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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
夏休みが終わり模試ラッシュの2学期となっていますが、皆さんは模試の復習は出来ているでしょうか。今回は、
模試の正しい復習法
について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
模試は何のために受ける?
皆さんはそもそも模試を受ける意義を意識しながら模試に臨めているでしょうか。模試の意義としては、主に以下の3つが挙げられます。
①試験本番の疑似体験ができる
②受験生の中での自分の立ち位置が分かる
③自分に足りないものが明らかになる
①試験本番の疑似体験ができる
模試の意義として、本番の疑似体験が出来ることが挙げられます。
試験会場で自分の実力が100%発揮できるという事はまずありません。試験会場の緊張感、周囲の人、長い試験時間の連続などでなかなか本来の実力は発揮できないものです。
模試を受ける事で試験慣れができ、本番に自分の実力に近いものが出せるようになります。
また、休憩時間に何をすべきか、試験日の朝何をすべきか、昼食はどの程度食べるべきかなど、自分のコンディションの整え方を模索することも大切です。
共通テスト模試では試験後の自己採点も重要です。本番の共通テスト後にも自己採点を行い、その結果を使って志望校の合格可能性を計算してそれをもとに受験校を決める事になります。
自己採点が実際の点数とずれていると合格可能性が正しく計算できないため、望ましい出願ができなくなることになります。
自己採点を実際の点とぴったり一致させる練習も模試を通じて行いましょう。
②受験生の中での自分の立ち位置が分かる
模試結果が返ってくると、順位や志望校の判定を見ますよね。
志望校合格までに自分の上にどのくらい人がいるのか、つまりどのくらいの人数を自分は追い抜かさなければならないのかが見えてきます。
ただ、順位や判定は受験者層や模試の傾向によって変わるため、そこまで重視しなくても良いです。
一応目を通しておくという程度にしておきましょう。
③自分に足りないものが明らかになる
模試の意義として今の自分に足りないものが明らかになるというものがあります。各科目の自分の現状を捉え直す機会となり、今後の勉強計画を立て直す役に立ちます。
ただ、正しく模試の復習が出来ているかどうかで、模試で得るものがあるかどうかは大きく変わります。
正しい模試の復習法
模試から得るものを最大化するために、正しい模試の復習方法を身につけましょう。
模試で間違えた問題を出来るようにするための解き直しはおそらく多くの人が行っていると思いますが、それだけでは不十分です。
間違えた問題の解き直し自体は普段の参考書学習でもやっている事であり、これだけではわざわざ模試を受けた意味がありません。
模試の復習では今後の勉強計画に活かせるような振り返りが必要です。そのためには、自分が間違えた理由の分析、これまでの勉強法の振り返りをする必要があります。
間違えた理由の分析は、出来るだけ具体的に行いましょう。
例えば英語だと、長文が読めなかった、時間が足りなかった程度の振り返りでは不十分です。
長文が読めなかった理由を、単語力不足、熟語力不足、文法理解の不足、解釈力の不足、解釈速度の不足、段落ごとの内容把握の不足など、具体的なレベルまで掘り下げましょう。
そうすることで、じゃあ『ターゲット1900』を復習しよう、『速塾英熟語』を復習しよう、『大岩のいちばんはじめの英文法』を復習しよう、『Next Stage』を復習しよう、など、具体的にどの参考書にこれから取り組むべきかが見えてきます。
数学や理科であれば、この単元の知識が抜けている、この単元の理解が曖昧であるから、この参考書でその単元を復習しようといった具合です。
また、ケアレスミスの原因分析も重要です。ミスした、と軽く済ませるのではなく、何故ミスしたのかを分析しましょう。
そして、ケアレスミスをまとめた黒歴史ノートを作ることで、今後のミスを減らせるような取り組みをして行きましょう。
例えば、まだ微積分の計算に慣れていなくて、その結果ミスをしたのであれば、『合格る計算 数学III』といった参考書で計算練習をするという対策が取れます。最後の科目で疲れていたという理由なら、科目の合間の過ごし方を変えてみたり、普段から長時間集中する訓練をしてみたりといった対策がとれます。
まとめると、具体的に今後何をするべきかが明らかになるような模試の復習の仕方をすることが大切という事です。
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