こんにちは!武田塾犬山校です!
雪が見られるようになり,
寒さもピークに達する季節になりました。
寒さや風邪に負けないようにしたいですね!
さて,今回は高校2年生の方に是非知っておいてほしいことを紹介していきます!
「高三0学期」についてです!
一度は聞いたことがあるでしょうか?
「高三0学期」とは,「高二の三学期」のことなんです!
高二の三学期は,高三で合格をつかむのにとても大切な時期です。
🌸なぜ大切なのか?
🌸どういう過ごし方がいいのか?
この二点を説明していきます。
1.高三0学期はなぜ大切?
受験勉強は,高三の春から始めればいいのでは?と思う人が多数いると思います。
しかし,
受験勉強を春から始めることは遅いのです!
なぜかというと,
共通テストの日程に関係があります。
共通テストは,1月14日,15日に行われますね(2023年時点)。
高二の3学期時点で,
共通テストまで一年間というわけです。
つまり,高三1学期(春)から受験勉強を始めた場合,実質9,10ヶ月という一年にも満たない期間で共通テストに間に合わせる必要があります。
共通テストは使う科目が限られる(平均2~4)二次試験よりも、使う科目が多い場合が大半で、広範囲にわたって学習します。
特に国公立は、
「国語、数学ⅠA、数学ⅡB、英語リーディング、リスニング、理科・社会(文系:社会2科目、理科基礎2科目・理系:理科2科目、社会1科目)」を受験必須科目としている大学が多いのではないでしょうか。
また,大手予備校などでも高三0学期から受験対策を始めている場合が多いです。
直前期になって、少しでも余裕を持つためには、少しでも早く始めることが大切になってきます!
2.高三0学期を無駄にしないための過ごし方とは?
高三学期に最初やるべきなのは、ズバリ数英!
数英の主要教科は、暗記科目と違って一晩で
本気をだしたら覚えられるものではありません。
基礎を固めて、応用していくことが大切です。
英語を例に紹介していきます!
1月:英単語と英文法を固める!
目安→一日三時間、単語は一日100個ずつ、文法書(NextStageなどの総合文法書)を二章ずつ
2月:英文解釈系の参考書を一冊終わらせる!
目安→英文解釈系の本を一週間で三分の一を終わらせる
3月:長文系の参考書で実践する!
ここから分かるように、
一つ一つの段階を完璧にしていることが
分かりますね。
英語の長文がすぐに読めるようにならないのも、
英単語や英文法の基礎がないと理解できないからなんです。
基礎をどれだけ早く固めるかが鍵を握っています。
また,数学は「基礎問題精講」などの
網羅系参考書を一冊理解できる
のを目安にしましょう。
高三〇学期の理想的な過ごし方は、
基礎を抑えることにポイントがあります!
実際、どのくらい勉強すればいいの?
実は、勉強時間に正解はないんです。
ですが、まずは平日2時間・休日5~6時間を目標にしてみましょう!
なぜなら、今まであまり勉強をしてこなかった生徒さんが急に勉強時間を増やそうとしても、
🌀集中力が途切れる
🌀集中できなくて、気づいたらスマホを触っていた自分に嫌になる
という悪循環に陥りやすいです...
そうなると、勉強そのものが嫌になり、
かえって逆効果です💦
大切なのは「勉強習慣をつけること」です!
勉強習慣がつけば、勉強そのものがそこまで苦になることなく、自然と勉強を開始することができるようになりますよ!
逆に、勉強習慣がある程度固まっている生徒さんは、どうすればいいのかというと、
今のペースを維持できるように意識しましょう!
案外ペースの維持は、モチベーションが続かないこともあって難しいです。
だいたい、高三0学期では、定期テストや最後の模試も終わり、一息つくムードが漂いがちです。
一息つくことももちろん大事ですが、目標がないとモチベーションが自然と下がってしまいます。
「今までの学習ペースを維持する」という
無理のない目標から始めていくことが
勉強習慣のマンネリ化を抑制する活力になります!
高三0学期は、勉強習慣を作ること、
勉強習慣を維持することも目的なんですね!
3.「高三0学期を制する者は受験を制す」!
では、一体、高三0学期を無駄に過ごさなかったらどんな利点があるのでしょうか?
ズバリ一言で、「受験を制す」ことができます!
そんなうまい話があるわけないと思った方、これにはちゃんとした理由があるんです!
A、過去問対策に時間がさける
過去問はある程度の基礎がないと、
解く以前に手も足も出ない状態になります。
ただ、高三0学期を有効活用した場合、
受験基礎を習得することができます。
具体的には,
⭐英語:単語や文法が一通り終わって300語~500語くらいの長文が読める、
⭐数学:共通テストの全ての問題はとけなくても、どんな問題ができても解法が思いつく、
⭐国語:大学入試レベルの漢字・古文単語・古文文法が一冊終わる などの状態です。
(ただし、社会や理科は、すべての範囲が終わらないことが多いので、一概には参考書一冊終わらせることが厳しい場合があります。)
つまり、早ければ高3の一学期(春)に過去問を一度取り掛かることができるようになります!
一方で、高三0学期がうまく有効活用できなかった場合、基礎を習得するための約二、三か月間を使ってしまうことになります。
共通テストでも二次試験でも過去問対策はやっておいて全く損はありません。
問題傾向が分かるためにも,
一題でも多く取りかかりたいですよね!
B、苦手対策に時間がさける
入試では,当然のように今までやってきた全範囲が「範囲」です。
確かに,「全範囲なら自分が苦手とする分野が出る確率は低いから,一つ解けなくても合格点は行けるでしょ!」と今,思う方もいると思います。
しかし,入試は自分が取れる範囲をしっかりとることが大切なのです。
例えば,大問四つの問題だと,大問一つ解けないと最高で75%の得点率になります。
75%採れるならいいのですが,入試で大問を三つ完答するのは至難の業であり,実際は採れても50%くらいです。
「自分の得意な範囲が出題されることを神頼みして,大問完答を目指す」か,「全ての範囲をある程度できるようにして,小問一問だけでも取る」のどちらかだと,後者の方が安心できるのではないでしょうか。
小問一問で合否が決まる世界です。
誰しもが抱える「苦手」を一つでも平均以上にすることが,入試で一点でも多く得点できる近道になります!
C、気持ちに余裕が持てる
A,Bと利点を紹介してきましたが,
「過去問を解く→自己分析して苦手を洗い出す→苦手範囲対策→過去問を解く→…」
というように一つ続きになっているんです。
この循環が最終的にどうなるかというと,
これだけできたんだと自分の自信につながり,気持ちに余裕が生まれます!
受験本番は緊張してしてしまうものです。
緊張して実力が出せないなんてことは,悲しいですよね。
それを防ぐためにも,気持ちに余裕を持つことが大切になってきます!
また,ずれてしまった勉強計画を柔軟に修正することもできることも気持ちに余裕を持つことのメリットといえるでしょう!
高三0学期は,
春から過去問・苦手対策を行って,気持ちに余裕をもつことができる大切な期間です!
高校二年生の3学期を大切に過ごしてくださいね。
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