こんにちは!武田塾医進館渋谷校より、本日も受験情報をお届けします!
本日のテーマは「志望理由書の書き方」
医学部の出願に関して、ほぼ必ず必要になるのが志望理由書。
意外と時間が取られる志望理由書作成をどうこなすべきか、解説していきます。
武田塾医進館渋谷校では、医学部医学科を始めとして医科・歯科・薬科、看護・理学療法士・作業療法士・放射線技師・臨床検査技師になりたい受験生を応援します。
武田塾医進館渋谷校には、渋谷区・新宿区・杉並区・千代田区・港区・世田谷区・目黒区・品川区を始めとして、東京都・神奈川県などから多くの生徒が通塾しています。
東京大学・東京医科歯科大学・横浜市立大学・千葉大学・筑波大学・などの国公立医学部や、国際医療福祉大学・順天堂大学・東京慈恵医科大学・慶應義塾大学・日本医科大学・東京女子医科大学・東京医科大学などの私立医科大学に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
志望理由書の基本的な構成
志望理由書の基本的な構成は
①自分が医療業界を目指すための理由
②大学と①のマッチング
③これらによって導かれる、将来の自分
という流れにすることです。
志望理由書でもっとも大切なのは「一貫性」!
「私がどんな医療者になりたいか」と「私が大学で学べること」がマッチングしていることが大切です。
「自分にあった大学を選ぶ」のも大切ですが、大学ごとの差が少なく、併願が多い医学部受験に関しては「大学の強みを自分が目指す」姿勢も大事です。
まずは大学のことを調べよう!「書けない」人の特徴は?
志望理由書を書くにあたって大切なことは、出願先の大学のことをきちんと時間をかけて調べることです。
●学部の概要・理念
●教育理念
●カリキュラム
などは最低限調べましょう。
また、出願する大学以外のことも調べて、「ほかの大学と比べてどこが強みなのか」「どこを重視して教育をおこなっているのか」を知りましょう。
志望理由書が「書けない」と悩んでいる人は、この大学調べが浅い傾向があります。
全体をザっと読んで、強調されているワードを拾ってくる、とりあえず「チーム医療」「早期体験実習」と書く、などです。
チーム医療も早期体験実習もすべての医学部で必須とされているプログラムなので、これらを安易に記載するのは「あなたの大学に興味ありません」と言っているのと同じです。
そういった安易なワードではなく、
「ほかの大学と比べてこの大学は1-2年生の体験実習における対話でのコミュニケーション能力づくりを強調している」とか、
「ポリクリの最中に大学病院で独自の体験をさせてもらえる」といった内容を探し、それによって
「どんな医療者を育てようとしているのか」を知りましょう。
自分の「医師になりたい理由」と向き合おう
次に、自分の医師になりたい理由と向き合いましょう。
と、いっても、志望理由書を書く時期になればこれは自然とできているのが普通です。
改めて言語化しましょう。
志望理由書を書く段階になって、医師になる理由がわからない……という人は正直医学部受験に向かう理由自体を問い直した方がいいと思いますが、さておき
医療のどの領域に関わりたいのかを考えるとよいでしょう。
疾病の診断を正確にできるようになりたいのか
手術等の手技を鍛えたいのか
診断時のカウンセリングに力を入れたいのか
治療後の社会復帰を支えたいのか
ひと口に医療といっても「どの状態の患者に(あるいは健常者に)」「どのようなやり方で」関わっていくかはまったく異なります。
実際に自分が医療現場でどんな患者と話をしたいのか、その顔が思い浮かぶまで、自分が医師になる理由と向き合いましょう。
大学とのマッチングは自然とおこなわれる
大学の教育理念と真摯に向き合い、自分の医療者としての目線を確立させれば、自分と大学のマッチングは自然と行われます。
受験生ひとりひとりが思い描く理想の医療者像は、当然医療者を育てる大学の教育理念と一致するはずだからです。
ですので、大学を通して自分が成長できることを述べていきましょう。
ここまで行けばあとは文章の構成だけですので、まずは自分でがんばって書いてみて、そのあと身近な人に添削を頼みましょう。
志望理由書が書けない人の特徴
志望理由書が「書けない」人は、志望理由書を「書かない」人です。
当たり前だと思うかもしれませんが、これが意外と真実。
志望理由書がなかなか書けない人は、内容をカッコよく書こうとしすぎです。
まずはどんなにグダグダで、自分でも「これはないわ」と思う内容でも構わないから、原稿を完成させましょう。
その上で、志望理由書の書き方を知っている人のヒアリングを受けながら、自分の気持ちを言葉にするのを手伝ってもらいましょう。
とにかくどんなクオリティでもいいから書き上げる!
これが一番大事なポイントです。
志望理由書の例
とはいえ、どう書けばいいの?とみなさん思われるでしょうから、1本志望理由書の見本を載せておきます。
特にモデルにした大学はありませんので、参考程度にご覧になってください。
私は患者さんの退院後のケアを考えた治療ができる医師になりたいと考えています。
今後の高齢化社会で求められるのは、単純に病気を治すことではなく、一度病気を治した患者さんが、できるだけ長く健康なままでいられるようにすることだと思うからです。
そのためには、自分の医師としての治療の技術や処方の選択ももちろん大切になることですが、それだけでなくチームとして患者さんを治療後までケアできる体制が必要だと考えています。
貴学では、1-2年生のうちから他学部と連携した実習を行っています。
特に1年次で開催される看護体験実習では、医師としての専門を学ぶ前に実際に患者さんのケアを担当する看護師の目線を学べるという点で、私と目標のために大きく役立つものと考えています。
他職種連携が早期体験実習だけでなく3-4年次にも用意されており、常に医療をチームとして考えることができる点も魅力です。
チームとしての医師であることを常に意識しながら学習できる環境を求め、私は貴学を志望いたします。
実際は大学のポリシーが明確に示されているので、もっとふくらむことと思います。
とにかく、「自分がどんな医療者になりたいのか」を突き詰めるようにしましょう。
ちなみに、志望理由書はこれをもとに面接で質問されることもありますので、コピーを取っておきましょう。
受験相談常時受付中!!
今日は志望理由書の書き方についてお話ししました。
本当はこの時期に悩むことではないのですが、これを機に自分の医療者としてのアイデンティティを問い直してみてもよいでしょう。
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