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日本初!授業をしない塾 武田塾一宮校です。
武田塾は授業をせずに参考書を使って自学自習をする皆さんをサポートしていく塾です。
今回は、英語長文の参考書を学習する時の勉強法について解説したいと思います。
英語長文の参考書に取り組むときに大切にしておきたい価値観
具体的な勉強法に入る前に、英語長文の勉強をするときに大切にしておきたい価値観について述べておきたいと思います。
価値観って何!?
というそこのあなた!
皆さんの中には、単語を辞書で調べながら長文問題を解いてマルバツを付けて次のページに進むという感じで英語の長文読解の勉強をしている人もいるかもしれません。それならまだよい方で英単語の意味調べだけやってリーディングの勉強を終わらせてしまっている人もいるかもしれません。
それではもちろんいけません!
覚えておきましょう!
英語長文で大切なのは復習です!
大切なのでもう一度述べておきます。
英語長文で大切なのは復習です!
英語長文の問題に取り組むときは復習重視で取り組んでもらいたいです。実は学校の長文でも同じです。学校の英語の授業についての勉強が英語の予習として単語調べをやって終わってしまっている人は英語の力が伸びることはまずないと思っていただいても構いません。
それではここからもう少し具体的に英語長文の参考書のやり方についてコメントを加えていきたいと思います。
英語長文の参考書に取り組む前に取り組んでおくべきこと
前置きはもう少しだけ続きます。
そもそも英語長文の勉強が効率的に行えるようになるためにはある程度のスキルが必要です。そのスキルがないと、英語長文の勉強をせっかくやっていても非効率であるばかりでなく無意味なものになってしまいます。
ではそのスキルとは何でしょうか?それは3つあります。
・基本的な英単語を覚えていること
・基本的な文法知識があること
・自力で1文を訳せるスキルである英文解釈がある程度できること
この3つです。
例えば学校の予習で単語調べをしている時に、分からないと思って調べた単語が自分が取り組んでいる単語帳に載っていたとしたら単語の基礎知識はないと思っていただいて構いません。基礎単語をいちいち調べている時間がそもそももったいないですし、調べた単語はどっちにせよその場で真剣に覚えようとしないことが多いでしょうからほとんどの場合は身につかないです。このような状況であれば、初めて読む英語長文の読解なんてできるわけないないです。入試は初見の長文についての内容理解が問われます。最初に単語帳に取り組んで基礎的な単語を身につけることを最優先にした方がよいです。
文法は自力で1文1文を正確に訳せるようにするために必要な土台となる知識です。学校の小テストで行われがちな文法問題集の正誤を丸暗記したりイディオムの丸暗記をするぐらいの勉強で初見の英文が読めるようになるはずもありません。英文を読み解くのに必要な知識を頭に入れておくことは当然と言えましょう。
英文解釈も英文を自力で読めるようにするためのスキルなので、自力で英文を読むスキルがないのに英文を読むことはできません。
英語長文は、英単語や英文法や英文解釈で勉強したことが実践の場で使えるかどうかを確認するためのツールとして使った方が効率的に学習ができます。ちなみに、世の中には多読を勧める勉強法もありますが、多読をしてもよいのは精読ができるようになってからです。
したがって、上の3つの学習(英単語・英文法・英文解釈)がしっかりと終えられていないようであれば、まずはそちらを優先させてください。英語長文の参考書をやっている場合ではありません。
英語長文はどのように勉強したらよいのでしょうか?
いよいよここからが本論です。
取り組む参考書によってやり方は異なりますが、大雑把に言えば以下のように取り組んでほしいです。
・問題を解く
・解説を読む
・音読をする
という3つのフェーズで勉強を進めていきます。
長文問題に取り組むときは本文をコピーして、コピーした紙の方に書き込みをしながら進めていくようにします。やり直しなどがやりやすくなるためです。
読解 [問題に取り組んでいる時]のポイント
まだ長文の勉強を始めてばかりの状態であれば、制限時間はあまり気にせずに英文の内容がちゃんと理解できているのか?に注意を注ぐべきです。
英文を読んでいる時には以下について注意を向けてほしいです。
知らない単語や熟語、訳しにくい文には読みながらチェックを打とう!
