こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医進館大阪校では
現役の大学生の講師による特訓を実施しています。
厳しい大学受験を勝ち抜いてきたからこそ、直近のリアルな経験に基づいた指導が可能です。
今回はそんな講師に共通テスト対策について聞いてみました🎤
マネできる勉強の裏ワザがあるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください!
共通テスト対策はいつから始めた?
共通テスト対策は、高3の10月くらいから始めた記憶があります。
それまでは、理科の学習を最後の範囲まで進めていたり、英数に関しては二次試験対策をしたりなど、二次試験で必要な科目の勉強をしていました。
二次試験で使わない国語や社会に関しては、学校の授業や定期テストをうまく活用して、必要最低限の暗記事項などを適宜押さえるようにしていました。
そのおかげで、10月から始めた共通テスト対策も、比較的楽に進められたと思っています。
共通テスト対策の内容としては、共通テスト形式の予想問題集などを制限時間内に解いて、それの復習と、苦手分野のやり直しなどを繰り返していました。
地理に関しては全ての分野が繋がっており網羅的な理解が必要だと思ったので、今までに得た地理のすべての知識(参考書や地図帳やデータブックから得た知識)を、新しい地図帳にすべて書き込むというまとめ作業を2日ほどかけてやりました。
それから地理の点数が明らかに上がっていき、すぐに効果を実感することが出来ました。
二次試験に出ない科目の勉強について
国語
現代文
塾で共通テスト対策の授業を取っていたので、自分ではあまり対策しませんでした。
僕の中で、現代文は努力量と点数の上がり具合が明らかに比例しない科目だと思っていて、何も勉強せずとも100点取る人もいるし、他の科目は9割取れるのに国語だけは5割も取れないみたいな人もいます。
僕は受験勉強を高3の6月から始めて本当に時間のない受験生だったので、現代文の優先度は一番下でした。
それでも、直前期は現代文の演習も10回くらいはやったかと思います。
古文
僕は古文を非常に重要視していました。
なぜなら、古文と漢文はやれば絶対できるようになる科目だと思っていたからです。
(逆に、勉強しないとあんな文章読めないですよね笑)
共通テスト対策を始めるまでは、学校の授業などに合わせて、文法をマスターしたり、通学時間などを使って古文単語を300個ほど覚えていました。
共通テスト対策を始めてからは、古文の読解方法や、問題を解くために必要な知識を、実際に解きながら習得していきました。
いま思えば、結構非効率な方法だったように思います。
武田塾で講師として勤めている今の僕がオススメするのは、「富井の古文読解をはじめからていねいに」を完璧にしてから演習に移ることです。
そうすることで、最短で古文の点数が上がると思います。
漢文
古文と同様に、漢文も大事な科目だと思っていたので、しっかり対策しました。
正直、共通テスト対策を始めるまでは殆どノータッチでした。
「漢文ヤマのヤマ」という参考書を用いて、句法や語彙を習得した後、共通テスト形式の演習を沢山しました。
現代文の演習は面倒くさいと思うことが多かったので、古文と漢文で制限時間40分で演習していました。
社会
僕は地理選択でした。
前述した通り、地理の勉強は学校の定期テストに合わせてちょくちょく勉強していました。
そして共通テスト対策を始めてから、「村瀬のゼロからわかる地理B 系統地理編」、「村瀬のゼロからわかる地理B 地誌編」、「短期攻略 大学入学共通テスト 地理B」、「データブック オブ・ザ・ワールド」をとにかく読み込み、受験に必要な知識をすべて抜き出して、新しく買った地図帳にすべて書き込みました。
地図帳にも不要なペースやページが結構あるので、そこには必要だと思ったグラフや図を貼り付けて、世界に一つだけの地図帳を作り上げました。
そうすることで、地理の総復習をするときは地図帳1冊さえ見れば大丈夫という状態になっていました。
共通テスト当日の緊張した状況で、この地図帳はすごく心の支えになりました。
そうして地図帳をつくったあとは、共通テスト予想問題集や過去問をつかって30~40回ほど演習しました。
リスニング(英語)
リスニングは、受験勉強を始めた時期から、英語耳を作るために、Youtubeで聞き流しをしていました。
1日30分~1時間ほどの聞き流しを半年ほど続けると、英語耳ができてきて、模試などでもほとんど困りませんでした。
リスニングの演習は直前期に2~3日に1回する程度で、1回30分で終わるので結構たのしく取り組むことが出来ました。
共通テストのリスニングの問題は結構特徴的で、何回も演習してやり方を見つけないと点数にはつながらないので、演習を積むことも重要です。
センター試験の過去問は活用した?
センター試験の過去問は、地理でよく活用しました。
2010年ほどまで遡りましたが、そこまで昔になると国際情勢やそれぞれの国の状況が今と全然異なるので、2015年くらいまでを活用するのが良いと思います。
本試だけでなく、追試もやりました。
他の科目はセンター試験の過去問は使わなかったですね。(問題形式が異なることが多いので)
共通テスト対策のお気に入りの参考書は?
村瀬のゼロからわかる地理Bの2冊です!
瀬川の黄色い参考書もやりましたが、僕は村瀬の参考書の方がレイアウトや内容がすごく自分に合っていると感じて、すごく気に入って使っていました。
これら2冊の特徴は、とにかく分かりやすくて、図も見やすく、そして内容が細かいです!
これらの参考書のおかげで、共通テスト本番の地理で90点を取ることが出来たといっても過言ではないくらい、お世話になりました。
試験本番で気を付けていた事
試験本番で気を付けていたことは、実力の100%を出し切ることです!
そのためにいろいろな工夫をしました。
まずは、試験前日には大好きだったサウナに行きました。勉強で疲れた体を癒し、リラックスすることが出来ました。
また、試験2週間前から本番の生活リズムに合わせて生活していました。そのおかげで、朝9時から夜までの長い試験も、何も問題なく突破出来ました。
そして、モンスターエナジーやリポビタンDなどのドリンクを飲むのが大事な日のルーティーンだったので、それらを飲んでハイパフォーマンスな状態にして、試験へ臨みました。これらは実際に効果はないかもしれませんが、スイッチを入れるためのルーティーンとして取り入れていたので、これらをいつも通り実践することで不安が消え、自信が溢れる状態で試験を受けることが出来ました。僕的にはすごくオススメです。
ほかに注意することがあるとすれば、お腹の調子を崩してしまうことと、尿意に襲われることです。
朝ごはんに何を食べるかや、カフェインが入っている飲み物をどれだけ飲むかによって調整することが出来るので、試験本番で最高のパフォーマンスが出来るように、模試の時点から何を摂取するかのルーティーンは確立しておくとよいでしょう。
受験生へのアドバイス
僕的には、共通テストの最大の敵は、「普段通りの力を発揮できないこと」だと思っています。
いくら通常の状態で合格点が取れたとしても、試験本番で点数が落ちてしまったら意味がありません。
自分が本番に強いタイプなのか、もしくは弱いタイプなのか、しっかり把握しておいて、もし弱いタイプなら日頃なら対策を打っておくことが大切です。
受験生の皆さんも、試験本番で100%の力を発揮できるように、いろいろ試行錯誤してみてください!