなんと！

第1位

を獲得していました。

そして、執筆中に確認したところ

今もベストセラーに選ばれていました。

このことからもわかる通り、

とても評価の高い参考書と言えるでしょう。

この記事を書いている途中でのAmazonのレビュー数は709件

評価は☆4.3

このようにかなりの高評価ですが、

具体的には「どこで評価されているのか？」

も気になるポイントだと思いますので、

上位にあるレビューの中から一部を抜粋して

紹介していきます。

 

レビュー1：「従来の参考書と違う点としては

1ページあたりの問題が少なく、話し言葉で読みやすいです。」

 

レビュー2：「英文法の基礎となる部分を習得できます。

英語が苦手で中学範囲が怪しい・あやふやな受験生でも

安心して読む進めることが出来ます。」

レビュー3：「各講義ごとに問題とまとめを備えており、

インプット/アウトプットを備えた良い参考書だと思います。」

 

レビュー4：「この本は薄いので2週間程度で

終わらせることが出来ます。

とても分かりやすく書いてあるので

英語を学び始めたばかりという受験生にも良いと思います。」

 

とこんな感じでした。

 

▽ユーザーレビューから見る良い点と総評・まとめ

まとめると...

この1冊で中学～高校基礎レベルが網羅されていて、

しかもかなり短時間で仕上げることが出来ます。

また、口語文で読みやすく、

各講義の問題を通じて知識の定着を確認しながら進められる。

 

といった特徴が、多くの受験生の高評価につながっていました。

一方で、ごく少数ではあるものの

否定的なレビューや低評価なものも書かれていました。

なので、「大岩のいちばんはじめの英文法」を

きちんと理解するためにも、

どこが低評価へと繋がってしまったのか。

も同じように上位のレビューから

一部を抜粋して紹介していきます。

 

レビュー1：「タイトルの通り、到達点が非常に低い。

この参考書の説明だけではセンター試験どころか

高校の定期テストですら普通の高校では難しいのではないだろうか？」

 

レビュー2：「「大岩のいちばんはじめの英文法」にある

丁寧な文法講義に加えてチェック問題が設けられていますが

問題数が少ないので知識定着には不十分ではないか。」

 

といった感じでした。

 

▽ユーザーレビューから見る不満点と総評・まとめ

このように文法の基礎の基礎から扱っていて

コンパクトにまとまっている分、

演習量を少なめにしている点が

一部の受験生にとっては低評価につながっていました。

▽ユーザーレビューの総評・まとめ

以上、これらをまとめて一般的な評価を考えると

「大岩のいちばんはじめの英文法」は、

中学～高校基礎レベルをこの1冊で網羅しており、

最低限の問題演習を通じて、

短期間で基礎知識をインプットできる。

このようにまとめられると思います。

これは、実際に受験を経験し、

この「大岩のいちばんはじめの英文法」も

活用していた私も同じ利点を感じています。

問題演習量こそ多くはないものの、

この点は学校で配布されることも多い、

問題演習をメインとした参考書で補えます。

 

また、NextStageのような問題集に取り組んでいるときも

解説を読んでもわからない問題があれば、私も

「大岩のいちばんはじめの英文法」を使って調べていました。

逆に、ここまで基礎から丁寧に

英文法について解説している参考書は

他に見ないというくらい少ないと思うので、

 

英文法の受験勉強の1冊目に最適だと感じています。

 

その3・おすすめできる受験生とできない受験生

ではさっそく「大岩のいちばんはじめの英文法」について

実際に受験を経験し、この「大岩のいちばんはじめの英文法」も

活用していた私の経験を踏まえて詳しく解説していきます。

 

具体的には「大岩のいちばんはじめの英文法」を

おすすめできる受験生とできない受験生。

また、良い点と悪い点についても詳しく説明していきます。

 

▽おすすめできる受験生について

ということでまずは、

この「大岩のいちばんはじめの英文法」を

おすすめできる受験生、取り組んだ方がよい受験生

についてです。

 

No.1中学範囲の英文法で躓いている受験生。

No.2共通テストの英語のリーディングの分野で

5割以下しか得点できない受験生。

 

もし、今これを読んでいるあなたがこのどちらかに

当てはまっていたなら「大岩のいちばんはじめの英文法」に

取り組むことを検討してみてください。

英文法に限ったお話ではありませんが、

中学の基礎なくして、

高校レベルの英文法を習得することはできません！！

中学の範囲で躓いている受験生は、

まずこの「大岩のいちばんはじめの英文法」を使って

基礎を固めていく必要があります。

また、自分の英文法の知識の定着を図る基準ですが、

共通テストのリーディングで5割以下の受験生は

英文法への理解がまだ浅い可能性が高いです。

そのため、やみくもに長文読解の演習をする前に

「大岩のいちばんはじめの英文法」を使って

基礎の確認をするとよいと思います。

 

▽おすすめできないorやらなくてもいい受験生

では、次は逆に「大岩のいちばんはじめの英文法」を

おすすめできないorやらなくてもいい受験生についてです。

 

