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【数学】『基礎問』が終了後成績が伸びない原因4選!

こんにちは!武田塾犬山校です。

今回は、『基礎問題精講』が終わったのに成績が伸びない人へ、解決法をご紹介します。

最後まで読んでくれると嬉しいです!

 

この記事は上記の動画を参考にしております。

 

 

そろそろ受験生の人は『基礎問』が終わりだす頃だと思います。

しかし、せっかく『基礎問』をやったのに成績が思うように伸びない人もいるでしょう。

『基礎問』はとても良い参考書なので、やり方に問題があるかもしれません。

4つの原因解決法を挙げるので、一緒にチェックしていきましょう。

 

①そもそも完璧になっていない

一つ目の原因は、自分では『基礎問』を終わらせた気になっているけど、そもそも完璧になっていないということが挙げられます。

完璧になっていないとは、

①『基礎問題精講』にまだ解けない問題が残っている
➁やったときは解けたけど忘れている
③解いたけど説明できるほど理解できていない

のような状態のことです。

8割の人はこの「そもそも完璧になっていない」に当てはまるでしょうと言われています。

⇒だから、「完璧にしよう!」というのが解決法になります。

 

①『基礎問題精講』にまだ解けない問題が残っている場合

解けない問題を放置せずに改善し、全問正解できるようになるまでやりましょう。

 

➁やったときは解けたけど忘れている場合

問題を忘れている場合も、復習が必要になります。

特に、初見で間違えた問題を重点的にやりましょう。

結局入試本番でも、その時点で全部解けないと意味が無いので、”今”本当に全部解けるのかが重要になってきます。

 

③解いたけど説明できるほど理解できていない場合

『基礎問』は問題数がそこまで多くないので、何回もやっていくうちに、解法や答えをただ暗記してしまう人が一定数生まれます。

それでは完璧に理解したとは言えません。

「人に説明できるかどうか」が、理解度を計る目安になります。

だから、解けた問題でも一度全て誰かに説明してみましょう。

家族塾の先生に協力してもらい、「どうしてこの解き方をするのか」まで説明できるように取り組みましょう。

 

➁概念の理解ができていない

基礎問題精講を完璧にしたとしても、概念の理解ができていない可能性があります。

概念とは、答えや解法以前の、いわば前提知識の部分です。

「順列・組み合わせの違いは何か」「三角関数や指数対数とは何か」といったことです。

概念が分かっていないと、ただ『基礎問』をパターン化して覚えるしかなく、応用が利きづらくなってしまいます

⇒だから、「より易しい参考書に戻り、概念を突き詰めよう!」というのが解決法になります。

 

補う参考書

この『数学1A入門問題精講』『やさしい高校数学』が、概念を掴むのにおすすめです。

他にも『初めから始める数学1』などがあります。

これらは『基礎問』より易しい参考書となっているので、まずはここで概念を理解してから、『基礎問』に入るのがベストです。

順列・組み合わせ、ベクトル、三角関数、指数対数などは高校で新しく登場した概念なので、丁寧に理解しないと躓く人が多くいます。

 

一度戻ることのメリット

初めての概念は、なかなか一発で理解することは難しいです。

logを初めて習った日を思い出してみてください。

頭に「?」がいっぱいで、まず定義すら意味不明。こんなのを習う意味も分からない状態ではなかったでしょうか。

今まで触れたことがないため、そうなるのは当然です。

しかし、『基礎問』を終えて全容が見えた今なら、あの授業に戻っても理解がしやすいのではないでしょうか。

だから、一度『基礎問』が終わったからこそ、戻ることに意味があるんです。

 

③弱点分野を自覚していない

全範囲万遍なく仕上げれる人はいいのですが、どうしても得意不得意に偏りが出てしまいますよね。

それはしょうがないのですが、そもそも弱点分野を自覚すらしていないと、対策の立てようがありません。

⇒だから、「演習系参考書で弱点分野を見つけよう!」というのが解決法になります。

 

『絶対に落とせない必須101題』

この参考書は、日東駒専やMARCHレベルの小問集合101題収録されている問題集になります。

これを2週間くらいで全部解き、分野ごとに正答率を出してみましょう。

そうすると苦手分野がおのずと見つかるので、苦手分野に絞って勉強していけば大丈夫です。

 

漠然と数学が苦手で、何をすればいいか分からない人がいると思います。

この参考書は比較的軽い労力で苦手分野の仕分けができるので、自分が何をすべきかを明確にすることができます。

 

④アウトプット不足

『基礎問』をどれだけ完璧にしても、問題数が少ないという壁が立ちはだかります。

概念、解法などのインプットも大事ですが、実際に手を動かして類題をいくつも解く中で学ぶこともあります。

⇒だから、「アウトプットの強化をしよう!」というのが解決法になります。

 

インプット型人間の人は、『基礎問』をやり込むだけでも問題はないし、むしろ効率はいいんです。

しかし、アウトプット型人間の人は、自分で手を動かして体で覚える方が性に合っています。

皆さんはどちらに属するでしょうか。

 

おすすめアウトプット参考書

最もおすすめなのは、先ほども登場した『絶対に落とせない必須101題』です。

最もコンパクトに重要問題がまとまっています。

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他には、『解法のエウレカ』『青チャート』『黄チャート』「『基礎問』の演習問題」などがおすすめです。

チャートは網羅度が高いですが、全部やるのは効率が悪いです。

例えば、まず『必須101題』で弱点分野を見つけ『チャート』でそこを徹底的に鍛え、最後『基礎問』の演習問題で確認する、というのはいいと思います。

 

最強参考書:『解法のエウレカ 数学1・A』

この参考書はとてもおすすめな参考書となっています。

レベルとしては、入試問題を扱っており、『文系の数学 実践力向上編』などの応用問題集と同じくらいです。

しかし、この参考書の構成は、いきなり入試問題を解くのではなく、まず「PIECE」という前提知識を学ぶ部分があります。

例えば「余弦定理はこう」「正弦定理はこう」などで、『基礎問』と同じようなレベルのことを教えてくれます。

 

続いて入試問題を解いていくのですが、ここからが『エウレカ』のすごいところです!

まず、複雑な問題をPIECEレベルに分解し、「これとこれを使って解いていく」単純化してくれます。

また、なぜそのPIECEを使うのかという、発想の部分まで教えてくれます。

複雑な問題を誰でも分かるように単純化し、発想までも論理的に教えてくれるので、数学が苦手な人でも応用問題が解けるようになる参考書です。

 

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