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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医学部を目指すにあたって、私立大学が候補に入るのか否かは受験戦略に関わる大問題です。国公立と私立では学費に大きな差があるため、できれば国公立にという人が多いと思いますが、国公立受験には私立受験にない難関がいくつも存在します。
そこで今回は、
国公立受験の難関4つを紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
共通テストの有無
国公立と私立の最大の違いは共通テストの有無です。
私立医学部の場合、受験科目は英語、数学、理科2科目の4科目となっている大学が多いです。さらに、中には2科目で受験可能な大学も存在します。
国公立医学部の場合、2次試験の科目は私立と同じく4科目ですが、共通テストを受験するために科目数が増えます。最終的には、英語、数学、理科2科目、社会、国語、情報の7科目を勉強することになります。
さらに国公立医学部の場合、共通テストで高得点を要求されるため、7科目すべてについて、高い完成度でまとめきる必要があります。共通テストは決して簡単な試験ではないため、これにはかなりの労力を要します。
また、共通テストの英語ではリスニングが課されます。これは私立医学部では問われない事なので、同じ英語という科目においても、国公立では余分に勉強が必要になります。
4科目勉強している人と7科目勉強している人では当然前者の方が1科目に割ける時間は多くなります。
まだどの科目も仕上がっていないという人は、思い切って受験科目を絞るというのも戦略の1つです。
一発勝負か否か
国公立医学部の場合、前期日程で受けられる大学は1校のみです。また、共通テストを受験できる回数も1回のみです。
つまり、国公立専願の場合は1発勝負を2回乗り越えなければ合格できないということです。
ただでさえ緊張する試験で、しかも一度も失敗が許されない状況。普段通りの実力を発揮し、ミスなく得点を獲得するには強靭な精神が要求されます。
私立医学部は日程が被っていない限り何校でも出願でき、また同じ大学でも複数の日程を設けている場合もあるため、チャンスは国公立に比べ何倍もあります。
偏差値の差
学費の安い国公立医学部は人気が高く、そのため偏差値も高くなっています。
国公立医学部合格には、最低でも偏差値65が必要になります。
一方、私立医学部はそれよりも若干低く偏差値62程度の大学も存在します。
それほど大きな差でないように感じますが、先述の通り国公立と私立では科目数が倍違います。同じ偏差値を取るために必要な勉強量にはかなりの差があるため、偏差値すら違ってくるとその差はかなりのものです。
記述式試験
国公立大学の試験問題は、基本的に記述式です。
英語では和訳や英作文が求められますし、数学では答えを導出する過程まで採点されます。また、生物において記述の有無はかなりの難易度の差を生みます。
一方、兵庫医科大学など例外もありますが、私立医学部の中には全て記号問題という大学も少なくありません。
各科目記述問題に対応するにはそれなりに訓練が必要です。もちろん共通テストは記号問題ですので、その対策もした上です。
科目数のみでなく、その科目の試験内容においても国公立と私立には開きがあります。
まとめ
このように、国公立医学部受験と私立医学部受験には大きな差があります。
もちろん経済的な理由で国公立専願にせざるを得ないという場合もあると思いますが、もしもチャンスがあるのであれば、一度私立受験も考えてみることをオススメします。
また、国公立専願でいくぞ!という人も、今一度その難易度を直視し、気を引き締めてください。
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