No.1共通テストのリーディングで安定して7割を得点できる受験生。

No.2 英文法ポラリス1がスラスラと解ける受験生。

 

勿論、取り組んで損をするといったことはありませんが、

ポラリス1がスラスラと解ける受験生や

共通テストで安定して7割を得点できる受験生にとっては

わざわざ取り組む必要はないように感じます。

ですが、上記のレベル位の学力はあるけれど

基礎が固まっているか？また、基礎の理解はできているけど

きちんと身についているか不安という受験生は

レベル別問題集の1と2を解いてみて、

間違いの多かった範囲に絞って

「大岩のいちばんはじめの英文法」で

復習していくのがおすすめです。

 

「大岩のいちばんはじめの英文法」の良いところ

そして、続いて

「大岩のいちばんはじめの英文法」の

良い点についてです。

 

大きく分けて次の2つがあると思います。

 

No.1 親しみやすい語り口調、そして見やすい紙面構成で

分かりやすく解説されているという点。

 

No.2  中学～高校の基礎レベルを

「大岩のいちばんはじめの英文法」

1冊で総復習できるという点。

 

 

詳しく紹介していきます！

例えば、講義のページでは、主語/動詞/目的語/補語/それぞれに

色分けが施されており、

重要個所は見やすく赤字で表記されているなど、

要点を見つけやすく、

内容も理解しやすい配置と構成になっています。

文体についても生の語り口調となっているので、

まるで実際に対面の授業を受けているかのような感覚で

進めることが出来、さらには、簡単な漫画のような部分もあり、

親しみやすいキャラクターたちが、

かゆいところに手が届くと感じるようなアドバイスを

適宜してくれているので

英語が苦手な受験生でもわかりやすく、

進めやすいこと間違いなしです。

そして、中学～高校基礎と言ったように

広い範囲を抑えているにも関わらず、

比較的薄めの参考書となっているため

取っ掛かりやすいといったところも

よい点だと感じています。

 

「大岩のいちばんはじめの英文法」の問題点かもしれないところ

一方で、「大岩のいちばんはじめの英文法」の悪い点。

つまりは問題点についてです。

 

No.1 解説中心となっているため演習量が少ない点。

No.2 高校レベル英文法が全ては網羅されていないという点。

 

詳しく紹介していきます

 前回の記事でも紹介したように、

講義の最後にはチェック問題題が設けられていますが、

これはあくまでも知識の確認として行うものなので、

「大岩のいちばんはじめの英文法」の演習量だけでは

実践的な力はつきにくいと思います。

また「大岩のいちばんはじめの英文法」は

必要最低限の知識に絞った参考書なので、

志望校のレベルや傾向によっては

より高いレベルの英文法の知識が必要となる

可能性があります。

これは、「大岩のいちばんはじめの英文法」では

カバーしきれていないので別の

英文解釈や文法の参考書で補ってあげる必要があります。

とても良い参考書ではありますが、

あくまでエントリーモデル。つまり入門編にすぎません。

では、最後に「大岩のいちばんはじめの英文法」の

効率的な使い方についてです。

 

効率のいい使い方もご紹介！！

基本的に以下の流れに沿って進めていくことをおすすめします。

No.1 講義ページを読み込んで内容を理解する。

No.2  チェック問題/文法の問題集を使って知識の定着をはかる。

No.3 定着度の低かった部分を理解できるまで読み返す。

 

まずはすべての解説に納得できるまで

講義ページを読み込んでください。

例文でどういう知識が生かされているのか、

また講義ページで大岩先生が言っていたことが

例文の中でどのように使われているのかに注目、

そして理解に努めてください。

ただ、この時点では講義内容をすべて覚えようとしなくても大丈夫です。

この段階では、「覚える」ではなく「理解する」ことを意識して

「大岩のいちばんはじめの英文法」に取り組んでください。

そのうえで、講義の最後に設けられているチェック問題や文法問題に取り組んで、

すべての問題に対して、大岩先生と同じ思考の流れで正解まで持っていけるか

をチェックしてください。

 

そして最後に先ほどのチェック問題や文法問題であぶりだした

定着率の低い分野を、再度「大岩のいちばんはじめの英文法」に戻って、

学校の友達や親に説明できるくらいまで見返して、

理解を進め定着率を高めてください。

 

英文法をやっていくうえで一番大切なことは「基礎」です。

暗記ではありません。

ここをあいまいに、適当に考えたりせず、

100％の理解を目指すようにしてください。

 

以上が「大岩のいちばんはじめの英文法」の効率的な使い方です。

おまけで、「大岩のいちばんはじめの英文法」を終える

タイミングや判断基準についてですが、

付属のチェック問題が全問、大岩先生と同様の根拠をもって正解まで持っていけること。

です！

 

これが達成できていれば

「大岩のいちばんはじめの英文法」を終えても問題はないと思います。

以上で「大岩のいちばんはじめの英文法」の紹介と解説は終わりです。

「中学レベルの基礎からやり直したい」という受験生には

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