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[医歯薬獣医]医系専門予備校・塾
武田塾医進館渋谷校です!
いよいよ出願校を選び始めるシーズンになりました。
模試や過去問演習の結果をもとに決めていくと思いますが
特に
浪人する余裕はない人
多浪生で今年を最後にしたいと思っている人
などは、医学部以外の滑り止め(私立)を考えていく必要もありますね。
今回は、薬学部や歯学部、看護学部などの医学部以外での滑り止めについて、詳しく解説していきます!
医学部以外の滑り止めはアリ?
他学部受験はアリ!
医学部は偏差値の『底』がある
医学部は偏差値が最低でも60.0程度あり、学力だけでなく小論文や面接も合否に関わります。
どんなに実力があっても当日の出来や運で左右されることも多く、"ここならほぼ大丈夫"という選択肢はないのです。
一部の学力上位層を除いては、医学部での滑り止め(安全校)は実質存在しないと言ってもよいでしょう。
他学部であれば十分合格は狙える!
逆に、医学部以外の学部であれば偏差値の底はほぼありません。
また、他学部は医学部に比べ問題の難易度が低かったり、科目数が少なかったりすることがほとんどです。
医学部に向けた勉強をしていれば、トップ難関大学以外ならば十分合格は狙えます!
他学部を滑り止めにするメリット
医学部より合格しやすい!
一番のメリットはコレです。
他学部は偏差値30台の大学もあるため、医学部受験生ならば確実に合格できる大学は数多く存在します。
対策がしやすい!
本命は医学部受験ですから、滑り止めの対策に時間がかかってしまっては本末転倒です。
先ほども述べましたが、問題の難易度も科目数も医学部以下というところがほとんどです。
過去問を2年分くらい解いて傾向を知っておくだけで、あとは本番でも解ける、という大学が多いと思います。
他学部を滑り止めにするデメリット
入学後モチベが上がらない人も…
もし万が一、他学部に入学することになった場合…
どうしても医学部が諦めきれない、という話はよく聞きます。
モチベーションが上がらないまま、留年や最悪の場合は退学まで至ってしまうケースもあるようです。
うまく割り切れるかがポイントです。
医療系は国試合格率にも気をつけよう
医療系の場合は国家試験を受ける必要がある学部も多いですね。
その際に気を付けたいのが、その大学の国家試験合格率です。
一般に、偏差値が低い大学は国家試験合格率も低いことが多いです。
大学側のサポートが手薄・周りのモチベーションが低いといったマイナスの環境があるかもしれない、ということを理解しておきましょう。
滑り止めの無理ないスケジュールとは?
2,3校が無難
国公立・私立どちらの医学部を受験するにせよ、滑り止めは2,3校程度が無難です。
これ以上多くなってしまうと本命に響いてしまいます。
特に私立医学部受験者は2月以降、医学部と他学部の私立の日程がぶつかり合うことも多々あります。
カレンダーをよく見て決めましょう。
共通テスト利用もおすすめ!
国公立受験者はぜひ利用しよう!
特に国公立受験者におすすめしたいのが「共通テスト利用選抜」です。
医学部よりボーダーが低いので、医学部に出願できるレベルの得点率であればほぼ確実に受かります。
手堅く合格を勝ち取ることができ、しかも共通テストだけで複数校に出願可能なので、ぜひ利用してください!
※歯学部では面接試験があることもあるので注意!
私立専願者は科目をよく見て考えよう
私立専願で共通テスト対策にあまり本腰を入れないという人は、「使用する科目」をよく見て検討してください。
医学部よりもボーダーが低いとはいえ、ボーダー70%くらいのところも多いです。
共通テストはある程度の慣れも必要なので、実力があっても共テで得点できないということはザラです。
使用する科目をよくチェックして、対策が少なくてもボーダーが取れそうかどうか考えて出願しましょう。
早めの合格or最後の砦
多くの私立で複数回受験のチャンスはある!
