こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩2分
[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。
今回はそんな講師の中でも奈良県立医科大学に在学している先生に実際の大学生活について聞いてみました!
入学に至るまでの受験勉強についても聞いてみたので、ぜひ読んでみてください♪
奈良県立医科大学医学部 基本情報
奈良県立医科大学は、奈良県橿原市にあり、奈良県立医科大学附属病院に併設しています。
近鉄の大和八木駅から徒歩約15分です。
最寄り駅である大和八木駅からは、大阪のなんばまで約30分、梅田まで1時間弱で行くことができます。
この大学の入試方式は独特で、一般入試は前期22人に対し、後期で53人とっています。
また、令和5年度入試から、一般の前期試験では二次試験での筆記試験を廃止し、共通テスト+小論文+面接で合否が決まるようになりました。
奈良県立医科大学はどんな雰囲気?
奈良県立医科大学は、関西色がすごく強く、学生の4割は奈良出身、4割は大阪出身のイメージです。
また、学部が医学部医学科と医学部看護学科の2つしかなく、全員で1学年200人(医学科120人、看護科80人)ほどしかいないので、学年のみんなと知り合うことが出来ます。
また、いろいろな入試方式があることにより多種多様な学生が集まるので、今まで出会うことのなかったような人たちと関わることが出来ます!
後期入試組が多いからか、奈良県立医大のことを好きな学生は少ないように感じます(笑)学生たちはすごく仲がいいです!
部活動に熱心な人も多く、学年のほぼ全員が何かしらの部活動に所属しています。
奈良県立医科大学ではこんな事ができる!
奈良県立医大では、2年次にリサーチ・クラークシップという活動があります。
これは、学年の全員がそれぞれ希望した全国or海外の医学部の研究室に約3か月間配属され、研究が出来るというプログラムになっています。
学生のうちから研究に携わることが出来る環境は、とてもいいことだと思います。
また、奈良県立医大では部活動が盛んで、毎年、夏の大会(西医体)のために多くの人が髪の毛を派手色にしています。
そして、ほとんどの人がアルバイトもしています。
「医学部の勉強もして部活もして、アルバイトなんてできるの?」と心配になる方もいるかもしれません。
しかし心配いりません。
医学部の勉強はテスト直前に膨大な量を勉強する人が大半で、普段の生活で勉強することはあまりありません(個人差あり、学年による)
また、部活動も週に2、3回の部活がほとんどですので、そこまでしんどくはないです。
奈良医大では、医学部の勉強以外にもいろいろなことにチャレンジできます。
課外活動について
奈良医大の課外活動は主に部活動です。
奈良医大には体育館が一つ、グラウンドが一つ、テニスコートが3面ほど、そしてプールが1つあります。
様々な部活動があり、週に2、3回ずつ、場所を分け合って活動しています。
1回の活動で3時間ほどの部活が多いです。
私は男子バレーボール部に所属しており、週に3回、そしてたまに日曜日に試合などが入っています。
部活動のおかげで縦のつながりも強く、先輩からいろんな情報や教材がもらえたりもします!
テスト期間中の部活はしんどいですが、逆に踏ん張り時はテスト期間だけです!
文武両道をモットーに、勉強もスポーツも頑張りましょう!
入学してから苦労したことは?
私が苦労したことは、「出席」ですね…!!
奈良医大は出席確認が年々厳しくなってきていて、今やほとんどの授業に出席しないと、無事に進級することができません。
授業は週に20コマ、毎日9時から16時まで授業があるので、高校生活とあまり変わりませんが、他の大学と比べるとやはり大変なようです。
特に、毎朝9時の授業に間に合わなければならないのがすごく大変です。
また、1年のテストは教養科目だけだったので難なく乗り越えられましたが、2年から基礎医学の授業が始まるので、テストの大変さが格段に跳ね上がります。
2年からは「出席」と「テスト」の両方を頑張らなければならないので、さらに苦労することになるでしょう。
入学前とのギャップは?
