こんにちは！武田塾犬山校です。
今回は何周もやればやるほど伸びるスルメ系参考書を8冊紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。
この記事は上記の動画を参考にしております。
①現代文読解力の開発講座
スルメ系参考書の王と言ってもよい『現代文読解力の開発講座』がトップバッターを務めます。
この参考書の大きな特徴は、文章の要旨をまとめるという問題がついていることです。
なかなか経験がない作業な故に1周目で挫折してしまう人が多いです。
武田塾でも3周はやるのですが、1周目はやはり皆ちんぷんかんぷんなようです。
しかし、そこを我慢して、3周目までやり続けてほしいです。
スルメ系参考書はまさにこの我慢が必要なのですが、回数を重ねるごとに「なるほどね」と思い腑に落ちる瞬間が来ます。
諦めず頑張ってください！
要旨の意義
「共通テストや私立の入試には要旨なんて出ないから意味ない！」と思う人もいるかもしれません。
しかしそう思って要旨の部分を飛ばしてしまうとスルメの味わいを感じることはできません。
この参考書の真の目的は「筆者の主張をつかむ」ことです。
解くことよりも読むことを重視した参考書なので、根本的なこの目的を意識して取り組んでみてください。
➁速読英熟語
『速読英熟語』は、英文の中に重要な英熟語が散りばめられていて、英文を読む中で必要な英熟語を身につけることができます。
武田塾では、最初は文章は無視で熟語だけ覚えてもらうのですが、これだけではまだ味が残っているのがこの参考書です。
熟語帳として使い終わり、英語の勉強を進めていきある程度長文が読めるようになったタイミングで一度戻ってきてください。
この参考書は音声がついているので、音声を聞いてそれをマネして音読する「シャドーイング」というのをやってみましょう。
「速読力」や「リスニング力」を身につけることができます。
しかも英文中に出てくる単語も重要単語が豊富なので、何度も噛むことで一石五・六鳥にもなります。
ざっくりまとめるとこんなことができます。
英語の総合力を高められる一冊です。
③数学 重要事項完全習得編
この参考書は武田塾のルートにも入っている、数学の勉強が本格化してくる参考書です。
大きな特徴は、解説が考え方重視になっていることです。
150問それぞれに「必勝ポイント」という押さえておきたい重要な考え方がまとまったものがついています。
それを繰り返しやることで身につけることが重要となってきます。
ただ問題が解ければよいというのではなく、繰り返しやる中で問題のパターンを身につけ、他の問題に活かせるようにしましょう。
過去に受験合格した人で、一問一問自分でタイトルをつけるという勉強をしていた人がいます。
このように2周目3周目とやっていく中で1問をさらに深掘って血肉にしていきましょう。
④時代と流れで覚える！日本史・世界史
歴史の基本的な参考書ですが、これこそスルメ参考書と言ってもいいと思います。
基礎的なレベルなので、侮っている人もいるかもしれませんが、ナメるのはノーです。
ページ構成ですが、左側がまとめのページ、右側が用語暗記のページとなっています。
多くの人は右側の用語の部分を特に赤シートで隠しながら勉強していると思いますが、何周かしていく中で左側のページの重要性に気づきます。
知識というのは詰め込むだけでは意味がなく、整理することが重要です。
左側ページをしっかり読んで理解することで、頭の中で散らかっていた知識がまさに「時代と流れ」で整理され、入試で使える知識にすることができます。
載っていない知識も左ページに書き込んで、自家製スルメを作ることもおススメです。
自分好みのスルメにしていきましょう。
白紙勉強法
白紙勉強法というおすすめの勉強法があります。
左側のページを読んで覚えたら、自分で白紙に流れを書いてみましょう。
例えば、「○○出来事→○○戦争→○○法律→○○出来事」などのように、出来事順に書いていくことができればOKです。
地理でも、自分で地図を書いて川や出来事を書き込んでいく勉強法は有効です。
再現することにこだわってやっていきましょう。
⑤解釈系参考書
最後は一気に4冊ノミネート！
英文解釈は性質上全部スルメになります。
解釈をかるーく1周やってそのまま長文に入る人もいると思いますが、挫折して解釈に戻ってみるとまだ全然味がすることがよくあります。
特に昔からある「ポレポレ」は、何周もやることで多くの合格者を生み出してきました。
武田塾の山火先生もその一員で、なんと今でもポレポレの中身の英文の内容を覚えているらしいですよ。
10年経っても忘れないくらいとまでは言いませんが、何周もやって味わい尽くしましょう。
2周3周とやっていく中で、1周目に見落としていた重要な解説を認識し、腑に落ちるということがあるんです。
常に全力で
先ほど1周目に見落としていた解説を2周目で認識できることがあると書きましたが、これは1周目を全力でやった前提です。
「1周目に全力でやれば繰り返しやる必要ないでしょ」と思う人がいるのですが、全力でやるからこそ、2周目以降でさらに深い学びを得られるのです。
どれだけ全力でやっても100％吸収することは不可能なので、必ず毎周全力で挑むようにしましょう。
逆に軽めにやっていたらいつまで経ってもスルメを味わい尽くすことができません。
常に全力を意識して頑張ってください。
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