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私立医学部、2次落ち・面接落ちってある?学科で決まるってほんと?

こんにちは!
JR渋谷駅南口から徒歩
[医歯薬獣医]医系専門予備校・塾
武田塾医進館渋谷校です!

 

私立医学部の1次試験の結果が続々と発表されています。

1次合格した皆さん、まずはおめでとうございます!

ただ、医学部の場合忘れてはいけないのは

1次合格

なんですよね、あくまで…。

まだハッキリと合格したわけではないのです。

では、「正真正銘の合格」は何で決まるのか…?

ずばり、2次試験です!

というわけで、喜んでばかりもいられない「1次合格者」のために、

「2次試験(面接・小論文)」を突破するためのコツを説明していきます!

医学部面接ってどれくらい落ちる?

1次試験に受かった!合格の可能性はどれくらい?

合格率は、正直、大学による

1次試験合格!は嬉しいけれど…

1次試験に受かると、気持ちは嬉しい反面

2次試験で落ちたらどうしよう…

合格できるのかな…

と不安になる人もいると思います。

 

1次通過者の合格率は大学によって変わる

大学の校舎のイメージ

気になるのは「1次通過者の合格率」ですが、

正直、大学により様々です。

2次試験受験者全員を「補欠合格の対象者」とする大学もあれば

2次試験でバンバン不合格を出すという大学もあります。

ただ、1次試験よりは倍率が下がることは間違いないので、

「合格がすぐそこまで近づいている」と思ってください!

 

正規合格より補欠合格のほうが多い

虫眼鏡を覗く女性

合格には正規と補欠の2種類がある

医学部に限らずですが、私立の場合「正規合格」と「補欠合格」があります。

正規は入学が認められ、枠が用意されている状態

補欠は枠が空いたら繰り上げ合格になる状態

です。

 

私立医学部は補欠合格も多い!

私立医学部、特に偏差値が低めの大学や地方の大学は、かなり繰り上げが動きます。

国公立組都内の難関私立受験組が滑り止めで受けていることが多いからです。

大学にもよりますが、入学者のほとんどが「補欠合格者」という大学もあるほどです!

正規で受からなくても、まだチャンスはあるということですね。

 

2次試験の面接や小論文で落ちることある?

2次落ちはあり得る

注意!のイメージ

1次通過と合格はイコールではない

さて、1次に通過すれば合格が近づいている!と書きましたが

1次を通過したからと言って必ず合格できるわけではありません。

補欠の順番が回ってこない…という場合もありますが

「2次試験で不合格となる」という場合ももちろんあります。

 

2次落ちのほとんどが面接が理由

そもそも2次試験の目的は「学力だけではわからない"医師としての素質"を見る」ということにあります。

だからこそ、面接試験をおこなって受験生と直接コミュニケーションを取るのです。

つまり、2次試験で不合格になるということは、面接がだめだったということを(ほぼ)意味しています

 

面接で落ちる人の特徴

圧迫面接

面接で不合格となってしまう人の特徴は、大きく分けると5つです。

 

医師を目指す動機が不適切・弱い

医師という仕事は「他人の命」を扱う、責任重大な仕事です。

そのため、明確な使命感やビジョン・目的を持っていることが、他の仕事以上に求められます。

金持ちになれるから」「親のクリニックを継ぐため」などは適切な理由とは言えないため、不合格となってしまいます。

 

医師として不適切な言動をする

先ほども述べたように、医師には責任感や倫理観が求められます。

病気になるのは患者が悪い」「余命の長さで患者を選ぶべき」などといった、倫理観に欠ける発言をしてしまうとそれだけでアウトです。

 

コミュニケーション能力が低い

会話がうまくかみ合わない男女のイラスト

医師は、患者だけでなく、他の医療従事者との間でもコミュニケーション能力が求められます。

面接では緊張するのが当たり前なので、少しくらい詰まってしまったり言葉が変になったりするのは問題ありません

ただ、極度に緊張して全くしゃべれなくなる質問に対して的外れな回答をする、といった受験生は不合格になってしまうでしょう。

 

諦めやすいと判断される

医師…というより医学部生のうちに必要な素質ですが、粘り強く物事に取り組めることが求められます。

というのも、医学部は「暗記量が膨大」「1単位でも落としたら即留年」など、

とにかく勉強が大変な学部だからです。

大学としては、途中でドロップアウトしない学生を求めているので、

高校の欠席が多い学校を中退している、といった人は要注意です。

(きちんと納得のいく背景がありそれを説明できるなら、それだけで不合格にはなりません)

 

多浪している

これも、どちらかというと医学部生のうちに必要な素質です。

多浪しているということは、勉強の効率が悪いと取られてもおかしくありません

先ほども書いたように、医学部の勉強はめちゃくちゃハードです。

医学部での勉強についていけるかどうかを、多浪しているかどうかで判断されることがあります。

ただ、これもきちんと理由を説明できれば、「多浪」というだけで不合格にはなりません。

 

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小論文はそこまで重要でもない?!

小論文対策

小論文で不合格ってある?!

さて、面接についていろいろ書いてきましたが、小論文がある大学も多いですよね。

実際のところ、小論文で不合格になることはあるのでしょうか?

答えは「無いわけじゃない」です!

面接と同じように、ある観点に基づいて見たときに不適格と思われれば、不合格になり得ます。

 

見られている観点は面接とほぼ同じ!

小論文は、

・与えられた課題に対して

・自分の考えを

・指定文字数以内で

・論理だてて記述する

という試験ですね。

出題者との、紙面を通じたコミュニケーションとも取れます。

論述力や、質問に対して的確に答えているか、倫理観などを見られていると思ってください。

 

学科の成績順でほぼ合格が決まるってほんと?

ランキング、トップ5のイメージ

ほとんどの大学で学科の成績順

ここまで面接と小論文について解説してきましたが、ひとつ忘れてはいけないことがあります。

それは

合否(補欠順位)は、1次試験(学科)の成績順でほぼ決まる!

ということです。

 

面接逆転はほぼあり得ない

面接や小論文での逆転はほぼあり得ないと考えた方が良いです。

理由はズバリ「第一に求められているのは『学力』だから!」です。

 

医学部の先生たちは「学力があるうえで、人間的にも医師とするのに適切な人材」を求めています。

裏を返せば「どんなに医師になりたいという熱意があっても、学力が足りていなければダメ」ということです。

この辺は別のブログで「実際に教授から聞いたお話」を書いていますので、気になる人は見てみてください!

1次通過は大きな一歩!自信をもって臨もう

スーツ姿の男女

教授陣は”歓迎状態”?!

1次に通過したということは、いわば、第一関門突破!状態ですね。

大学側から求められている「学力」はある程度クリアしているということです。

教授陣からは「どんな学生なんだろう」と興味を持ってもらえていると、プラスに考えましょう。

 

2次試験は自信をもって臨もう

まるで「選ばれている」ように感じる受験生も多いと思いますし

実際「選ばれている」という側面もあるにはあるのですが

2次試験は、きちんと対策をしていれば、まったく怖い試験ではありません。

1次を突破した自分に自信を持って試験に臨んでください💪!

 

 

 

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