こんにちは！武田塾今福鶴見校です。
今日は、ついつい後回しにしてしまいがちな漢字の勉強について書きたいと思います。
大学入試における漢字の勉強
みなさんは現代文の勉強というとまずは何を思い浮かべますか？
高校生の皆さんなら、まずは「読解」が思い浮かぶのではないでしょうか？
実際、入試現代文では、配点の約9割が読解問題、残り約1割が漢字(読み書き)問題となっていることが多いです。
このことから、漢字の勉強は後回しにされ、読解演習が勉強のメインとなることが多いと思います。
実際、私も高校生のとき、漢字の勉強をおろそかにしていました。
しかし、大学入試対策において、漢字の勉強をする理由は漢字(読み書き)問題の為だけではないのです！
漢字の勉強が読解力にも関わってくるのです！
その理由を見てみましょう。
読解には語彙力が大事！
突然ですが、みなさん外国語の勉強をする際に、まずは単語(語彙)の勉強から始めますよね？
単語もわからないのに、いきなり読解の勉強をする人はいないと思います。
しかし、現代文に関しては、
「日本語だから(母国語だから)大丈夫だろう」
と言い、語彙の勉強をせず、いきなり読解の勉強に入ってしまう人が多くいます。
確かに、読書が趣味の人など、高校生の段階で相当な語彙力を持っている人も一部います。
しかし、多くの高校生はそうでないでしょう。
私もその多くの高校生のうちの1人でした。
模試などで、現代文を読んでも日本語なのに書いてあることが理解できなかったのです。
過去の私のように、日本語なのに文章を理解できない理由としては、
・語彙力不足
・背景知識(キーワード力)不足
・正しい読解法を知らない
があげられます。
下2つに関しては、今回は触れないこととし、ここでは語彙力不足を解消する方法を紹介します。
語彙力をつけるための漢字の勉強方法
では、語彙力をつけるためにはどうすればよいのでしょうか？
ここで、漢字の参考書の出番です。
漢字の参考書をする際に、読み、書きだけでなく必ず意味も覚えるようにしてください！
例えば、武田塾のルートで使用されている「漢字マスター1800+」(河合塾)では漢字の横に赤字で意味が書かれています。
これを約2000単語、”自分の言葉で”すべて意味を言えるようにしてください。
”自分の言葉で”というのは、書かれている意味を1語1句正確に覚えなくてもよいということです。
大まかな意味があっていればOKです。
漢字の参考書1冊分、これができるようになるとあなたの語彙力は相当なものとなっているでしょう！
以上、漢字の勉強が重要な理由を紹介しました。
語彙力は読解力を上げるための重要な要素のうちの1つです。
また、語彙力は受験後もいろいろな場面で役に立つと思うので、この機会にぜひ身につけておきましょう！
もし、漢字、読解の勉強法で困ったことがあれば、ぜひ無料受検相談にお越しください！
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