「大岩のいちばんはじめの英文法」ってどうやって取り組むの!?

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武田塾は授業をせずに参考書を使って自学自習をする皆さんをサポートしていく塾です。

今回は、武田塾一宮校出身のOBやOGにも人気のある「大岩のいちばんはじめの英文法」（東進ブックス）について紹介したいと思います。

大岩のいちばんはじめの英文法のやり方

「大岩のいちばんはじめの英文法」はどんな人におススメなの?
「大岩のいちばんはじめの英文法」の使い方
武田塾では参考書のやり方を丁寧に説明し、特訓の中でできているかを確認します

「大岩のいちばんはじめの英文法」はどんな人におススメなの?

「大岩のいちばんはじめの英文法」（東進ブックス）は英語が苦手な人に向けて書かれた参考書で言葉も平易です。

一宮市近隣の高校では、「スクランブル英文法・語法 4th Edition」（旺文社）や「Next Stage」（桐原書店）などの文法問題集が配られて取り組んでいるようですが、一定のレベルに達していない生徒がこれらの参考書を使ったとしても、解説に載っている英文法用語を難解に感じておそらく効果を望むには薄くなってしまうはずです。

例えば、次のような英文法の概念を説明することはできるでしょうか？

1. 自動詞と他動詞の違い
2. 形容詞と副詞はそれぞれ何を修飾するか？
3. 数えられる名詞と数えられない名詞の違いについて
4. may wellの意味
5. 分詞構文の作り方について
6. 関係代名詞と関係副詞の違いについて
7. 過去の事柄について仮定法で表現する場合、どのような形をとるのか？

ざっと挙げればこんな感じですが、これらの質問に1つでも答えられないとすると、「スクランブル英文法・語法 4th Edition」（旺文社）や「Next Stage」（桐原書店）といった文法系参考書をやりこなすには難しいはずです。

そういう場合には、「大岩のいちばんはじめの英文法」（東進ブックス）がオススメです。

ちなみに、先ほどの項目は全て掲載されています。

「大岩のいちばんはじめの英文法」の使い方

講義部分の読み方

まずは講義部分をしっかりと読みましょう。

その時に大切なのは、漫然と読んではいけないということです。

なぜなら、講義部分で読んで頭の中に入れたことを活かして章末のCheck問題や初見の問題を解かなければならないからです。

したがって、講義部分を読む際には、その部分を何も見ない状態で人に説明できるようにする必要があります。

ではどうやったら人に説明できるのか？という問題が発生します。

そういう場合は、こんな心構えを持って読んでほしいです。

「講義部分を今から5分間で読んだ後に、友達に内容を説明しよう！」

人に説明しようと思って読むと説明できるようにと思って気合いが入った状態で読むので説明できるようになります。

説明できればオッケーだし、できなければもう一度読み直す必要があります。

どうしても頭に入らない場合もあると思います。

そういう場合は参考書に出てくる文に1つ1つ何かしらの反応を入れながら読むとよいです。

「そうなの!?」
「それって前に勉強した●●と同じだよね！」
「分からんわ～。後で説明してくれてるのかなぁ...。分からんかったら先生に質問してみよう！」

本を読みながらそういう反応を入れるだけで、本の世界がどんどん自分の世界とつながってきます！他人事って覚えられないです。基本的に自分のことでないと覚えられないです。

そんな感じで内容を頭に入れていきましょう！

イディオムをどう覚える？

また、「大岩のいちばんはじめの英文法」にはイディオムが載っている箇所もあります。イディオムを覚えるのが苦手な子が結構多い印象です。英語と日本語を単語を覚えるように覚えてもよいのですが、本文中に収録されている英文を見ながら使い方と一緒にイディオムを暗記すると上手に覚えられます！

いずれにせよ、最終的にはイディオムも含めて言えるようにしましょう。

Check問題の取り組み方

Check問題を解く際は、講義部分で読んだことを活かそうという心構えで解いて下さい。

そして答え合わせです。

答え合わせは、○×△の3段階で行いましょう。

・○･･･正解だけでなく解答の根拠もしっかりと言えて合っていた場合
・△･･･正解だけした！根拠が間違っていたとか言えなかった場合
・×･･･不正解の場合

文法問題に取り組む場合の基本は、正解＋根拠のセットで○を付けることです。なぜこのように取り組む必要があるのでしょう？入試は初見の問題です。初見の英語の問題を解く場合、「問題のテーマ検索→必要な知識を思い出す→根拠→解答」の順番で答えを出すからです。つまり、初見の問題を解く場合には根拠が分からないと正解に至ることができないからです。

さて、話を元に戻しましょう。

○×△のうち、しっかりと復習をしなければならないのはどれでしょうか？

それは×と△ですよね。

なぜ×と△になってしまったのかを右側の解説ページをしっかりと読んで理解してみましょう。そして納得できればもう1回問題に戻って解いてみましょう。それで答えが合えばオッケーです。もし右側の解説ページの行っている意味が分からない場合は、必ず講義部分に戻ります。そしてもう一度覚え直しましょう！そして再度解いてみる。答えが合えばオッケーです。

話はこれで終わりません。1日で何章か進む場合は、1日の最後にもう一度△と×が付いた問題を解き直しましょう！採点はもちろん○×△の3段階基準です。

そして1日が全部マルになったら終了です。