長文は英文1文1文の集合体でしかありません。
まずは英文についてちゃんと意味が取れるかに気を配りましょう。知らない英単語や熟語、訳しにくい箇所などがあればそこにチェックをするようにしましょう。あとで復習しやすくするためです。
段落ごとにどんな話だったのかをまとめる
英文がひとまとまりになると段落を形成します。段落はフィーリングではなく、ある程度のまとまった意味のカタマリで作られるものです。したがって、段落ごとにどんな話題が書かれているのかを把握する力はとても大切です。設問でも段落ごとに出題してくる大学も結構あります。したがって、段落を読み終わったらそれ毎にどんな内容だったのかを軽くまとめるようにしましょう。
大学入試はたくさんの長文を読んでいくことになります。ちょっとした休憩がないと集中力が持たない場合もあります。呼吸を置くタイミングとして段落で一度振り返る機会を作るということも大切です。集中力は有限だからです。
10秒程度でいいです。
意味ごとにまとめる練習をすることと集中力をキープするという意味で、段落ごとのまとめを練習しておくことがとても大切です。
問題を解くときは解答の根拠を大切に
上のような感じで長文を読み進めたら今度は問題を解く場面に入ります。
問題を解くときの注意点は、「なぜその答えになるのか?」を説明できるようにすることです。英語の知識(英単語や英熟語や英文法などの知識)で解ける問題もありますが、長文問題の解答の根拠は英文の中にあります。したがって、本文中から解答の根拠を探すという意識を持つことが大切です。
ただ、「意識を持て!」と言ってもそれでは具体性に欠けるので、次のように取り組んでください。
問題を解くときにはノートに解きますが、自分がどのようなプロセスを経て解いたのかを全部記録に残します。そして、解答の根拠を書きましょう。何行目のこの部分が違うとかそんな感じで書いてもらうといいです。
英語長文の点数が安定しない受験生はこの部分を疎かにしがちです。ちなみにですが、現代文なども解答の根拠を大切に勉強を進めるようにしましょう!
復習[解説を読むとき]のポイント
全文に構文[SVOC]を振ること
まず解説を読む際に、SVOCを振ってできれば全訳を行うことをお勧めします。手順は英文解釈でも習っているように、必ずSVOCを振ってからそれに基づいて和訳をするという手順を踏んでください。英語はどの単語がどの位置に置かれているかによって意味が変わる言語です。ですから、文構造を把握していないのに訳ができるということはあり得ないのです。
面倒な作業ですが、この作業を行うことでどの文がちゃんと意味を取れているのかを確認できます。自分の訳と解説の訳し方が異なる場合、「なぜ違うのか?」とか「どういった能力が自分には足りないのか?」を考えて、それをノートにメモするようにしましょう。
改善ポイントについては後述します。
解答までのプロセスの確認
自分が解いた解答の根拠と解説が示している解答の根拠の違いを確認します。その上で、自分が不足しているポイントやどうやったらその問題が解けたのかといった改善ポイントを自分なりに考えてノートにメモを取るようにしてください。
自分が知らなかった解法が書いてあるかもしれません。解答の根拠の差異にあなたが成長できるポイントが隠されています。そのポイントは次の問題にどんどん利用できるようにしなければなりません。
長文読解の参考書は、雪だるまを作るときのようにドンドンと読解のスキルを固めながら大きくしていくものなのです。
改善ポイントについてはこれから見ていきます。
長文読解の勉強の5つの改善ポイント
武田塾一宮校の個別指導でも上のような方針で勉強をやってきてもらうのですが、改善ポイントはおおよそ5つのポイントに集約できます。
①単語・熟語でつまづいていないか(語彙力)
②文法・解釈でつまづいていないか(構文力)
③文章の内容が入っているか(読解力)
④文章は読めているが設問を解けていない(解法力)
⑤長文を読むのが遅い(戦術と速読力)
1つずつ簡単ではありますが、コメントを入れます。
単語・熟語でつまづいていないか(語彙力)
自分が使っている英単語帳や英熟語帳に分からなかった単語が載っていないかをチェックしましょう。
見出し語に載っていれば、文字通り単語帳や熟語帳のやり込みが甘いということになりますが、場合によっては掲載単語の2番目以降の意味だったり派生語だったりする場合もありますよね?こういった場合には、1語1訳1秒で進めていた単語帳の勉強法をアレンジしていく必要があります。
次に英単語帳や英熟語帳に載っていない場合はどうすればよいのでしょうか?余裕があれば自分のオリジナル単語帳に単語を転記して、それも単語帳に取り組むルーティーンの中に入れてしまいます。単語リストは作るものの作って満足して終わりになってしまう子はいませんか?そうならないようにしっかりとルーティーンに入れていきます。
それよりもやってもらいたいのは単語の類推にチャレンジするということです。単語の類推にはいろいろなやり方があります。
・単語の成り立ちから類推する(接頭辞や接尾辞や語幹など)
・文法や語法や構造から意味を類推する(文型、不定詞、分詞、関係詞、冠詞など)
・ロジックの流れから推測する(イコールの関係、対比の関係など)
他にも英語長文の参考書によっては類推のやり方が載っていると思います。
どれだけ英単語や英熟語の勉強に取り組んでいても知らない単語は絶対に出てきます。語学の宿命みたいなものです。試験の本番でどのように対応するのかを想定しながら勉強することはとても大切です。
文法・解釈でつまづいていないか(構文力)
いわゆるSVOCが振れずに和訳までいけない場合です。
解説を読んでおしまいになっているそこのあなた!
だから英語ができるようにならないんですよ!
