こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
皆さんはしっかりと過去問を確認していますか?
過去問は志望校に合格する為の、最も役に立つツールの一つです。
そこで、今回は志望校の過去問の見方・立てるべき戦略について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
解答形式をチェック
私立大学の場合は特に、記述式かマーク式に分かれている場合、科目によって一部だけマーク式である場合など、解答形式もチェックしておきましょう。
マーク式だと何となく気持ちが楽に感じるかもしれませんが、部分点が狙えない分、正確さが問われます。
記述式の場合は相手に伝わるように分かりやすく読みやすい数式や文章を限られた時間内で書き上げる必要があります。
場合によっては答えが合っていたとしても、導き出す過程が滅茶苦茶だと点数をつけてもらえない可能性もあります。
英語のチェックポイント
英単語のレベル
『システム英単語』や『英単語ターゲット1900』が終わって2冊目に突入したいと考えている人も少なくないのではないでしょうか。
もっとレベルの高い単語帳をやるべきか否かの基準として、まず過去問を見てみると良いです!
『シス単』や『ターゲット』が完璧に頭に入っている状態でまず志望校の過去問を解いてみて、そこでまだ語彙が足りないと感じた時は単語帳を追加して良いと思います。
しかし、問題文の注釈で説明がついている場合もあり、『シス単』や『ターゲット』レベルの単語で対応出来るといったパターンもあるので、その時は無理に単語帳を追加する必要はありません!
大学によっては、『シス単』や『ターゲット』が完全に終わっていない状態でも対応できる場合もあるので、志望する大学のレベルで完成度を変えて本当に必要な対策を戦略的に行いましょう!
基本的に、『シス単』や『ターゲット』に記載されている単語である程度の大学の長文の語彙には対応できます。
これらの単語帳を完璧にした状態でも長文が読めないのであれば、それは単語以外の別の要因があるはずです。
もちろん、分からない単語は長文ごとに出てくることもあるでしょう。
しかし、その単語の意味を知らなくても解ける想定の単語であるという事も問題構成によってはあるので、そうした点に注意してください。
英文法の出題割合
ほとんどの大学の英語の問題は、長文主体の問題構成です。
しかし、文法の出題割合が高い大学もあります!
まずは過去問を調べて、文法の問題がどのくらいの割合で出題されているのかを確認するようにしましょう!
もちろん、長文でも文法の問題は出題されますが、文法単体の問題が出題される場合、重点的な対策をしなければそこで差をつけられる部分でもあります。
文法問題は知識で点数を取ることが出来る稼ぎどころでもあるので、文法が単独で出る場合はしっかりと点数を取りきるための対策をしましょう!
また、注意点として、第一志望の大学で文法問題が出題されなくても、第二志望以降の大学で出る場合があるため、しっかりと第二志望以降の大学の過去問もチェックするようにして下さい!
長文は英文解釈型か内容理解型か
下線部和訳問題や内容説明問題が中心の大学は、基本的に英文解釈の力が求められています!
つまり、英文解釈型の問題が出題される大学では、精読力を高める対策が必須となります。
精読力を高めるためには、英文解釈の対策を重点的に行う必要があります!
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大学編』や『基礎英文解釈の技術100』など、英文解釈系の参考書で対策をしたほうが良いケースも多いので、英文解釈がどのくらい必要かを過去問から見定めましょう。
内容理解型はどのような問題かというと、選択肢やマーク形式で内容一致問題が多かったりすると、正確な解釈よりも文章の内容理解の方が重要となります!
文章の内容を正確に掴むには、英文解釈を行うよりも、長文演習の比重を高めた方が良いです!
例えば、テーマ力を高めると、どんな文章が来たとしてもすんなりと内容が取りやすくなるなど、内容を理解するための対策が効いてくるパターンとなります。
英作文にかける比重
同じ英作文でも、マーク式の整序問題である場合、英文和訳を記述する場合、自分の考えを1から記述する場合ではそれぞれ対策にかける時間と労力と方法が異なります。
英文和訳、自由英作は後回しになりがちですが、意外と配点が多い場合もありますので、早めに時間をとってしっかり対策しておきましょう。
整序問題は熟語の知識が侮れません。整序問題に特化した問題集で練習しておくことも必要です。
数学・理科のチェックポイント
数学:数Ⅲの出題割合
私立の理系の場合、まず過去問を見るようにして下さい!
私立の理系では共通テストがいらない事が多く、数学Ⅲの重要度が高い場合が多いです。
過去問で傾向を把握し、早めの対策をしましょう!
数学Ⅲは数学ⅠA・ⅡBの知識が前提になっている部分が多く、対策が間に合わないといった生徒も多いです。
数学は基礎は必須の部分なので、『基礎問題精講』をⅠA・ⅡB・Ⅲまでをしっかりと完成させましょう。
次に入試レベルの演習をする場合は数学Ⅲを優先して良いです!
武田塾医進館が推奨している数学の参考書ルートにおいて、『基礎問題精講』の次に『数学Ⅲ重要事項完全習得編』という参考書がありますが、それをⅠA・ⅡBの『文系の数学重要事項完全習得編』より先に行い、先に数学Ⅲの演習に入ると良いでしょう。
事前に数学Ⅲで得意分野を作ることで優先度の高い問題の攻略が可能になります!
本当に対策が必要な部分が対策出来なくなるリスクを減らせることと、そこまでやらなくても良い部分を省けるという点で逆転合格を目指す場合は絶対に必要な思考となります!
国立の理系でも同じことが言えて、まずは基礎を完璧にすることが重要です。次に過去問から出題傾向を掴んで対策を行う必要があります!
理科:論述・描図・考察・計算の出題割合
記述式の場合、論述を求める問題を出してくることもよくあります。
こういった問題には普段から言葉の定義や現象を正しく説明できるように練習する必要があります。
また、生物においては描図を求められることもあります。図録や教科書の図を注意して見ておきましょう。
描図や記述については学校や塾の先生にきちんと添削してもらうことも重要です。
考察問題は時間を取られることを想定し、他の問題を素早く片付けるなど時間的な戦略が必要です。
化学、物理、生物どの科目も計算問題を多く出す、重めの考察問題が必ずある、などの傾向があります。
過去問を見て、志望校の出題傾向をしっかり見定めておきましょう。
※医学部については化学で言うと高分子、物理で言うと原子と、教科書の後ろの方にある分野はよく出ます。出題範囲の傾向を見るのも一つですが、出題形式をしっかり見ておくことも大事なポイントです。
まとめ
いくつか確認すべき点をお伝えしましたが、これは過去問から分かる一部の事でしかありません。
もしまだ過去問を確認していないのであれば、今すぐに過去問を確認するようにしてください!
過去問から出題傾向を知ることで受験の戦略は大きく変わってきます!
出題傾向を掴み、戦略的な受験勉強が出来るように、過去問をしっかりと分析してください!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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