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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
数学の勉強の進め方として、『基礎問題精講』シリーズなどでインプットを終えた後、多くの場合アウトプットの為の演習に進むと思います。
このアウトプットこそ数学において最も重要な過程となりますが、ここで間違った方法で進めてしまうと数学の成績が伸び悩む原因となってしまいます。
そこで、今回は数学の最強のアウトプット法について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
数学のアウトプット法
数学のアウトプットでは、①解くとき ②解いた後にそれぞれ注意すべき点があります。
問題を解くときに気を付けること
集中して解く!考える時間を取る!
前提として問題を解く際はしっかりと時間を取って集中して問題を解ききるようにして下さい。
ながらで解いたりゆっくりダラダラとあまり集中できていない状態で解くのはNGです。
問題を見た時に気を付ける事として、少し難しい問題を演習し始めるときにとりあえずがむしゃらに解いたり計算していないか確認をしましょう。
最初の方の基礎的な問題はすぐに一手目も思いついて機械的に解く事が出来ますが、皆さんがこれから解く問題は一度では解けなかったり、すぐには解き方が思いつかない複雑な問題です。
なので、そのような問題を解く際には一度しっかりと自分の頭で考えることを習慣づけましょう!
具体的には、
「この問題は今までやった問題だとどれに近いだろうか」
「この後どうやって解けば問題を解ききれるだろうか」
といった解法の全体像を考えるという事です。
そして考える時には手を動かしながら考えるようにしましょう。
手を動かすというのは、がむしゃらに計算するという事ではなく、場合分けをしたり、実際に書き出して実験をしてみるという事です。
アウトプットの際は、インプットした内容をどう組み合わせて解くか、手を動かして実験をしてみるという事が大切です。
実験をしてみる
実験とは、分かりやすい例として確率や整数の問題が挙げられます。
問題を見た時に、具体的な数値をあてはめてみてどのような場合が当てはまるのか、どのような場合に分けられるかという事を書き出してみたり、分からない部分を文字で置いてみる等を実験と呼びます。
問題文とにらめっこしているだけだと絶対に解き方は浮かんできません!
問題の条件から何か糸口がつかめないか、というのは実際に手を動かしながら考えるというのが大事です。
解けない問題の対応について
解けない問題があった時の対応として、 どのくらい時間をかけてどのくらい粘るのかを決めておく必要があります。
入試は難しい問題に時間をかけて取り組むので、演習の段階で試行錯誤する事は重要です。
しかし、分からない問題に対して時間をかけすぎる事は時間の無駄になります。
全く解法が思いつかない問題に関しては、例えば解答の最初の1~2行目だけを確認して再チャレンジすることをオススメします。
ここで注意して欲しい点としては、再チャレンジで解けた問題を出来た扱いする事はNGです。
復習必須の問題としてきちんとチェックをつけるようにしましょう。
解いた後に気を付けること
ここから復習に入るのですが、よくありがちな行為として、問題を解いてそこで終わる、また間違えた問題も解答を写して終わるといった人がとても多いです。
復習の仕方で演習が身に付くか無駄になるかが変わってきます。
自力で解けなかった問題は必ずチェックをつけて後で解けるようにしておきましょう。
また、復習の際にはどこまでが合っていてどこからが間違っていたのかという事を明らかにしておきましょう。
その上で足りなかった考え方はこれだということを明確にしましょう。
例えば、今回はこの方程式を忘れていた、この条件を見落としていた、など色々あります。
これらをしっかりと言葉でメモしておきましょう。
数学の全ての問題は言葉で表すことが可能です。
数学が苦手な人は、分からなかった所、出来なかった所を解答を写して終わる事が多いですが、その際に意味が分からずに終わってしまうことが非常に多いです。
その式の裏にある考え方の背景を理解することが重要ですし、良い参考書ならば絶対にその部分が書いてあります。自分が出来なかった、分からなかった原因を数式でなく言葉で説明する練習をアウトプットの段階でできるようにしましょう!
そこから発展して、同じような問題が次出てきた時にどう対応すればよいのか、こういう時にはこの条件に着目したこの式を使うなど、そういった所までをしっかりと言葉で書くと数学の得点力が大きく伸びます。
数学は、①どのような場合に②どのような解き方を使うのかといった組み合わせで問題を解く事が出来ます。
そのため、解き方だけ覚えても、どんな問題の場合に使えるのかという事を分かっている必要があります。
2つをセットでその場で吸収するようにしましょう!
もちろん、演習の中で全く歯が立たない分野が出てくることもあります。
その時は、インプットで使っていた参考書に戻り、また基礎を復習するようにしましょう。
まとめ
数学のアウトプットでは、しっかりと時間を取って集中して問題を解ききるようにしましょう!
わからない問題は一度しっかりと自分で考えるようにし、もし解けなければ解けなかった理由を言葉で書く練習をすると、数学力がぐんと伸びます。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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