入学前は、医学生は勉強が大変で、毎日勉強しなければならないことになると思っていました。
しかし、1年生で実際に勉強したのは週に1回(英語の単語テストのため)くらいで、テスト期間も3日前からぼちぼち勉強に取り組む程度で済みました。
先輩によると、2回生以降も、テスト前の勉強量が尋常ではないだけで、普段から勉強する必要はないそうです。
医学部に入って良かったこと
周りのレベルが非常に高く、勤勉な人ばかりの環境にすごく感謝しています。
医学部のみんなと医学の勉強や実習を重ねていくと、本当に医者になるんだなという自覚が芽生えてきて、医者として人々を助ける覚悟もできてきました。
また、医学部医学科というだけでいろんな方面から尊敬されたり、贔屓してもらえることがあります。
それだけ医者という職業は大変で、責任が伴う仕事なのだなという覚悟に繋がっています。
また、普段から忙しい生活を送っているので、生活が不摂生になりにくいです。
大学生といえば授業が少なく朝まで遊んだり飲みまくったり、、というイメージがありますが、医学生は基本的に忙しいのでそのような不摂生をする暇がなく、健康で平和な大学生活を送ることが出来ます。
(かといって遊ぶ暇が全くないわけではなく、週末などをうまく活用すれば普通に遊べます!)
奈良県立医科大学を選んだ理由は?
私は、結局医者になれればよいと思っていたので、どこの大学に特別行きたいなどはありませんでした。
その中で、自分の求める条件に当てはまる大学を探した結果、奈良県立医科大学になりました。
私が考慮したのは、「合格可能性」、「立地」の2つです。(都会に近い田舎が好きだったので(笑))
医学部だったら特に大学に拘りがないという人は、立地を考えてみると良いと思います。
特に、都会への行きやすさ、帰省のしやすさ、物価・家賃などが検討事項だと思います。
受験勉強中に気を付けたこと・特に頑張ったこと
受験勉強を始めたのが高3の6月だったので、一般的には遅めのスタートでした。
そんな中現役で医学部医学科に合格するために、「いかに自分にとって効率の良い勉強をするか」と、「いかに長時間勉強するか」を意識して勉強しました。
量と質のどちらも最大にすれば、勉強の成果も最大になると思ったからです(単純ですが)。
そのために、自分よりも賢い人たちの勉強法をたくさん聞いて、いろいろ試して、自分に合うものを見つけていきました。
また、寝る時間以外はほぼすべて勉強していました。内職は当然として、その上、マナーは悪いですが、食事中や、入浴中も勉強していました。
また、得意科目を作ることも非常に大切だと思います。私の得意科目は物理で、一番勉強したのも物理です。
その結果、物理で、一次試験、二次試験共に9割5分を超える得点をしました。
受験生に向けてのメッセージ
大学受験は、本番で点を取らなければ、むなしくも何の意味もありません。
ですので、普段から本番で実力を出すための対策をしておくことが最重要です。
例えば、模試のたびに本番を想定して、睡眠の時間や、前日に復習するまとめ、摂取する食べ物などを決めておきましょう。
私は大学受験とスポーツは何ら変わらないと思っているので、スポーツ選手の試合直前ルーティーンのように、本番で最高のパフォーマンスをするための準備を怠らないようにしましょう。
緊張で本番うまくいかないようなケースは、ルーティーンを決めておくことで自信に繋がり、緊張によるデバフも大幅に軽減されると思います。
普段の勉強の実力を上げるためのアドバイスは、他の先生たちが書いたものを参考にして下さい!
入試本番で力が出せるように、今からでも準備を進めていきましょう!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
自宅での学習法、受験への悩み、科目の相談……
果ては、進学するかどうか悩んでいるというお悩みまで。
どんなことでも、お気軽にご相談ください。
多くの方とお話しできることを楽しみにしております。
逆転合格専門 医学部予備校【武田塾医進館大阪校】
〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1丁目4-14
芝田町ビル 4階
(阪急梅田駅より徒歩3分)
(大阪メトロ梅田駅より徒歩8分)
(JR大阪駅より徒歩10分)
Tel : 06-6486-9331
Mail: i_osaka@takeda.tv