こんにちは!武田塾犬山校です。
今回は、8月にやるべきことについて解説していきます。
この記事は上記の動画を参考にしております。
多くの受験生は、7月末から夏休みに入り受験勉強に明け暮れていると思います。
そんな受験生にとって、8月は多くの時間が取れる時期であり受験の合否を左右するとても重要な月です。
では、そんな重要な8月にどのような勉強をすれば志望校合格を勝ち取れるのかを具体的に紹介していきます。
基礎固めを仕上げよう
基礎固めをしようではありません。基礎固めを「仕上げよう」です。
これまでは、英単語を覚えたり英文法の基礎を学習してきたと思います。
しかし、これからはより本格的に演習に取り組んでいきます。その時に基礎が疎かになっていると今後の受験勉強が大変になってしまいます。
そうならないために8月中に各科目の基礎と言われるレベルまで仕上げるようにしましょう。
アウトプットをしながら「仕上げよう」
この時期になると多くの生徒が演習に入ると思います。英語であれば長文、数学であれば初見問題、理社であれば問題演習などです。
それらに取り組む中で基礎をより固め、仕上げていきましょう。例えば、英文法を英文法の勉強で完璧にするというよりは長文を解き使いこなしていく中で仕上げていくというイメージです。
演習に入るこの時期は、基礎の抜け漏れが見つかりやすい時期でもあります。
そういった抜け漏れは、しっかりと復習をして基礎を仕上げるようにしましょう。
基礎を終わっている人も基礎を復習しよう
基礎はもうできているという人も、8月の間は基礎固めを仕上げるようにしましょう。
先ほども述べたように、演習をする中で課題が見えてくると思います。そういった課題を克服するために基礎の穴を埋めるようにしましょう。
基礎は終わったという人も、基礎が固まっているわけではなくただ先の参考書に進んでいるだけという可能性もあります。もし、演習に取り組む中で基礎が怪しいなと感じた場合、今なら戻って基礎を固める余裕があるので勇気をもって再び基礎を仕上げ直すようにしましょう。
そうすることで、今後演習問題に取り組むときにより効率的で有意義な学習ができると思います。
特に、英単語を早く仕上げて問題演習や長文に入っている人の中で単語帳をあまり開いていないという人もいるかと思います。そういった人にとってこの時期は、単語が頭から抜けていってしまう時期です。忘れている単語がないか復習し直すようにしましょう。
演習をしよう
これまで基礎を固めてきたという人にとってこの時期は、演習に入る時期です。
ただ、基礎が全科目完了しているという人はあまりいないと思います。そういった人は、基礎固めが進んでいる科目は演習、まだ進んでいない科目は基礎固めを行うといった具合で科目ごとの進捗具合に合わせて勉強を行うようにしましょう。
特に8月に頑張るべきは、これまで放置してきた科目や苦手な科目です。
特に多いのは、古文や漢文です。まだノータッチの人も多くいると思いますが、8月に手を付けられないと9月以降はさらに手を付けられなくなってしまいます。
古文漢文に限らず、主要科目であまり勉強できていない科目がある人は必ずこの8月に勉強時間を確保するようにしましょう。
どの科目を演習すれば良い?
英数が順調な人
英数が順調な人は、それらをどんどん演習をして得意科目にしましょう。演習に入ると英数に多く時間を持っていかれるということもなくなってくるので、その時間を理科社会や古文漢文などの科目を勉強するようにしましょう。
特に8月以降は、なかなかまとまった時間が取れません。
なので、受験に必要な科目からいくつか厳選して8月中に一気に仕上げるという意識で取り組むようにしましょう。
英数がまだ苦手な人
英数がまだ苦手な人は、徹底的に英数を勉強しましょう。理系なら特に数学、文系であれば英語です。
英数が苦手な状態で受験に臨むのは、どの大学を受験するにしてもかなり大きな弱点となります。
なので、この夏で理科や社会などの科目を置いておいてでもこれらの科目を勉強して、最低でも他の受験生と比べ不利にならない程度には仕上げるようにしましょう。
成果にこだわろう
基礎の勉強をしているときは「模試の結果は気にしなくていい」や問題演習をしていても「全然できなくてもいい」となっていましたが、夏以降では結果が求められるようになります。これは、本番に近づくにつれ結果が求められるようになるからです。
例えば、過去問演習で直前まで合格点に全く手の届かない人が入試本番では合格点が取れるということあるでしょうか?
それはほとんどありません。
なので、夏以降では合格点を意識して勉強していくことが求められます。
特に、普段は参考書だけを取り組んでいて「参考書は全て解ける」という状態に意識が向いている人は要注意です。
8月頃からは、過去問を初見で解いたときに点数を取るためにどうしたらいいかという思考も求められるようになります。そして、そのために参考書をどう仕上げていくかを考えていく必要があります。
特に、春夏から取り組んできた英数などの科目は模試や過去問での点数化を目指しましょう。
また、あまり手が回っていない科目に関しても「とりあえず手は出しました」ということでなく「この範囲は点数化に繋げよう」、「この参考書は完璧にしよう」といった具合に成果にこだわることが求められます。
忘れてはいけないのは、受験の合否は入試で何点取れるかによって決まるということです。
基礎がどれだけ完璧であったとしても、普段どれだけ難しい参考書に取り組んでいたとしても入試で成果を出せなければ合格は出来ません。
このことを、意識しながら受験勉強に取り組むようにしましょう。
過去問をやろう
この夏に受験生が最もやるべきことは志望する大学・学部の過去問を解くことです。
詳しくは下記の動画をご覧ください。
過去問を解ける自信がまだないという人でも大丈夫です。とりあえず過去問を解いてみましょう。
過去問という本番に近い問題を解くことで自分の課題を確認することができます。そして、それによって何をしなければいけないのかがより的確かつ明確に分かります。
さらに、早めに過去問を解いておくことは危機感を持って勉強に取り組むことにもつながります。
過去問は模試ではない
また、受験生の中では最新の過去問を直前まで取っておきたいという人がいますがそういった人は要注意です。
最新の入試では傾向が変わっていて、直前にその対策をしないといけなくなる可能性があります。
そうした受験生に伝えたいことは「過去問は模試ではない」ということです。つまり、過去問は自分の実力を測るものではないということです。
過去問は、問題の傾向を掴みその対策を練るために使うものです。
このことを理解して、最新の問題を早めに解くことで最新の傾向を早めに掴み日頃の学習に活かしていきましょう。
筆者の体験談
筆者も受験生時代の夏休みは、2次試験の過去問演習に取り組んでいました。
問題は難しいものが多かったですが、解けた時の達成感はより大きかったです。
一方で筆者は理系だったため古文漢文をずっと放置しており、夏休みにも全く勉強をしなかったためその後も文法すらわからないという状態でした。
秋以降は、授業でも古文漢文の演習問題を解くようになったのですが全く読むことが出来ず、また基礎が固まっていない状態で演習を解いていたので成績が上がることもありませんでした。
その結果、共通テストの本番でもほとんどの読解問題は勘で解くという事態になってしまいました。
そのような目に合わないように、夏休みの間に苦手科目の基礎だけでも取り組むようにしましょう。
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