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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回のテーマは
古文が驚くほどわかるようになる勉強法5選
です!
こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
古文が驚くほどわかるようになる勉強法5選
とりあえず本文を3周読んでみましょう。
皆さんは古文の勉強をする時、いきなり本文を読みながら問題を解いてませんか?これは絶対にやめてください。
古文が得意な人でも1周目で内容を把握しながら同時に問題を解くというのはかなり難しいです。
まずは1周をさらっと数分で読みましょう。
だいたいの内容を把握していますが、もちろんそれでは細かい部分は全然わかりません。
なので2周目から読みながら解いていきます。
もし2周目もあまり理解ができていなければ、2周目もまた読んで3周目から解いていきましょう。
このやり方は時間がかかりすぎるので本番では使えません。
ただ普段の練習は頑張って3周読んでみましょう。
古文が苦手な人の傾向として、途中で少しでもわからない単語がでてきたり文脈が追えなくなると、途中で諦めてしまうということが挙げられます。
英語でも同じく、わからない単語や難しい構文が出てくる事もありますが、多少飛ばしながらも文脈を取ろうとしませんか?
最後まで読んでみると、はじめの方にあった意味の分からなかった文が、もしかしたらこういう意味だったんじゃないか、と推測できることもありますよね。
古文も同様に全体を読んではじめて理解できることもあります。
無理して1周目で問題を解こうとしても、全体像が理解できていなければ解けません。
だから苦手な人はまずは3周、我慢して読んでみてください。
わかる部分だけつなげていけば、ストーリーがつかめることもあります!
人物関係図を作ろう
古文が苦手な人の特徴として、登場人物の情報や注意書きをさらっと読んでしまいがちです。
外国の映画見ていると、誰が誰だかわからない状態でストーリーが進んでいくことがありませんか?
古文でも同じ現象が起きやすいです。
登場人物の仕事や役職、「AはBの友人」といった設定、敵味方がわかると物語はしっくり入ってきます。
人物が出て来たら、1回立ち止まりましょう。
登場人物に関する内容は注意書きに書いてあるパターンもあれば、文章中に説明がついてるパターンもあります。
整理しながら読み進めましょう。
おすすめは人物が出てくるたびに相関図を空きスペースを使って書くことです。
AとBは兄弟で、BはCの夫で…といった関係性を簡単にまとめた図を描いておくと、随分読みやすくなります。
人物が来たら立ち止まる
人物関係図を書く
また読み始める
何回も出てくる人物や、見た覚えのある人物が出てきたら人物関係図チェック
というように、つど確認をしながら読み進めましょう。
古文の問題で登場する人物は最大でも4、5人ですので、必ず全員しっかり把握しておきましょう。
これを怠ると頭の中で情景が浮かばず、流れを掴む事ができません。
また、人物相関図も書いてるのに情景が浮かばない場合は、文章の主語を補えられていない可能性があります。
まず誰が何をしたのかという事を掴んでいく練習をしましょう。
ストーリーを語れるようにしよう
解答を見て復習をする際、問題の解説ばかりに気を取られていませんか?
解き方云々ではなく、そもそも文章を読めていないということもあります。
ストーリーを把握できていたら、古文の文法問題以外はほぼ正当できるはずです。
従って古文において復習すべきことは問題の解き方やアプローチではなくて、文章の内容がちゃんと理解できていたかどうかということです。
そのためには先ほどのの人物関係図を整理し、誰がどの場面で何をしたのかを把握できるようにする必要があります。
文章のストーリーが語れるぐらいに場面設定を追いかけてください。
古文常識を知ろう
ただ、このような場面が浮かぶようになるためには、古文常識も知っておかなくてはいけません。
尚侍とは?女御とは?御息所とは?このような単語の意味を把握する必要があります。
単語として丸暗記するのではなく、漫画で勉強してみるとより具体的で忘れにくいです。
『源氏物語』を漫画化した『あさきゆめみし』や、『とりかえばや物語』を漫画化した『とりかえばや』などがあります。
これらの漫画はスイスイ読め、古文で出てくる時代の貴族の家や社会の風景、お坊さんのイメージ、宮中の雰囲気など、あらかじめ知っておくと脳内で映像化しやすくなります。
ただし、勉強と称して漫画を読むのに多くの時間を割く事はやめてくださいね!
省略を補う読み方を身につけよう
『や 』『などの古文の参考書にも書かれていることですが、 』
「なぜその主語が省略されてるのか」
「敬語の書き方から絶対この人は偉い人だろう」
のように、推測しながら省略を補っていくという読み方を身につけてください。
古文を読む時、つど立ち止まらず、理解・解釈をしないまま読んでいませんか?
主語がわからなかったら一度立ち止まりましょう。
「ここで急に主語が抜けているぞ」と思ったら「この動作は誰がしたのか」という事を考えなければいけません。
ほかにも、
「セリフが始まったぞ」
「このセリフは誰が誰に言った言葉なんだろう?」
「状況的にこの人がこの人に言ったセリフだな」
のように、1つずつ立ち止まりながら読んでいけば、理解をしながら文章を読む事ができます。
古文は省略が多いので、書いてあるものだけからは読み取れません。
何が省略されているのか1個1個考えて読むと古文のストーリーは頭に入ってきます。
最後に
基本的には古文単語や古典文法はあるものの、読み方さえ気をつければ、それだけで読める文もあります。
1題1題きちんとストーリーを言えるようになるまで読み込むということを意識してください。
文章のストーリーが言えないのに「問題の復習は4回しました!」といっても全く意味がありません。
まずは本文の内容を完璧に把握するところから古文の勉強を見直してください!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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