【日程・科目・制度】摂南大学の公募推薦を大調査！！前編

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摂南大学の公募推薦ってどんなかんじ？

今回は摂南大学の公募推薦を大調査してみました！！

摂南大学といえば、大阪府にある私立大学で、摂神追桃として関西の有名私立大学のひとつに数えられる大学ですよね！！

また文系から理系まで多種多様な８つの学部と１７の学科が設けられた本格的な総合大学で、多岐にわたった幅広い分野の知識を学ぶことができます。

近年は私立大学合格者数厳格化の傾向で志願者数は年々上昇してきているようです。

今年もなお一層、志望者は増えていく傾向が感じられますが、今回は公募推薦に的を絞って調べてみました！！

かなり特徴的で豊富な入試制度を展開していますが、ちょっと複雑なものとなっています。。。

こんな制度しらなかった～（泣）

って、ならないようにこれをよく読んで入試に挑みましょう！！（笑）

摂南大学の公募推薦には、A日程とB日程があります！！

摂南大学の公募推薦には、A日程とB日程の２回チャンスがあります。

ですが、日程によって受けられる学部と受けられない学部があることや入試制度が異なる部分があることに注意です。

特に、採点方式が豊富で、先程も言いましたが結構複雑です！（笑）

他にも様々な入試制度が設けられ、十分に入試制度を理解し、自分に適したものを利用することが肝心です！

それでは、A日程とB日程をわけて、順に詳しく見ていきましょう！！

A日程

A日程は１１月１８日（水）、１９日（木）の２日間実施され、自分で都合の良い日を選択することができます。

また、２日間とも受験することも可能です。

しかし、日によって受けられる学部、科目が異なることがあるので要注意です。

１１月１８日（水）は法学部・外国語学部・経済学部・経営学部・理工学部・薬学部・看護学部・農学部が受験できます。

１１月１９日（木）は法学部・外国語学部・経済学部・経営学部・理工学部住環境デザイン学科［文系科目型］・看護学部・農学部［文系科目型］・薬学部が受験できます。

１９日では、理工学部住環境デザイン学科と農学部は理系科目ではなく、文系科目での受験のみとなります。

また、薬学部は学部方式となり、面接が必要になります。

出願期間は１１月１日（日）から１１月８日（日）です。

合格発表日は１２月２日（水）となります。

適性検査科目・出題範囲

適性検査科目・出題範囲は以下の表のとおりです。

選択科目が多いので、自分に適した科目を選びましょう。

１科目制限時間は６０分ですが、薬学部の学部方式受験での化学は９０分となっています。

また、薬学部の学部方式受験では適性検査に加え、面接も実施されます。

しっかり要項をよく読んで対策を練っておきましょう。

選考方法（基礎評価方式 or 総合評価方式 / スタンダード型 or 高得点科目重視型）

ここで、選考方法についてお話します。

採点方式は１１月１９日（木）の薬学部以外、基礎評価方式と総合評価方式の２つの採点方式があります。

基礎評価方式では、当日の試験の点数のみで合否が判定されます。

適正検査二科目合計３００点満点で採点され、その得点率で決まります。

総合評価方式とは、基礎評価方式の３００点満点に加え、高校成績点５０点、部活動・資格点２５点合計３７５点満点で採点されます。

それぞれの得点率で争われ、内申点に期待できる人は総合評価方式はかなり有利になるでしょう。

さらにそれぞれの方式において、A日程ではスタンダード型と高得点科目重視型というさらに２つの採点方式が存在します。

スタンダード型では適性検査２科目の配点は１５０点ずつとなります。

が、高得点重視型ではどちらか高い方の科目が２００点満点、片方が１００点満点に換算されます。

この制度は事前にどちらかの科目を選択するというわけではなく、２科目のうち得点が高い方が自動的に２００点満点、低い方が１００点満点に換算されるという仕組みです。

つまり、２科目とも同じ点なら得点はスタンダード型と変わりませんが、それを除くと必ず高得点科目重視型はスタンダード型での得点より高くなります！！

少なくともスタンダード型での得点より低くなるということはあり得ません！！

受験生にとってはとてもうれしい制度ですね！！

ですが、それぞれの方式において、スタンダード型はまず必須であることに注意です！！

なので、総合評価方式か基礎評価方式にするかまず決めて、そのスタンダード型は必ず受験することになります。

