勉強内容が変わる！？【学習指導要領を踏まえた勉強法】

高校受験お疲れさまでした！

中学生の皆さん、高校受験お疲れさまでした。

 

初めての受験という方が多かったと

思いますが、実力は発揮できたでしょうか

 

高校受験を経験し、いろんな部分で

成長したと思います。

 

 

しかし、高校受験が終わって束の間

3年後には大学受験という

 

高校受験より大きな壁にぶつかっていく人

もいます。

 

そして、今回の新高校生から

学習指導要項が変更されその影響で

 

大学入試に少なからず影響が出る

とされています。

 

 

3年後というと、せっかく共通テスト

の傾向が掴めていくころです。

 

それなのに、共通テストの内容が

変わってしまうのは嫌ですよね

 

ということで、今回は、学習指導要項が

どのように変わっていくのか

 

 

そして、それによって共通テストがどんな風に

変わっていくのかを徹底的に解説していきます。

 

 

 

 

共通テストとは

 

そもそも共通テストとはなんでしょうか？

 

センター試験だの共通テストだの新高校生にとって

は得体の知れない試験ですよね。

 

まずはそんな初歩的なところからしっかり解説していきます。

 

センター試験から共通テストへ

 

現在正式的には、センター試験という

試験は存在していません。

 

というのもセンター試験は、廃止になりました。

様々な理由がありますが、センター試験が廃止されて、

 

 

共通テストが導入された形となります。

英語のリーディングとリスニングの

 

配点の変更、記述式の導入（最新の令和4年の試験では

見送りとなり未実施）などの変化が起きたので

まとめておきます。

 

 

センター試験と共通テスト

1番大きく挙げられるのは、英語です。

英語はリーディングとリスニングに分かれ

ていますが、共通テストになり

 

 

配点が変更されました。また、

文法問題が削除され全て長文問題となりました。

 

その他科目では、令和4年（第2回）

では、数学の文章量が多くなり

 

平均点が大きく下がった他

社会科目では資料問題が

多く出題されるような傾向になっています。

 

 

また、国語、英語で記述式の導入も

されることとなっています。

 

（元々、記述式は第1回から行われる予定

でしたが公平性などの観点から第1回、2回ともに

見送り）

 

共通テストを受けるとどうなるの？？

共通テストがどんなものなのか

ある程度わかったところで、共通テストを

 

受けるとどうなるのでしょうか？

そのメリットについて触れていきたい

 

と思います。

 

 

国立では、、、

 

国立では、共通テストは必ず受けなければ

なりません。

 

流れとして、

 

 

共通テスト→2次試験（国立が独自で

課す試験のこと）

 

となります。加えて、国立大学は

5教科7科目を受けなければなりません。

 

つまり、文系であっても数学や理科系科目

が必要になりますし、

 

理系であっても国語や社会科目が必要になっていきます。

 

 

つまり、高校の県立（都立）入試と

考えてくれれば大丈夫です。

 

ただし、新学習指導要項ではここに情報

が新設されるため教科数が増える可能性

 

ありなので気をつけておきましょう。

 

 

 

私立では、、、

 

一方の私立大学では、共通テストを

受けることによって様々な大学の

 

合否判定に使うことができます。

 

例えば、

 

日本大学を志望していて、

東洋大学も受けたいとなった場合

 

 

通常であれば、それぞれの一般試験

を受ける必要があるので最低でも

 

2回受験することになります。

 

しかし、共通テストの場合は

共通テストを受けるだけで

 

 

日本大学、東洋大学ともに出願し

合否判定を受けることができます。

 

また、私立大学は3教科が一般的です。

 

イメージとしては私立高校の

入試に近い感じです。

学習指導要領とは？？

 

学習指導要領とは、簡単に

言ってしまえば教師の教科書です。

 

 

つまり、小学校、中学校、高校の

先生達はこの学習指導要領に沿って

 

勉強を教えることになります。

 

そんな学習指導要領は、文科省によって

数年おきに見直され、変更されています。

今回はちょうど2022年度、つまり新高校1年生

から新学習指導要領が施行されていきます。

 

先ほど説明した共通テストは、高校での既習範囲、

つまりは学習指導要領に沿って出題されます。

 

それが変わるということは、共通テストも変わってしまうという

ことになるわけです。

 

 

ということで、今回の新学習指導要領から

どうのように変わっていくのかをみていきましょう。

 

 

情報科目について

 

最近ニュースでも見かけること

が多くなったのではないでしょうか？？

 

情報という科目は、実は現行の

学習指導要項にもしっかりと入っています。

名称としては、

 

社会と情報

情報の科学

 

でしたが、新学習指導要領から

 

情報1

情報2

 

に変更されます。昨今の著しい、科学技術の

変化を受けて、高校生のうちから情報化された社会に

 

 

適応できるようにという意味合いから

内容としては、プログラミングが必須となるそうです。

 

また、共通テストには情報が必須化（国立のみ）

されるので、

 

しっかりと学習していきましょう。

 

数学が大きく変更！

 

情報科目に気を取られがちで

あまり知られていないのですが

 

数学も大きく変化します。

 

具体的には、現行の学習指導要領の

前にあった数学Cが復活します。

 

ただし、以前までは数学Cに行列が

入っていましたが、こちらは入らず

 

 

どちらかというと数学全体の

内容をずらしたイメージです。

 

というのも、

 

数学B、数学3で学習する内容が

数学Cに移行した形となります。

 

 

 

負担が減る！？社会科目について

 

社会科目では、日本史や世界史で

A、Bに分かれていましたが

 

歴史総合として合体し、

詳しく勉強する場合は

 

日本史探求、世界史探求という形になります。

また、現代社会という科目も廃止され

公共という科目に名称が変わっています。

 

歴史系では、今まで古代、中世などもしっかりと

扱っていましたが、歴史総合になり

 

近代を中心とした学習に変化していきます。

中には、坂本龍馬など有名な人物が

教科書から削除されることも

 

あります。

 

 

 

 

現代文が廃止に！？　国語について

 

新学習指導要領によれば、

現代文という科目は廃止になります。

 

その代わりに、論理国語と文学国語という

2つに変化します。

いままでは現代文のフィールドとして、

評論分、小説を取り扱っていましたが

 

これからは、

 

論理国語→評論文

 

文学国語→小説

 

という形で変化していきます。

 

より細かくなったというイメージです。

 

 

共通テストでは、大問1が評論文

大問2が小説という形でしたが

 

論理国語、文学国語に変化してから

小説が消えるのでは？という見解も

 

あるそうです。

 

 

古典（古文と漢文の授業）に関しては

古典A/Bという科目から

 

言語文化と古典探求に名称が

変化します。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

おおよそ、新学習指導要領に関してはこんな

 

感じです。

 

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