こんにちは!武田塾犬山校です。☺☺
文章を読んでいる最中は一文一文の意味はだいたい理解できているはずなのに、
🌀いざ問題を解こうとすると結局どんな内容だったっけ…となってしまった経験はありませんか?
単語や構文、英語の解釈などの参考書を仕上げ、
満を持して長文の実践問題や過去問の演習に入ったのに、思ったように読めないのは辛いですよね。
長文の演習を始めて悩む受験生は、
決して少なくありません。
肝心の長文の内容が頭に入らず、
ただ焦って単語を追っていくだけになってしまう…
今回は、
そんな「単語を目で追うだけシンドローム」
の解決策を紹介していきたいと思います!
解決策① まずは自分のペースで文章を正確に把握する練習をしよう
ついつい単語の意味だけを拾っていってしまい、
文章の内容自体がわからなくなってしまう現象は、時間制限を設けて長文演習をやり始めた人に起こりやすいです!
文章を読むことよりも、速く読むことに
意識を向けすぎている可能性があります。
一般的に、文章を読むスピードは文章を音読するスピードと同じくらいであると言われています。
自分の読む能力を超えて早く読もうとした結果、単語だけを追いかけてしまうのです💦
確かに、入学試験本番では限られた時間内で
長文を読むことが要求されるため、
時間制限を設けて長文演習を行うことは
効果的なのですが、
早く解かなければと焦る気持ちが先行して、問題が解けなくなるのはあまり意味がありません。
最初は焦る必要はないので、
自分のペースで読み確実に文章を理解することを優先しましょう!!
解決策② 段落ごとに、内容を把握する時間を設けよう
長文を速く読もうと焦っている人ほど、
長文を一気に最後まで読み切ってしまうことが多いと思います。
しかし、どの段落、どの場所に何が書いてあったか読み終える頃には忘れてしまっていて、
問題を解く際にその該当部分を見失ってしまって
もう一度軽く文章を読み直し…
なんてことになってしまうと非効率ですよね。
一度読んだはずの文章をもう一度読むのは
それだけ時間がかかります。
一つ段落を読み終わるごとに、10秒ほどで良いのでその段落内容について振り返る時間を作ってみてください!
段落の大まかな流れや、ざっくりとどんな内容が書かれていたのかを整理すると一気に全体の内容が見えてきます。
私のおすすめは、
段落の横の空白部分に簡単なメモを書くことです!
例えば、「○○についての具体例」とメモしておけば、文章を見返した時パッとその段落の内容を思い出すことができます。
また、その段落が文章全体でどのような役割をしているのかも考えることができるので、文章の内容を把握することにも役立ちます。
私自身もこのメモを書くというやり方で長文の成績が上がったのでぜひ試してみてください!😊
二度手間を事前に防ぐことができるので、むしろ読む時間が速くなるかも…!?
正確に文章が読めるようになったら
実際の入試問題は時間制限があり、受験生は時間との戦いの中,長文を読まなくてはいけません。
いつまでも自分のペースでゆっくりと長文を読んでいるわけにもいかないですよね。
正確かつ速く長文が読めるようになるために、まずは問題を解き終わった後、時間制限を設けて文章を読む時間を作りましょう!
大抵の参考書には、
問題を解く目安の時間が書いてあります。
まずはその時間と同じ、もしくは速いスピードで読むことを目標にしましょう。
そして、目標のタイムと実際にかかる時間を縮めていけば良いのです。
例えば、理想は20分で解きたい長文が実際には30分かかってしまうのならば、その原因を確認します。
そもそも英文を読むスピードが遅いのであればシャドーイング、
構文をとるのが遅いのであれば解釈の参考書、
単語の意味を思い出すのに時間がかかるのならば単語帳…と、
読むのが遅い理由を分析すれば自分が
今一番やるべき勉強がわかります。
長文を読む練習で、基礎固めが甘くなっているところを発見できるなんて、一石二鳥ですね!!
長文を読む際には二つの視点を持とう
最後に、長文を読む際に重要なポイントをもう1つ紹介します。
長文を読む際、頭の中で二つの視点を持つことを意識しましょう。
一つはミクロな視点、
もう一つはマクロな視点です。
英語で、ミクロは「小さい」マクロは「大きい」という意味です。
この二つの視点について見てみましょう。
ミクロな視点
これは目の前の文章を一つ一つ訳す視点です。
SVOCを振って構文を取りつつ、単語や熟語に沿って文を訳していきます。
まずはこれができないと英語が全く読めず、
英文を読む上でとても重要な視点です。
ただし、これは勉強をしてきた多くの受験生はできているのです。
大抵の受験生は、
ミクロな視点を多く持ちすぎています。
目の前の文にしか目が行っていないので内容自体は把握できず、最後には何も覚えていない
その状態が、「単語を目で追うだけシンドローム」を引き起こしてしまうのです😢
マクロな視点
マクロな視点は、
文章全体を俯瞰して見る視点です。
目の前の文章だけにとらわれず、
文章の内容や流れを見る視野を持ちましょう。
先ほど書いた、段落横のメモもこのマクロな視点を持つための手段の一つです!
文章の内容を考えるための脳の余裕を常に持った状態で長文を読むことができるようになりましょう!
「単語を目で追うだけシンドローム」に陥ってしまっている人は、ミクロな視点に対してマクロな視点が圧倒的に足りていません。
ミクロな視点とマクロな視点が
ちょうど半分半分になるくらいのイメージで、
視野を広げてマクロな視点を持つことを心がけて
長文を読んでいきましょう!
まとめ
今回は、長文の内容が頭に入ってこない状態から脱却するための方法についてまとめました。
・まずは焦らず、自分のペースで問題を解こう
・段落ごとに、文章の内容を整理する時間を作ろう
・文章を読む最中、ミクロな視点だけでなく、マクロな視点を半分持とう
長文の内容が入ってこないという悩みは、英語長文をやり始めたときに誰もが一度は持つものです。
長文に不安を抱えている人はぜひ一度、この三点を意識しつつ読んでみてください!!
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