合格難易度を正しく知ろうVol.1　~「偏差値」とはなにか~

こんにちは！阪急「茨木市」駅から徒歩1分！“逆転合格”の「武田塾茨木校」です。

茨木校は、茨木市、高槻市、吹田市、摂津市、箕面市、豊中市、大阪市、島本町、守口市、寝屋川市、門真市、枚方市、豊能町、能勢町はじめ、長岡京市、向日市、大山崎町、京都市など近隣の県からも通塾いただけます。

武田塾には、関西圏では京都大学・大阪大学・神戸大学・滋賀大学・大阪府立大学・大阪市立大学・大阪教育大学・京都教育大学などの国公立大学をはじめ、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)といった難関私立大学、関東圏では東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学・埼玉大学・東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH（明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学）に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています。

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偏差値やセンター試験得点率など、受験生であれば必ず目にする数値目標だと思います。ただこれらの、いわゆる「合格難易度」、特に「偏差値」については誤解も多い。今回は合格難易度の正しい見方と活用法についてレポートしていきます。賢く受験戦略を進め、的確な夏休みの学習方針を立てるためにも合格難易度とは何かを改めて確認しましょう。

そもそも「偏差値」とは何か

各予備校が発行する「合格難易度データ」やウェブサイトの「大学受験パスナビ」などで検索できる、各大学の「合格難易度」を見て、「A大学の偏差値は、蛍雪時代では65になっているけど、別の本では70を超えていた」「なぜ予備校によって難易度が違うのか？」といった疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。この疑問を解決する第一歩として「偏差値とは何か」を確認しておく必要があります。偏差値とは、「ある集団の中で自分がどの位置にいるかを示す値」と定義できます。例えば、2つのテスト結果についてまとめた例として、下のグラフを見ていただきたいと思います。

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どちらも平均点は50点ですが、受験者の大半が50点近辺に集中しているテスト①と、得点が広く拡散しているテスト②とでは、平均点を10点超えることの意味合いが違ってきます。端的にいうと、テスト②で60点を取った生徒より、テスト①で60点を取った生徒の方が、その集団の中での学力は高いと言えます。こうした「データの分散」を考慮し、テスト内容を問わず、受検者の学力を集団の中での位置として見られるのが、偏差値という指標の優れたところ。

偏差値は「普遍・不動」の数値ではない

上の話で気に留めてほしいところは「その集団の中で学力は高い」というところ。述べたように得点の散らばり具合を示す数値を「標準偏差値」といい、テストの平均点を

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という式に当てはめた数が偏差値になる。全体的に学力が高いA、学力があまり高くないBという2つの集団が、同じ大学の同じ入試を受けたとすると、Aの平均点は高くなり、Bの平均点は低くなると思われます。そこで同じ得点を取った人でも、集団Aの中での偏差値はBの場合と比べて当然低くなる。つまり母集団により偏差値の意味合いは変わってくるということです。

例えば河合塾と駿台予備校が設定した合格難易度の数値が異なる理由は、それぞれが示す合格可能性の割合が異なるため。しかし、いずれも模試の時の学力偏差値、或いはセンター試験の自己採点と合否結果を照合して合格難易度が設定されているので、志望校との距離を測るのには役立つはずです。

偏差値についての理解は深まりましたか？次回も合格難易度の捉え方と活用法について引き続きレポートします！