多くの私立大学では、1月末~3月にかけて数回の受験チャンスがあることが多いです。
ここで考えたいのは、早めに合格を取っておくべきか、最後に回すべきかです。
”早めの合格”派
医学部ではないにしろ「合格」を持っておくことは精神的な負担を軽くします。
早めに何かしら合格を掴んでおきたい人は、なるべく前半に滑り止め受験を組み込みましょう。
ただし、本命の医学部受験と並行して受験する必要があるので、気持ちの切り替えが大切になります。
また、合格後の入学手続きスケジュールによっては入学金が無駄になってしまうリスクもあることを理解しておきましょう。
”最後の砦”派
中には「本命の医学部を受けている間に他学部を受けて気が散るのが嫌だ!」という人もいるかもしれません。
募集人数は少ないものの、3月にも多くの日程があるので、ひと段落した頃に受けるのもアリです。
それまでに医学部で合格を勝ち取っていれば受験しなくて良いというメリットもあります。
しかし、その逆の場合はプレッシャーがかなり大きいということは理解しておきましょう。
歯学部でおススメの大学
明海大学 歯学部
キャンパス所在地:埼玉県坂戸市
✅偏差値45.0
✅「英語+理科1科目」のみで受験可能(面接あり)
✅国試合格率86.3%(114回)
入りやすさのわりに国試8割越え、かつ関東圏で都心部へのアクセス良好という、コスパ最強の大学です!
1月末と2月末の2回、受験のチャンスがあります。
日本大学 松戸歯学部
キャンパス所在地:千葉県松戸市
✅偏差値 (A方式)45.0、(N方式)52.5
✅「英語+数・理から1科目」の計2科目で受験可能(N方式の場合。面接なし)
✅歯学部でも上位層の「日大卒」を名乗れる!
きちんと基本を押さえて勉強していればほぼ確実に入れます!
日本大学なので、N方式であれば他の学部と併願可能なのも魅力的です。(科目によっては併願不可の学部もあるので注意)
薬学部でおススメの大学
医療創生大学
所在地:福島県いわき市
✅偏差値35.0
✅「化学+数・英から1科目」の計2科目で受験可能
✅国家試験合格率100%!※106回・新卒
問題は教科書レベルの易しさで国試合格率が毎年8割~9割台はコスパがよすぎる!
試験は2月頭と3月頭の2回となっています。
九州保健福祉大学
所在地:宮崎県延岡市
✅偏差値40.0
✅「化学」の1科目~受験可能
✅国家試験合格率98.2%!※106回・新卒
最大の魅力は日程や方式が多数あり、1科目受験も可能ということ!
毎年国試合格率9割台で教育環境も整っていることがうかがえます。
看護学部や医療技術系学部もおすすめ!
地元に近い大学を選びやすい!
歯学部、薬学部のほかにも看護学部や医療技術系学部(臨床検査技師や作業療法士などを目指せる学部)もおすすめです。
看護学部、医療技術系学部は全国にかなりたくさんあるので、自分の地元に近い所を選びやすいのもメリットです。
興味が合えば理工系や文系もアリ
医療系以外を選ぶ人も!
意外にも、医療系以外を併願先として選ぶ受験生もいます。
例えば工学部であれば「医用工学」という形で医療に携わることができます。
また法学部で医療系法律を学んだり、経営学部で病院経営について学ぶという人もいます。
もちろん医療に関係なく単純に興味があるという理由で選ぶ人もいます!
自分が納得できて学力が見合っていれば、併願先学部はどこを選んでもよいでしょう。
医学部を最後まであきらめないこと!
ここまで併願学部についていろいろと書いてきましたが、
一番大切なことは
医学部を最後まであきらめないこと!
です。
これまでの経験上、あきらめる人のところに合格はやってきません。
逆に「先生、全然わかんなかったけど絶対解けるのがあると思って最後まで粘ったよ」と教えてくれた生徒さんは、
見事合格していきます。
とにかく試験が終わる最後の瞬間まで絶対にあきらめないこと!
強い気持ちを持って臨んでくださいね!
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武田塾医進館では、医療系学部を目指す生徒を歓迎いたします。
難関とわかっているけれど、それでも逆転合格したい!
・進学校じゃないけど……
・今の成績は低いんだけど…
・何をしたらいいのかわからない…
どんな方でも構いません!
「どう勉強したらいいの?」は受験相談でお伝えします。
知恵と技術のために、貪欲に。
学び続ける姿勢を身につけ、一生の財産となる時間を作りましょう。
「私じゃ合格できない」と悩んでいるなら、まずは一緒にお話ししてみましょう。
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