こんにちは!阪急「茨木市」駅から徒歩1分!“逆転合格”の「武田塾茨木校」です。
茨木校は、茨木市、高槻市、吹田市、摂津市、箕面市、豊中市、大阪市、島本町、守口市、寝屋川市、門真市、枚方市、豊能町、能勢町はじめ、長岡京市、向日市、大山崎町、京都市など近隣の県からも通塾いただけます。
武田塾には、関西圏では京都大学・大阪大学・神戸大学・滋賀大学・大阪府立大学・大阪市立大学・大阪教育大学・京都教育大学などの国公立大学をはじめ、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)といった難関私立大学、関東圏では東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学・埼玉大学・東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています。
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偏差値やセンター試験得点率など、受験生であれば必ず目にする数値目標だと思います。ただこれらの、いわゆる「合格難易度」、特に「偏差値」については誤解も多い。今回は合格難易度の正しい見方と活用法についてレポートしていきます。賢く受験戦略を進め、的確な夏休みの学習方針を立てるためにも合格難易度とは何かを改めて確認しましょう。(蛍雪時代2019年8月号参照)
学力目安として「ボーダー偏差値」を活用せよ
河合塾等の大手予備校では、国立2次試験や私大の独自入試の難易度を偏差値を用いて設定しており、「ボーダー偏差値」と呼ばれています。この数値は、各大学の入試方式毎に設定されており、同一学部でも、受験科目数の違いなどから難易度、ボーダー偏差値に差が出る仕組みとなります。
加えて誤解されやすいのが、小論文や実技・面接などを含む入試。例えば、A大学文学部の一般入試では外国語・地歴・国語の3科目、B大学文学部では、外国語・地歴・小論文を課すします。これらの入試について、ボーダー偏差値として難易度を提示できるのは、あくまで外国語・地歴・国語の教科・科目についてのみ。その数値だけでどちらが難しいかを判断することは勿論できません。また小論文や実技科目の得点率が高ければ高いほど偏差値の意味合いは薄まります。要するにボーダー偏差値は教科・科目の学力の目安として活用することがベターであるということです。
センター試験「ボーダー得点率」の見方、使い方
国公立大やセンター試験を利用する私立大学の難易度を示すために設定しているセンター試験のボーダー得点率。志望校に合格するためにセンター試験で必要な得点」とイメージすれば良いもの。下の図は、ある大学の受験者を合格者と不合格者に分け、センター試験の得点率で分布を作成したものです。
2次試験(英語・数学・国語)の得点が加味されていないので、センター試験の得点が高くても不合格、低くても合格となっている受検者がいます。合格者と不合格者の数がほぼ半々になっている「得点率79%」のラインが「ボーダー得点率」で、そこを境に合否の相関が出ているのが見て取れます。2次試験で教科・科目を課すケースであれば、ボーダー得点率が合格可能性の指標として説得力を強く持つのですが、小論文・実技等を課す場合は、ボーダー得点率と合否の相関性が見えずらく、要注意。一方、多くの私立大センター利用方式のように個別試験を課さない場合、ボーダー得点率は絶対的な合否の境目を意味します。
このように、国立2次、私大個別試験の科目や、センター試験との配点バランスなどで、ボーダー得点率の意味合いが変わってきます。ボーダー得点率と図のような成績分析資料、大学の入試科目資料を合わせて確認すると、志望校を合格するための戦略を組み立てるのに役立ちます。
難易度は年間を通して最新版に見直される
河合塾など大手予備校では毎年、大学入試が終わると受験生に対して入試結果の追跡調査を行い、その調査結果をもとに、その年の「最終難易度」を設定。この中で「ボーダー偏差値」は、毎年秋以降の模試の成績をベースに算出しますから、今年も秋以降の模試で志望校の難易度に近い成績が取れれば、十分に合格の可能性があります。
次の年の受験に向けて、志望校決定の資料となるのが「予想難易度」。最終難易度をベースにして、模試受験者の志望動向や、大学の入試方式の変更内容などを参考にして設定します。模試は春から秋にかけて実施されますが、その度に難易度は見直しを掛けられます。さらに、1月のセンター試験後には、受験者の自己採点結果と出願予定校を調査・集計し、そのデータに基づいてボーダー得点率が再設定されます。この再設定を行うまでのボーダー得点率はあくまで前年のセンター試験結果をもとに設定されているので、再設定後は数値が大きく動く可能性もあります。
上のように、大学入試の難易度は1年を通して常に動き、アップデートされているということを把握することは大切で、志望校選びや入試対策に是非役立てていただきたいです。今の時期はまだクラブ活動などで本格的な受験勉強に取り組めていない生徒もおり、合格難易度が高く感じられるかもしれませんが、夏休み以降の学習で、大幅に学力は伸ばせるので、志望校と現在の実力に差があってもあきらめず、今後の努力で到達しうる目標と捉えましょう。
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