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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医進館大阪校では
現役の大学生の講師による特訓を実施しています。
厳しい大学受験を勝ち抜いてきたからこそ、直近のリアルな経験に基づいた指導が可能です。
今回はそんな講師に共通テスト対策について聞いてみました🎤
マネできる勉強の裏ワザがあるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください!
共通テスト対策はいつから始めた?
自分の第一志望は国公立志望であり、配点が2次試験の方が大きかったのもあって、「共通テストのための」勉強を開始したのは、11月後半に入ってからでした。
一部の科目を除いて、基本的には2次試験に向けた勉強をすることで共通テストの対策にもなっていると考えていたので、それまでは2次試験の対策を重点的にしていました。
二次試験に出ない科目の勉強について
国語
現代文
解答根拠を明確にして再現性の高い解き方を身に着けるように心がけていました。
特に文学的文章の場合はフィーリングに頼って読みがちだったので、できるだけそれをなくせるように練習しました。
古文
自分は古典が苦手だったので、覚えれば解ける問題を確実にできるように心がけていました。
動詞、助動詞や古文単語などの暗記分野を地道に覚えることで、確実に解ける問題が増えました。
また、それによって内容理解も少しずつできるようになりました。
漢文
古文同様、暗記分野を徹底的に固めました。
自分は特に句形を覚えることに時間を割いていました。
漢文は国語の中で勉強したことが一番成績に表れやすい分野だと思うので、国語の中でも特に力を入れました。
社会
自分は地理選択だったので、ものを覚えるときに必ず地図と関連付けて覚えるようにしていました。
例えば、気候区分を覚えるとき、地図上ではそれぞれの気候がどのような分布になっているかをセットで覚えていました。
そうすることで、暗記がしやすくなっただけでなく、問題を解くときに答えを導き出すための選択肢が格段に増えました。
リスニング(英語)
自分の受けた大学では、リスニングの配点が約1%ほどしかなく、優先順位が極めて低かったため、短期間で結果の出る基礎的な問題(最初のほうに出てくる問題)に絞って練習していました。
ただし、音読やシャドーイングは、リーディングや2次試験の長文問題にも役立つため、積極的に行いました。
センター試験の過去問は活用した?
積極的に活用しました。
ただ、現在の共通テストとは傾向が異なる部分もあるため、あくまでも「簡単な問題を素早く、正確に解く」形式のテストに順応するための訓練として、結果に一喜一憂することがないように取り組んでいました。
お気に入りの参考書は?
「地理Bの点数が面白いほど取れる本」(瀬川聡)
地理のインプットはこの1冊で完結できました。2次試験に地理がないので共通テストに必要な最低限の知識を得るためにこの参考書を選びました。図が多く、解説もわかりやすいので、効率的に地理の勉強を進められました。
東大英単語熟語鉄壁(鉄緑会)
名前に東大と付いていますが、東大志望でなくてもやる価値は十分にあると思います。この単語帳の特徴は、それぞれの単語に、その単語の派生語や、類義語、対義語がたくさん載っていることです。そのため、1つの単語を覚えると同時にたくさんの知識を得ることができますし、お互いを関連付けて覚えられるため、忘れにくいと思います。また、単語のイメージをつかみやすいように、イラストがたくさん入っています。そこも、自分がこの参考書を気に入っている理由の1つです。
やさしい理系数学(三ツ矢和弘)
この問題集は、共通テストのための問題集というわけではないのですが、根本の数学力を鍛えるのに役立ちました。この問題集は、他の問題集に比べて、載っている別解の数が多いです。そのため、問題を正解したとしても、「そんな見方もあったのか」といった発見がとても多く、いろいろな角度から問題を考える力が付きました。ただし、「やさしい」という名前ですが基礎的な問題集というわけではないことには注意が必要です。
共通テスト総合問題集シリーズ(河合塾)
所謂黒本です。本番直前の練習として使用していました。この本は過去の河合塾の全統模試をそのまま収録したものです。実施時のデータも載っているため、自分がその回の全統模試を受けていたならどのくらいの偏差値だったのかも知ることができます。河合塾の全統マーク模試は日本で最も受験者が多い模試といわれており、その偏差値はかなり正確であるといえるでしょう。
試験本番で気を付けていた事
数学や地理で、誤って「数学Ⅰ」や「地理A」を解かないように細心の注意を払っていました。
それさえできれば、2次試験で取り返せばいいだけなので失敗してもいいし、全国的でみんなが知っているような共通テストを今年は自分が誰よりも早く解けることを楽しもうといった、できるだけ軽い気持ちで本番に臨むようにしていました。
受験生へのアドバイス
実は、自分は共通テスト本番の1日目、乗る電車を間違えて、遅刻してしまいました。
間違えてしまったと気づいたときにはどうしようかと思いましたが、いざテストが始まると、自分に自信があったおかげで、動揺せずにいつも通りの力を発揮することができました。
今までたくさん勉強してきた経験があったおかげで、トラブルが起きても「この程度ならなんとかなる」といった自分への信頼を身につけることが出来たのだと思います。
試験本番で自分の力を100%発揮するために必要なのはこういった自信とメンタルだと思います。
受験勉強は単に成績を上げるためのものではなく、それを培うためのものでもあると自分の経験から感じたので、成績が思うように伸びなくてもぜひ最後まで諦めずに頑張ってほしいです。
今回の記事は数学・英語・化学・物理担当のS先生に書いていただきました!
ありがとうございました!!
受験勉強を始める前に
ここまで、実際の受験期を振り返って先生に書いていただきましたが、いかがだったでしょうか?
実際に合格を勝ち取った経験談としては参考になる点も多かったのではないでしょうか。
とはいえ、いざ自分の状況に置き換えてみた時に、
何から始めて良いかわからない
目標も漠然としていてわからない
という人がほとんどだと思います。
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やみくもに勉強を始めるのではなく、まずは自分の立ち位置を理解し、目標までにやるべき事を整理しましょう!
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