それから高得点科目重視型の採点方法もつけるかつけないかを選ぶという流れになります。

その分検定料はかかってしまいますが、どちらかの方式で高得点科目重視型も選択すると、もう片方の方式のスタンダード型でも検定料は変わらず受験することができます。

複数の採点方式で出願することで自分の得点率を最大限まで伸ばすことができます。

また、高得点科目重視型はかなり有利になるので、この制度を利用している受験生はかなり多いと思われます。

他学部併願制度

他にも特異的な入試制度があります。

その１つが他学部併願制度です。

しかし、公募推薦では適用学部が理工学部生命科学科と薬学部のみとなります。

また、１１月１８日（水）の受験のみで、選択科目のうち化学を選択する必要があります。

これらの学部学科では２つとも志望することができ、それぞれの学部で合否判定が行われ、２つとも合格だった場合、自分が行きたい学部のどちらかを選択することができます。

この制度は公募推薦ではA日程のみで、B日程では設けられていません。

英語資格等保持者優遇制度（みなし得点制度）

英検やGTEC,TOEFLのスコアによって、みなし得点が定まり、本番での試験で得点した点数とみなし得点のうち高い方が合否判定に用いられます。

例えば、英検１級で１００％、英検準１級で９０％、英検２級で８０％の得点率とみなされます。

第二志望制度

あともう１つが第二志望制度です。

この制度は、もし第１志望の学科が不合格となってしまっても、第２志望の学科の定員に空きがある場合、第２志望の合否の判定を行うという制度です。

これは追加で検定料などもかからないので、この登録は適用学部学科の場合、利用することをお薦めします。

これらの学部学科が第１志望の場合、その組み合わせ内で１つ第２志望学科を選択することができます。

・経済学部　⇄　農学部食農ビジネス学科［文系科目型］

・経営学部経営学科　⇄　経営学部経営情報学科

・理工学部住環境デザイン学科　⇄　理工学部建築学科　⇄　理工学部都市環境工学科

・農学部４学科間すべて［理系科目型］

・農学部農業生産学科　⇄　農学部応用生物学科　⇄　農学部食品栄養学科［それぞれ文系科目型］

B日程

B日程は１２月１３日（日）の１日間で実施されます。

A日程とは異なり、理工学部、食農ビジネス学科を除いた農学部では文系科目型の受験はなく、理系科目型での受験のみとなります。

対して農学部食農ビジネス学科では理系科目型はなく、文系科目型での受験のみとなります。

また、薬学部、看護学部では適性検査２科目に加え、面接も実施されます。

出願期間は１１月１日（日）から１２月２日（水）です。

合格発表日は１２月２４日（木）となります。

選考方法（総合評価方式　or 基礎評価方式）

A日程の選考方法は２つの方式があり、さらにスタンダード型と高得点科目重視型という形式をとっていました。

B日程ではスタンダード型と高得点科目重視型といった制度はなく、総合評価方式か基礎評価方式の２通りの採点方式となります。

英語資格等保持者優遇制度（みなし得点制度）

A日程同様、B日程でもこの制度が設けられています。

英検やGTEC,TOEFLのスコアによって、みなし得点が定まり、本番での試験で得点した点数とみなし得点のうち高い方が合否判定に用いられます。

例えば、英検１級で１００％、英検準１級で９０％、英検２級で８０％の得点率とみなされます。

第二志望制度

A日程同様、第二志望制度がもうけられています。

この制度はノーリスクで利用できるので、利用しない手はないです！

これらの学部学科が第１志望の場合、その組み合わせ内で１つ第２志望学科を選択することができます。

・経済学部　⇄　農学部食農ビジネス学科

・経営学部経営学科　⇄　経営学部経営情報学科

・理工学部住環境デザイン学科　⇄　理工学部建築学科　⇄　理工学部都市環境工学科

・農学部農業生産学科　⇄　農学部応用生物学科　⇄　農学部食品栄養学科

最後に

いかかでしたでしょうか。

やはり大きな大学なだけに入試制度も多彩で、かなり施されています。

そのぶん、かなり複雑なものになっていて、少々難しいですよね。。。

しっかり入試制度を理解して、自分の力が存分に発揮できるような制度をとことん利用しましょう！！

また、こちらが今回参考にさせて頂いた摂南大学HPの公募推薦についてのページはこちら！↓

摂南大学HP　公募推薦入試A日程

摂南大学HP　公募推薦入試B日程

次回は、摂南大学の公募推薦を大調査！！後編と題して、入試問題の難易度、傾向と対策を述べていこうと思います！

では、次回お楽しみに～！