英語は積み上げの科目です。今までやってきた参考書のやり方が本当に甘い場合があります。ぜひ今まで勉強した参考書や文法の講義系参考書に戻ってみましょう。
この時に英文解釈の参考書ができたつもりなっていたことが発覚するケースがとても多いです。英文解釈の参考書は「英文があってそれを和訳する」という形式になっているものがほとんどですが、いつの間にか英文和訳を丸暗記してしまっていることがここで分かるのです。英文解釈の参考書は「こういう場合にはこういう単語や表現に注目して、こういう場合にはこうやって訳す」といったスキルを勉強するためのものなのです。
それが不十分であるのならば、もう一度英文解釈の参考書に戻って体系的に学習すべきです。
武田塾一宮校の個別指導の中で、英語長文の参考書に取り組んでいた子も今述べたことを理由にして解釈の参考書まで戻してやり直しをした塾生がそれなりにいます。
勘の鋭いあなたならば分かっていただけると思いますが、戻るべきモノがないとちゃんとした復習ができないのです。だから冒頭に説明した通り、英語長文の参考書に取り組む前に参考書を終わらせておいた方がよいのです。
文章の内容が入っているか(読解力)
次に確認してほしいのが文章の内容がしっかりと頭に入っているかどうかです。
1文1文が正確に訳せていても、文章が何を言っているのかが分からないケースです。
この場合は接続詞や指示語あるいは冠詞、あるいはコンマの意味やコロンやセミコロンの意味を理解せずに読み進めてしまっているケースがあります。まずは文と文がどのような関係になっているのかを丁寧に確認するようにします。
指示語が何を受けているのかとかイコールの関係なのか対比の関係なのかなどです。そして、先にも述べたように、段落ごとに意味を把握する練習をするようにしましょう。場合によっては現代文でその力を身につけた方がよい場合もあります。
こういった作業を解説や全訳を通しながら1つずつ確認する作業をしていきましょう。
そしてやり直し!自力でできるようになったら終了にします。
文章は読めているが設問を解けていない(設問対応力)
次に確認してほしいのが、設問対応力です。
盲点になっていることが多いのは、設問が読めていないケースです。まずはちゃんと設問の英文がちゃんと訳せているかを確認するようにしてください。
次に考えられるのは解法です。「こういうことを聞かれたらまずこういう単語や表現に注目する」といったスキルがストックできているとよいです。「関正生のThe Rules英語長文問題集」シリーズなどの最近の参考書は解き方のルールが解説されていることが多いです。こういった解法スキルを盗んでぜひ使ってみてください。設問対応力があがります。
間違えた問題や根拠が異なる問題については、必ず解き直しをして解説の解き方を盗めるようになってようやく終了にするようにしてください。
長文を読むのが遅い (戦術、速読力)
最後のポイントは「読むのが遅い」ことです。
無料受験相談の時にもよく出てくる話題ですが、「共通テスト形式の模試で時間が足りなくて今まで全部の問題を終わらせたことがない」という子が結構多いです。
これを読んでくれているあなたもそのような感じでしょうか?
前提として少なくとも上の4つ(語彙力、構造力、読解力、設問対応力)はある程度の水準でクリアできていなければこの問題を考えるのは早いです。
ここでは、だいたい上の項目についての勉強が継続的にできていることを前提にした話をしたいと思います。
ある程度の英語力がついているのに間に合わない原因としては2つ考えられます。
①戦術ができていない
②左から右へ読む速読力がない
「戦術」については過去問をやっていく中でどの問題から順番に解けば間に合うようになるのか?を考えることが大切です。共通テストであれば「1カ月で攻略 大学入学共通テスト英語リーディング」などの対策本があるので、そういった本に取り組みましょう。
ただ、英語力そのものもあげていかねばなりません。具体的には、なるべく左から右に読んで意味を素早くとっていく練習をしていく必要があります。これが速読力です。具体的にどのようなことができればよいのかというと、それが音読です。
本文の音読をする
ここで最後の3つ目のフェーズです。
これをサボっている子も結構いますが、英語を前から後ろに読めるようにすれば、英語を速く読めるようになります。
音読はこういったフェーズを経て全部の文章がちゃんと分かって自分で訳せるようになった文章でやることが大切です。理解していない英文で音読をしても、音をなぞっているだけでは意味を素早く理解して問題が解けるようにならなければならない大学受験の英語長文のリーディングの学習には相応しくありません。
具体的なり方については、別記事でくわしく説明したのでそちらをご覧ください。
英語長文[リーディング]対策はやっぱり復習が大切です!
ここまで読んでくれたあなた、どうもありがとうございます!
どうしても学校の英語長文の授業の在り方にボクはずっと疑問を抱いていました。実態は「単語調べをやる=予習」になっていてそれが大した意味をなしていないことに気づいている人は多いと思います。本文を無意味にノートに手書きで映すように指示されているという子もいます。英語の視写をすることが何の役に立っているのでしょうか?激しい憤りを感じています。
逆に学校の予習で上のようなことをしている高校生もほとんどいないと思います。その場しのぎの勉強になっている高校生はたくさんいます。
武田塾はそこに風穴を開けました。
解説の分かりやすい参考書を使って、勉強のやり方を明確にしてそれがちゃんとできているか確認をする、長文読解の勉強をしている時の悩み事を聞いて、どんどん改善を図っていく
武田塾のリーディングの勉強をやれば学力がとても上がりそうな気がしませんか?
武田塾で本物の英語力を身につけて、大学受験を軽々と突破してみませんか?
武田塾一宮校の合格実績
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