日本人は英語の発音が下手くそ!!??
みなさんは「ジャパニーズイングリッシュ」という言葉を耳にしたことはありますか?「カタカナ英語」の方が耳馴染みはあるでしょうか。
これは、日本人の英語の発音が日本語っぽくなることからつけられた、いわゆる日本人は英語の発音が下手くそだという揶揄表現なのです。
「別に日本人だから英語なんて上手に発音できなくてもいいじゃん。」
「日本語と英語の発音は異なりすぎているから仕方ない。」
そんなふうに、自分の英語の発音の悪さを正当化してないですか?
たかが英語の発音、されど英語の発音です。
この先、ますますグローバル化が進み英語を話す機会が増えていくでしょう。
会社でのミーティング、カフェやコンビニなどでの接客、もちろん海外での旅行でも、、。
そんな中で、自分の意見を正確に聞き取ってもえらる為に、また、みんなの前で恥ずかしい思いをしない為にも、綺麗な(正確な)発音をすることができる必要があるのです!!
誰でもできる!英語の発音を良くする方法3選
今から、これをするだけで英語の発音がガラリと変わる3つのポイントをご紹介します!!
これらのポイントをきっちり押さえることで、あなたもまるでネイティブのような綺麗でかっこいい発音ができるようになっちゃいます!!
正しい発音を耳でしっかり聞く!!
例えば、みなさんがカラオケに行ったとしましょう。
そこで、初めて聞く歌をその場ですぐ正しい音程で歌うことはできますか?
おそらくほとんどの人が無理だと答えると思います。
実は!!それは、英語の発音でも同じことが言えるのです!!
歌を正しい音程で歌うためには、まずその歌がどういうものなのかじっくり聞いて何度も練習する必要があると思います。
それと同じように、
正しい発音をするためには、まずはその単語がどんな発音なのか耳で聞き、覚え練習する(実際に発音してみる)必要があるのです。
カラオケで歌を正しい音程で歌えるにも関わらず、英語の発音は正しくできない。それは、実際に英語を聞き慣れていない証拠です。
「ローマは1日にして成らず」
まずは辛抱強く、正しい英語の発音を聞いてみることから初めてみましょう!!(最近は英単語帳にも単語の発音を聞けるQRコードが載っていることが多いですよね!!ぜひ利用してみてください!!)
正しい発音をしている人の「口の動き」を真似する!!
みなさんはどのようにして、日本語の正しい発音を学びましたか??
自然に?気づいたら話せるようになってた??
これって不思議なことだと思いませんか?
実際、人間は赤ちゃんの頃、周りの大人の口の動きを見て、見よう見まねで発音の仕方を覚えているようです。
よく赤ちゃんとしゃべっているのに、なかなか目が合わないなんてことありませんか?
それは、赤ちゃんが私たちの目ではなく口を見ているからなんですね。
このように、正しい発音を身につけるためにはそれがどうやって発声されているのかを知る必要があるのです。
私たちが幼少期、周りの大人たちの口の動きを見て、日本語の発音を自然に覚えたように、英語も正しい発声の仕方を知ることで、綺麗で正確な発音を身につけることができるのです!!
身近に英語の発音が綺麗な人がいたら(学校の英語の先生など)ぜひ発声している時の「口の動き」を見てみてください。
(もし近くにそういう人がいない場合は、YouTubeなどで英語のスピーチの映像を見てみるのもおすすめです!!)
想像よりも縦や横に口が開いていたり、唇を噛んでいたりと新たな発見があると思います!
鏡の前の自分と話してみる!?
ここで1つ疑問に思うことがあります。
「なぜ日本人の多くが発音が苦手なのか。」
それは、英語を話す機会が圧倒的に少ないからなんです!!
(最近は学習指導要領も変わり、学校での英語教育にも「スピーキング」をする機会が増えてはきていますが、、、。)
スポーツでもなんでも一度学んだことをアウトプットしなければ、定着・上達させるのは難しいですよね。
例えば、プロ野球をテレビでたくさん見ただけで、野球ができるようになることはありません。
では、英語の発音をアウトプットするにはどうすればいいのか。
外国の人と話す!?
確かにアウトプットとしては1番効果があると思いますが、いきなり外国の人と話すのはハードルが高いですよね、、、。
そこで提案したいのが、鏡の前の自分と話してみる!!ことです。
え!!!???
何言っているの??と思われたそこのあなた!!
私はしっかり真面目に提案していますよ?笑
「鏡の前の自分と話す」言い換えれば、「鏡の前で英語で独り言をペラペラと話す」ということです!!
例えば、
某有名芸人のネタで、英語のような日本語でアカデミー賞でのスピーチをするみたいなものがありますが、、、
まさに、それをちゃんと英語で挑戦してみてほしいんです。
シチュエーションはなんでもOK!
友達との恋バナでも、自分がおとぎ話の主人公になってみたでも、もちろん今日あったことをただ話すだけでも、、、
今回の目的は、英語を話す機会を自分で設ける、そして、鏡の前で自分の口や表情を確認することで、自分を客観視することです!
どうですか!??
ここまで誰でもできる、英語の発音を良くする方法として3つご紹介しましたが、
これらならなんとなくできそうじゃないですか!???
え!!??
まだ物足りない!!??
わかりました。より発音を良くしたいと思ってくれているあなたのために、「番外編」を少しだけご紹介します!!
もっと頑張りたい人向け!!英語の発音を良くする方法(番外編)
ここまで読んでくれているあなたはもう英語の発音を良くする方法3選は試してくれていますかね!??
ここからお話しすることは少し難しい内容なので、あまり無理しすぎないようにしてください!!
「リエゾン」(liaison)について
日本人が英語を綺麗に発音できない大きな理由の一つとして、英語の発音ルールを知らないことが挙げられます。
それがいわゆる「リエゾン」です。
リエゾンとは簡単に言ってしまえば、2語以上の単語が繋がると音声に変化が生じることです。
例えば、
Come on. これを日本語発音すると、「カム オン」になります。
しかし、実際は「come」の「me」と「on」の「o」とがくっついて「カモ(ムォ)ン」という発音になります。
これがリエゾンです。
このリエゾンの理解を深めることで、英文をまるでネイティブのように綺麗に発音することができます!!
とりあえず今回はここまで、、、。
最後に、、、
いかがでしたか!!!???
ここまで紹介してきたものは全て1人で簡単に始めることができます!
やるかやらないかはあなた次第です。
もう「日本人は英語の発音が下手くそだ。」なんて言わせない!!
これまで紹介してきた方法をぜひ実践して、英語の発音を鍛えていきましょう!!!!