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［医歯薬獣医］医系専門
武田塾医進館大阪校です。
過去問に手を付けている受験生はかなり多いと思いますが、皆さんは過去問演習の丸つけを正しく行えているでしょうか？
実は丸つけのやり方を少し工夫するだけで効率的な復習が行えるようになります！
今回は、逆転合格の丸付け法について紹介します！
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください！
丸つけの分類法！
一般的に丸つけは正解と不正解の２つに分類できると考えられます。
しかし今回は正解か不正解かの他に、根拠アリかナシかという要素を含めた4つに分類した丸つけを紹介します！
4つの分類は以下の表のように分かれます。
| 正解 | 不正解 | |
| 根拠アリ | 〇 | □ |
| 根拠ナシ | △ | × |
「正解」で「根拠アリ」だった場合は〇を付けてください。
注意しなければならないのは「正解」で「根拠ナシ」、つまりたまたま正解していただけの場合です！
例え正解でも、根拠ナシであれば△を付けてください。
「根拠アリ」でも「不正解」になる場合もあります。この場合は□を付けてください。
「不正解」で「根拠ナシ」の場合は間違えて当然の問題なので、×を付けてください。
一般的に、70％正答している受験生は、これらの割合が、
| 正解 | 不正解 | |
| 根拠アリ | 〇:50% | □:10% |
| 根拠ナシ | △:20％ | ×:20％ |
くらいになっていると思います。
過去問演習で70％取れているにも関わらず、志望校に落ちてしまう受験生というのは、△のたまたま当たっていた部分が本番ではアンラッキーで不正解となり、合格点に届かなかったというケースが多いです。
自分の実力は〇がついた部分であるとしっかり認識し、70％取れていたとしても本当は50％の可能性もあったということを受け止めることが大切です！
また、□の部分は、根拠が説明できるということから、理解は出来ているが、正答出来なかったという部分です。
この部分が正答出来ていれば、80％取れていた可能性もあったということです！
過去問演習で70％～80％取れたとしても、自分の解答をしっかりと分析してください！
そして、根拠のある正解を増やすことが合格へと繋がります！
当てはまったら危険！？ヤバいタイプの例
過去問演習で以下の表のような得点の構成になっていれば要注意です！
| 正解 | 不正解 | |
| 根拠アリ | 〇:30% | □:10% |
| 根拠ナシ | △:40% | ×:20％ |
表面上は70％得点出来ているように見えますが、たまたま正解している△の部分が40％と、ラッキーで得点出来ている部分がかなり多いです！
模試の判定が低いが、過去問で7～8割取れるといった人は実はこのパターンかもしれません！
根拠のない正解がどのくらいあるのかをしっかりと意識して解答解説を見ることが重要です！
逆転合格しやすいパターン！
過去問演習において以下のような得点の構成であれば、逆転合格しやすいパターンです！
| 正解 | 不正解 | |
| 根拠アリ | 〇:30% | □:30% |
| 根拠ナシ | △:20% | ×:10% |
表を見ると、□の割合が大きいことが分かります。
つまり、自分が今まで参考書で学んできた知識はあるが、正解が出来ないといった部分が全体の30％を占めるということです！
この30％を〇にもっていくことが出来れば、逆転合格の可能性がぐっと上がります！
□の割合が大きい受験生は、知識はあるものの、アウトプットに慣れていないといった場合が多いです！
過去問演習とは、□を〇にする作業と言えるでしょう！
□を〇にすることが逆転合格の秘訣
□を〇にするためには、問題演習をやり込むことはもちろんですが、アウトプットの際の知識の入れ直しも重要なことです！
「ある問題は解けたが、同じ知識を使った別の問題は解けなかった」といったように問題の聞かれ方で解けないといったケースは多いと思います。
どんな問題にも対応できるように過去問演習をしっかりと行い、得点に繋げるようにしましょう！
□を〇にすることが逆転合格の秘訣です！
受験直前期になると、過去問演習の中の△と×の部分、つまり前提となる知識が分からなかった問題の理解に時間を割く受験生が多くなります。
しかし、これはかなり燃費の悪い勉強法になります。
□の割合が大きい受験生は、□を〇にすることが最も効率的な点数の取り方であると言えるでしょう！
問題の取捨選択をして根拠のある解答を増やし、着実に70％を超えることを目標としましょう！
まとめ
〇つけを4分類することで、自分の解答をより詳しく分析することができ、問題への向き合い方が判断できるようになります！
志望校の過去問には、特に難関大学になってくると上位合格者でも解けないような難問が出てきたりします。
直前期の貴重な時間をこのような問題に割くよりは、自分の持っている知識でどうにかなりそうな問題を解く方が効率的です！
もちろん、志望校の過去問だけでなく、共通テスト対策にも使える方法でもあるので、ぜひ活用してみてください！
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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