正しい学習計画とは？？
皆さんこんにちは。
夏休みも終盤。
勉強は思うように進んでいますか？
学習ルーティンがしっかり定着してきた人も
まだまだ自分に合った方法が見つからず、
ルーティン化できていない人も
いるかと思います。
勉強の時間や順番を
しっかりとルーティン化しておくことには
沢山の利点があります。
その一、一定の勉強時間を確保できる
その二、“だらだら勉強”を防げる
その三、「次に何をするか」迷わなくなる
皆さんは1日何時間、勉強に時間を割けていますか？
「朝寝坊してしまい、そのままだらだらお昼まで勉強出来なかった、、、」
「お昼休憩でテレビを見ていたら2時間も無駄にしてしまっていた、、、」
なんてことありませんか？？
時間を区切って、きちんと計画を立てておかないと
上記のようなことが起こってしまいます。
こんなことが日常的に発生しているようでは、
マズイです！！
少しでも多くの勉強時間を確保する為に
″勉強計画″を立てましょう。
では、具体的に計画の立て方をご説明します。
①時間と学習内容を細かく区切る
好きな科目、得意な科目ばかり
だらだらと続けてしまうことありませんか？？
または、
いつも好きな科目から勉強を始めてしまうために
残りの科目に手をつけられない、、、
なんてこともありませんか？
好きな科目・得意な科目を
積極的に勉強するのは悪いことではありません。
ですが、そればかりになってしまって
他の科目の勉強に手が回らないのであれば、
改善策を考える必要があります。
その際の改善策の一つとして、
「時間設定をする」
ことが挙げられます。
具体的に、私の受験生時代の計画表をもとに
お話ししていきます。
私の受験生時代の夏休みは、
以下のようなルーティンで勉強していました。
8:00〜8:30 英語音読
（8:30〜9:00 朝食）
9:00〜9:30 英単語
9:30〜10:00 英熟語
10:00〜11:00 英長文・演習
11:00〜12:30 日本史インプット
12:30〜14:00 日本史 アウトプット・演習
（14:00〜14:30 昼食）
14:30〜15:00 英単語
15:00〜15:15 休憩
15:15〜17:00 日本史復習
17:00〜18:00 現代文演習
18:00〜18:30 古文単語
18:30〜19:00 漢文インプット
19:00〜20:30 国語演習（主に共通テスト対策）
20:30〜21:00 英単語
21:00〜21:30 現代文語句
21:30〜22:00 漢字
このように、とても細かく時間設定をしておくと
「だらだら勉強」を防ぐことができます。
上記の計画表のポイントとしては、
朝や昼食後の″勉強モードに入りにくい時間帯″には「英語（主に軽めの音読や単語）」をもってくること
→自分の好きな科目であるのに加え、
音読などで目を覚ます効果があるから。
インプット、アウトプットを上手く組み合わせる
→知識として入れたものを、自分のものにできているか確認することで
記憶の定着が期待できるから。
計画を立てる際に、″具体的な勉強内容″を設定する
→科目名だけでなく、何の参考書をやるのかまで
決めておくと学習をスムーズに進められるから
昼食時間を遅めに設定し、午前中に詰め込む！
→食事をすると眠くなるのに加え、
午後は集中力が低下するため。
（私は当時塾に通っており、休憩スペースに人が集中する時間帯を避けたかったという理由もあります笑）
演習系（主に過去問など）は
午前中にこなしてしまうのがオススメです！
１日の終わりは、軽めの学習でクールダウン
→スポーツなどと同じように、
終盤に″漢字や現代文語句、単語″などの
軽めの学習を持ってくることでクールダウン効果があるから
私の通っていた塾が22:00までだったので、
それに合わせて計画を立てていました。
帰宅後は″英文の音読″くらいの
「自分が好きな学習」をして早めに就寝することを
心がけていました。
②各参考書の1日に進める範囲を決める
①で説明したような「時間と参考書のみ」を記すだけでは
計画表の完成ではありません。
具体的な″ペース″を定めなければ、
ただだらだらと参考書を進めてしまうことになります。
それでは、上手な計画とは言えません。
まず大まかに「いつまでに参考書を終わらせるか」
を考え、
次に「それを成し遂げる為には1日何ページ進めなくてはならないのか」
を考えてみましょう。
参考書ごとに制限時間があるのに加えて、
こなすべき範囲も決まっていれば自然と集中力も上がるでしょう。
③定期的に計画表を見直す
これまで上手な学習計画法を伝授してきましたが、
これを毎日続けるのは至難の業です。
一生懸命頑張っていても、″ズレ″は生じるものです。
例え怠けたわけではなくとも、
計画から少し外れてしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、そのズレがどんどん先延ばしにならないように
「定期的な見直し」を行いましょう。
もし大幅に計画通りに進められていないのなら、
少し量（1日に進める範囲）を減らす必要があるでしょう。
このような″計画の見直し″をきちんと行うことで、
より良い学習ルーティンが完成します。
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