こんにちは。
武田塾姪浜校のタカキです。
受験生にとって基本的に避けることができないのが「模試」です。
そして一番気になるのは模試の「判定」だと思います。
A判定・B判定の生徒は変わらず粛々と勉強を続けましょう。
E判定の生徒は立ち止まって受験計画や勉強法を練り直す必要があります。
本日は模試のE判定ってどれくらいヤバイのか、について考えていきましょう!
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模試の判定基準って??
まずは模試の判定基準についてみていきましょう。
受験する模試によって多少の違いはありますがおおむね下記の通りと思っておけば間違いありません。
◇A判定 → 合格確率80%以上
◇B判定 → 合格確率60%~
◇C判定 → 合格確率50%~
◇D判定 → 合格確率30%~
◇E判定 → 合格確率 ~20%
大体このような感じで判定が出ます。
判定は各予備校(模試の主催者)が持つ過去の膨大なデータをもとに算出されます。
模試の判定を見る上での鉄則として、
・A判定・B判定は信用しない
・D判定・E判定は信用する
というものがあります。
言い換えれば、「逆転不合格」は起こりやすく、「逆転合格」は起こりづらいということです。
良い判定が取れても、判定に甘んじることなく、弱点を分析ししっかり埋める学習をしていきましょう。
問題は悪い判定が出たときです。
基本的にその判定は信用して良いものだと思います。
・単元ごとにどこに弱点があるのか
・そもそも基礎学習が完了しているのか
・正しい勉強法で学習できているか
・勉強計画を策定できているか
・(既卒生の場合は)規則正しい勉強ができているか
こういった点を一つずつ確認し、改善点を見つけ、即時改善していきましょう。
現役生にとっても既卒生にとっても、春・夏・秋と時間が経過するにつれ、E判定がもつ意味は変わります。
E判定の信用度も季節に応じて変更していきますので注意しましょう。
模試でE判定はヤバイ?季節ごとに確認
模試のE判定ってどれくらいヤバイ??
基本的には志望校合格に向けて「黄信号」~「赤信号」であると考えた方が良いです。
模試によっては志望校の本番と出題形式や傾向が全く違うケースもあると思います。
そういった場合は若干はなしは変わりますが、「共通テストプレ」のように本番準拠の場合は、
悪い判定は基本的に信用してください。
現役生・既卒生、或いは受験した時期によって判定の信用度は変わります。
とはいえ、E判定は「このままのやり方・ペースでやってたら合格しないよ」と言われてるのと同義です。
「逆転合格」のために一日でも早く自身の勉強を改善しましょう。
模試でE判定 : 春(5月~6月)
判定信用度 : 50%
現役生の場合は部活をまだしていたり、学校の授業が終わっていない生徒もいると思います。
まだこの時点での判定はそこまで信用しなくても大丈夫です。
とはいえ、難関私大や国公立受験を考えている場合はその限りではありません。
部活の引退や学校の授業が終わってスタートでは「逆転」は基本的に不可能です。
・主要科目(国公立の場合は二次で使用する科目)の基礎固めを開始する
・志望校合格に向けた年間計画の策定をする
・正しい勉強法・勉強習慣を確立する
夏までに主要科目の基礎を終わらせ、夏の模試では同じ判定にならないように準備を開始しましょう。
この時点で動き出す現役生は「逆転合格」が十分に可能です。
既卒生にとってはもう少し厳しく考えましょう。
悲嘆にくれるわけではなく、冷静に3月からの自身の学習を見直しましょう。
・規則正しい勉強はできているか
・年間スケジュールの通りに基礎固めは進んでいるか
・自学自習の時間が取れていて、授業の受けっぱなしになっていないか
などを厳しく確認しましょう。
「想定内」のE判定であれば問題はそう大きくありません。
もしE判定にショックを受ける状態であるならば早急に処方箋を打つ必要があります。
冷静に判断できる第三者に相談するようにしましょう!
模試でE判定 : 夏(7月~8月)
判定信用度 : 75%
夏の模試の判定で焦り始める受験生(特に現役生)は多いです。
受験生にとって理想的な夏は主要科目の「演習」に時間が割けることです。
そして主要科目が演習に入り、サブ科目の基礎固めに時間を割いていくのが理想です。
しかし、ここでE判定の生徒は主要科目の基礎固めを終えることができていないことが示唆されます。
となると、通常のフローでは「逆転合格」の可能性は低くなってきています。
模試の成績と志望校のレベルを見ながら、夏の間に克服すべき課題を列挙しましょう。
課題は勉強以外のプライベートな領域も含めましょう。(〇時に毎日起きる、など)
課題は多く出ると思いますのでその中で優先順位を付けて一科目ずつ、一単元ずつという気持ちで確実にこなしていきましょう。
模試でE判定 : 秋(9月~11月)
判定信用度 : 95%
ここでの模試判定はとても重いものだと捉えましょう。
自暴自棄になることなく、冷静にこれからの計画を練り直しましょう。
・次年度、浪人することは可能なのか
・志望校を変更することは可能なのか
・地域外・県外の大学への進学は可能なのか
・残り期間でやるべき勉強は何か(どの科目にどれくらいの時間を割くべきか)
・残り期間、勉強する環境は整っているのか
など検討すべきことは多岐にわたります。
自分ひとりでは決め切れないことも多いと思いますので、
家族、友達、学校の先生や塾・予備校など信頼できる人々に相談し、
すぐに前向きに学習できるように、自身で「納得」できる選択をしましょう。
ただし、この時点で「次年度」を見据え、「今年度」の受験をあきらめることはやめましょう。
たとえ志望校以外は浪人!と決めたとしても最後まであがいて頑張りましょう!!
模試E判定ってヤバイの??
模試の季節、志望校や自身が置かれている環境によって「ヤバさ」は変わります。
模試は自分が置かれている状況を客観的に知ることのできる貴重な機会です。
授業と同じように受けっぱなしにすることなく、良い判定でも悪い判定でも、
一喜一憂せずに弱点や課題の把握に努め、次回の模試までの課題を明確にしましょう。
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