こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩2分
[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回は
浪人生が春にやってしまいがちな失敗である、春に難問を解きすぎ問題について取り上げます。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
浪人生は春に難問に挑みがち
春は浪人生にとって、浪人が決まって最初の時期です。この時期の浪人生がやりがちな失敗として、レベルがあっていない難問を解きまくるというものがあります。
浪人決定前の直前期は、その人のレベルに関わらず過去問演習などで志望校レベル問題を解いていたはずです。浪人が決まった後もこの続きで志望校レベルの問題を解き続けてしまうのです。
しかし、浪人生の多くにとって、志望校レベルの問題というのは自分自身のレベルと乖離しています。直前期はたとえ全く間に合っていなかったとしても無理にでも過去問演習をするからです。このため、分不相応な難問ばかり解くことになってしまうのです。
浪人生が春にやるべきこととは?
浪人生が春にやるべきこととは、ずばり基礎の復習です。
浪人が決まった段階でまずすべきことは、浪人した原因の分析です。受験期の勉強方針が正しかったならば、浪人はしていないはずですが、浪人したということは、何か改善しなければいけない部分があったということです。まずはそれを明らかにすべきです。
ただ、多くの浪人生において、改善すべき点の第一は基礎の不完全さです。つまり、過去問演習や難問演習の量が不足が大きな原因ではなく(もちろんそれも不足しているが)、それ以前の基礎が固まっていないために標準的な問題を取りこぼし、難問を解いても本来身につけるべきものが身につかないのです。
例えば、数学で『基礎問題精講』や『青チャート』のコンパス4以下のレベルの問題は全て見た瞬間解法が思い浮かびますか?
『システム英単語』や『ターゲット1900』の単語は意味が即答できますか?『大岩のいちばんはじめの英文法』に載っているような内容は何も見ずに説明できますか?
共通テストで85%を下回っている科目はもれなく基礎不足と思っていいです。
基礎を固めるためにすべき勉強とは?
英語
英語の基礎は、単語・熟語と文法です。
単語については『システム英単語』『ターゲット1900』『必携英単語LEAP』の中から1冊、一語一訳が即答できるまで完璧にしましょう。
文法については、まずは『大岩のいちばんはじめの英文法』や『関正生の英文法ポラリス1』の内容について、何も見ずに説明できるようになりましょう。また、英文解釈の勉強として、『動画で分かる英文法 読解入門編』や『肘井学の読解のための英文法』の内容が身についているかは確認したいところです。
数学
数学の基礎は、概念理解と基本問題の解法習得です。
微分とは何かなど、そもそも概念が理解できていない場合は、『入門問題精講』で固めましょう。理解に苦戦する場合は、『やさしい高校数学』など講義系の参考書を活用すると良いです。
基本問題の解法習得については、『基礎問題精講』などで、問題を見た瞬間解法が思い浮かぶようにしましょう。ここで重要なのは、その解法を採用する理由まで説明できるようになることです。
理科
理科については、英語や数学の基礎が固まっていない場合には英数を優先せざるを得ません。逆に言えば、春のうちに英数の基礎を固めることが重要です。
理科の基礎が固まっていない人は、現役時代英数に追われてそもそも時間をかけられていないために概念理解が不完全である場合が多いです。本当に基礎の基礎から見直していきましょう。
勉強法で悩んでいる人は武田塾医進館大阪校へ!
受験勉強で悩んでいるという人は、ぜひ武田塾医進館大阪校へお越しください。武田塾医進館では、生徒一人ひとりのレベルに合わせた指導を行っています。生徒一人ではなかなか気が付くことができない課題を講師が見つけ、その生徒に必要な対策を練ることができます。
入塾していない生徒も対象に、医学部受験に関する疑問や質問をスタッフに相談できる無料相談会を実施しています。医学部受験全体についての疑問にお答えしているので、気になる方はぜひ一度無料相談会にお申し込みください。